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フェイルセーフだって言ってるのに [仕事 / 職場]

医療において予想された順調な結果ではなく、予想しなかった悪い結果があったとき、往々にしてミスだと疑われることがあります。前もって説明があってもあまり変わりはありません。ミスを認めないと、患者の命など何とも思っていないかのように詰(なじ)られることもあります。

私自身にも経験があります。ある医師がきわめて珍しい悪性腫瘍を見逃した症例です。一応何らかの腫瘍性疾患を疑い、細胞の検査をしようとはしたのです。でも、心疾患のため循環器科から、抗凝固療法の中断を断られ、出血の危険が多かったので断念したのでした。結局、そのまま2ヶ月ほど対症療法のみで経過観察をしていました。

患者が他の施設を受診し、そこから大学病院にありふれた良性腫瘍の疑いで紹介されました。その大学病院から抗凝固療法の中断を打診されると、度重なる要請を受けたせいでしょうか、今度は循環器科は中断を了承しました

そして細胞を検査したところ、きわめて珍しい悪性腫瘍と判明したのです。その後の精査ですでに全身転移が認められ、治療の甲斐なく亡くなりました。

立場上、私がご遺族と対面することになりました。ご遺族とは何回か話し合いがもたれ、精一杯の哀悼の意を伝え、残念な気持ちも伝えましたが、ミスを認めないことで信頼は得られませんでした。

ご遺族は裁判のことを考えて私がミスを認めないのだと思い、裁判にすることは決してしないから、本当の気持ちを天国の父に向かって述べてほしいと言いました。でも、ミスだと思わない私は最後までミスとは認めませんでした。

帰りのエレベーターの中で、ご遺族は事務員に次のように言ったそうです。
「担当の医師への恨みはもうないが、**(私)だけは絶対に許さない」。

たとえミスではなかったとしても、結果が悪いとき、医師だってつらいのです。
たとえばここから引用してみましょう。

 出産で母子が危険な状況になりえるのは、何も助産所だけではありません。医療体制の整った大病院でも、母子の命を救えない状況は起こり得ます。不可抗力としか言えないこともあり、たとえ出来る限りの医療を施しても全ての命を助けられるわけではありません。そんな時、産科医療従事者はとても落ち込みます。何度もシミュレーションしなおし、本当に助かる可能性がなかった症例だったのか何度も皆で話し合います。そして、ご遺族に対して力が及ばず申し訳ないという気持ちを持ちます。

 よそから「助けられなかったなんてミスがあったはずだ」と言われれば、手を尽くしても助けられないこともあるため反発することもありますが、ミスのあるなしではなく、携わった方を救えなかった時に無力感とともに申し訳なさが湧いてくるのが自然な感情だと思うのです。


私にも患者を救えなかった申し訳なさはあります。もちろん残念でもあります。
たとえミスだと認めなくても、その気持ちに違いはありません。

退職してから以前より血圧も安定するようになりましたが、夜中まで働かなくなったことだけではなく、恨まれるような役職でなくなったことも影響しているのでしょうね。


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コメント 891

いらっしゃいませ(笑)
m3の方にもいらしたのですね。
こちらの方が、おそらくアクセス数は多いと思いますよ。

病院内で死亡したら、全部病院の責任。
っていう事であれば、医療関係者はやってられないですよね。
それなら、医療費を上げるしか病院としては生き残れないですね。
by (2007-06-29 21:06) 

Dr. I さんにあやかって、こちらにも書くことにしました。
今までソネットにおいていたミラーサイトをこちらに移しただけなんですけどね。
本家に書いた記事の単なるコピーだと、使えないタグがあったり改行がめちゃくちゃになったりして、使い勝手は悪いですね。

アクセス数が増えることを期待して、多少のことは我慢しましょう。
これからもよろしくお願いします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 疑ってもいいと疑うべきの間
DATE: 07/23/2007 22:27:46
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2007-06-29 22:29) 

初めまして。
 先生のブログ大変勉強になります。

 <咽頭周囲の腫れや、同じ医師が気管内挿管を行ったのに、なぜ2度目はうまくいかなかったのか、分からない。本来なら回復するのに>
 このコメントが医療ミスがあったのではないかと不信感を起こさせているのでは?
現場の状況や患者の状態も分かりませんが、再挿管は簡単なものだ、回復していたはずだと一般の方に誤解させるような印象をもちましたが。現場の先生方は状況に応じベストを尽くされたと思っております。
心筋梗塞後約2週間目、心機能も低下しており再梗塞にも注意が必要な時期、ましてや呼吸不全状態に陥っていた急性心筋梗塞、あまりにも院長として外を向きすぎている発言では?

麻酔専門家の先生から御意見が聞けるケースは少なく今後とも御指導のほど宜しくお願いいたします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 無罪では気に入らないか
DATE: 12/05/2008 06:09:01
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CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2007-07-01 12:24) 

S-chan さん、コメントありがとうございます。
分からないならただ単に調査中だと言えば良かったのでしょうね。メディアは言葉尻を捕まえて印象操作をしますから。
by (2007-07-01 13:27) 

リリー

私は乳腺かでしたが、
治療方針の説明を求めてもほとんど説明拒否の態度で、閉鎖的 不誠実なものでした。
この病院の体質なんですかね。
by リリー (2007-07-15 13:20) 

エビ

bamboo先生お疲れ様です。m3にもお邪魔してみました。
この方、世の医師と帝切の記述で傷ついた女性達に謝ってましたね。それはよかったと思います。
前のエントリーでお書き添えられてましたがbamboo先生は4人もお子様がいらっしゃるのですね!きっとお優しいお父様だと思います♪奥様はお幸せですね。エビはひとりぼっちなのでにぎやかな家族は憧れです(^-^)
by エビ (2007-07-15 21:05) 

リリーさん、コメントありがとうございます。
実際にどうであったのかは、当事者でない私には判断が付きませんが、信頼が置けないと感じたのであれば、他の病院に行った方が良いと思います。

特に乳線の場合、単純に医学的視点だけで治療方針を決めるのではなく、患者の希望も重要でしょうから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: これ以上死なないで
DATE: 11/22/2007 18:36:17
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2007-07-16 05:57) 

エビさん、こちらへもようこそ。

子供も末の子がもうすぐ大学院を卒業して、みんな社会人になります。熟年離婚されないように、家内にサービスをする毎日です。それだけに、自分が奥さんの立場だったら、と考えてしまうのですよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ホラー小説?
DATE: 07/09/2007 06:05:52
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2007-07-16 06:04) 

エビ

疑わしきは罰せずという原則、忙しくて新聞のヘッドラインだけ見る時もありますし、見出しの影響力は強いですね…。
周産期にお詳しい先生方はやる瀬ないお気持ちで裁判を見守られていると思います。
無罪の裁判を受けた者は、未決の抑留・拘禁または刑の執行を受けた場合に、その者または相続人は国に対して補償を請求できるという刑事補償法での補償額を調べました。原則として死刑で3000万円以内、抑留・拘禁は一日1000〜12500円以下だそうです。(ほかに国家賠償法で損害賠償を請求できるそうですが)あまりにも…と言葉を失いました。
被告となられた先生のお父様もお仕事が出来ない状況に立たされたと聞き知り、それこそお父様には何の罪もないのに社会的制裁を受けていらっしゃるの?と悲しい気持ちで御身を案じております。
by エビ (2007-07-24 07:46) 

おっしゃるように、毎日のはメチャクチャな記事ですね。
全く、意味不明です。(ある程度の想像はできますが...)

ただ、さらに不明な点がひとつ。
私は神経内科医ですので、胃瘻作成はできませんが、脳卒中などの高齢者を多く担当したので、胃瘻患者40〜50人くらいの主治医をしました。胃瘻交換は自分でできます。その経験からすると、不完全な交換の場合、腹壁膿瘍のような感じになることはあっても(私はやってませんが、若い先生が...)、腹膜炎になることはきわめて稀れだと思うのです。つまり、胃瘻を作ると、胃の外壁が腹腔内の壁側腹膜と局所的に癒着して(胃瘻の穴の周囲ですよ)、ちょっとやそっとでは、腹膜炎を起こすようなことはないはずなんですが.....。

なぜ腹膜炎が起ったんでしょうね? それがフシギ...
by (2007-07-25 02:22) 

Doctor Takechan (Doctor が付いていますのでさらに敬称は付けません)、コメントありがとうございます。

宇部日報の記事でも明らかではありませんが、カテ先が腹腔内に入ったのではないかと思います。今年の6月に新潟県の病院の事例が報道されていました。

カテ先が完全に腹腔内に入って、腹腔内に流動食を入れれば、さすがに腹膜炎になるのではないでしょうか。胃瘻の周りの皮膚に漏れただけなら、腹膜炎にまではならないような気がします。
by (2007-07-25 17:40) 

確かに支離滅裂ですね....。胃瘻のチューブ入れ替えの際に、腹腔内に先端が入り、栄養剤が注入されて重篤な腹膜炎を起こした症例を見たことがあります。

恐らく、同様の事態が起こったのでしょうね...。
by (2007-07-26 00:25) 

医療者に対する暴力、そして理不尽な要求...。これには、法的手段でキチンと対応することが必要だし、法曹もそれを認めてくれるということなのでしょう。報道による理不尽な暴力も、今後は裁かれるべきなのでしょうね...。
by (2007-07-26 00:29) 

saki

何故か胸のつかえがチョットだけ取れたような気がしました。本当はこんな事に爽快感を感じてしまう世の中って狂っているんですけどね。。つまらないコメント失礼しました!
by saki (2007-07-26 10:06) 

いなか小児科医さん、saki さん、コメントありがとうございます。

メディアの暴力も是非裁いて欲しいものですが、紫色の顔の友達を助けたい 先生の例を見ても、現実は厳しいようです。
by (2007-07-26 12:49) 

いなか小児科医先生、コメントありがとうございます。
共同通信の方でも、ほとんど中身のない記事を発見しました。
今日の午後は暇なので、それについても書こうと思います。
by (2007-07-26 12:53) 

100yearSOLITUDE

毎日新聞記者はミスも許されますね。このミスだとジャーナリスト停止2年(医師免許停止)とかジャーナリストの給料返上6ヶ月(保険医停止6ヶ月)とか、あるいは読者と示談にしますか。記事は正しいという期待権を裏切ったので、読者ひとりあたり1万円x読者数(1万人くらい?)。この上司(指導医)も同じかそれ以上の罪と罰でしょうけど。
by 100yearSOLITUDE (2007-07-26 13:35) 

100yearSOLITUDEさん、コメントありがとうございます。
医師には毎日の記事のデタラメさが分かりますが、一般の方々には分からないところがもどかしいです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 後出しじゃんけん勝ち目無し
DATE: 01/31/2012 17:58:15
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2007-07-26 13:50) 

エビ さん、コメントありがとうございます。
本当に、一刻も早く無罪を勝ち取って欲しいと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 祝・無罪判決
DATE: 03/28/2009 05:30:28
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2007-07-26 13:53) 

saki

詳しいことが解らないが、そりゃあ確かにミスが無かったとは言えないかも知れないが、でもこれって合併症でしょ!主治医が意識消失後にPTEを疑って血ガスを採ったりしていたのであれば避けられない事態だったということになるんじゃあないだろうか。それもしていなかったんだろうか???ミスってことはそうなのかなー?
by saki (2007-07-27 10:17) 

sakiさん、コメントありがとうございます。

この件で毎日新聞は次のように書いています。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&articleId=51333
>主治医のミスから、深部静脈血栓症による肺塞栓(そくせん)を起こして死亡したと発表した。

まるでミスによって肺塞栓が起きたと言わんばかりです。

共同通信は多少控えめです。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&articleId=51289
>入院していた松山市の80代の女性患者が死亡したのは、血栓が肺の血管に詰まる肺塞栓(そくせん)に対する必要な治療をしなかった医療ミスの可能性が高いと発表した。

肺塞栓そのものはミスのせいではないが、対応に問題があったという書き方です。実際に病院がそのような発表をしたのでしょうから、納得いかないとしても共同通信のせいではなく、トカゲのしっぽ切りで終わらせようとする病院上層部のせいでしょう。

やっぱり毎日には悪意を感じますね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 小児科医が大変かも
DATE: 10/23/2007 23:12:36
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2007-07-27 18:13) 

エビ

私のなどは記事だけ読むと「えー、破傷風ってお腹からも血がでるんだぁ。酸素ボンベってそんなにおっかないものなの?」と思ってしまいます…☆

また、治療を行った際に発生した事柄で「医師個人」の責任を問う体制はやはり改めるべきだと思います。設備や人員不足、医療費抑制政策による制度上の問題点がfactorともなっているからです。

潰瘍はストレスと関係があるのですね。父は潰瘍性大腸炎で亡くなりましたが、原因不明と言えどもやはりラブラブだった母を亡くしたのが原因なのかもと納得がいきました。

ところで、エビは最近感じるのですがbamboo先生の記事が最近ますます胆力と精彩を増され、平易な言葉で申し訳ありませんがノッてると思っています(^-^)/
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 死傷させた時?
DATE: 08/02/2008 10:33:37
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by エビ (2007-07-28 10:26) 

エビさん、いつもコメントありがとうございます。
実は、最近文体を少し変えました。
以前は多少作ったキャラの文体だったのですが、今は素直に書いています。
by (2007-07-28 13:52) 

エビ

速報見ながら単純にBEERがおいしかったですが…脳天気なエビでしたf^_^;
by エビ (2007-07-30 23:28) 

医療を良くするためには...
  やはり、衆議院選挙を待つしかないんでしょうね。

 今回は...安倍のやってきたことを考えると...
  私はほぼ妥当と思いました...。
by (2007-07-31 01:05) 

エビさん、Doctor Takechan 、コメントありがとうございます。

二大政党というのであれば、時には政権が交代して欲しいと思います。それなら好き勝手には出来ないでしょうから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 1600gの出血は致死量か
DATE: 07/07/2007 05:28:28
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CATEGORY: 医療事故
by (2007-07-31 21:29) 

私も、DVDが出るまで、ゆっくり待つ事にします。
これ、選挙前だったら、もっと良かったのになー。
by (2007-08-05 20:58) 

Dr. I さん、コメントありがとうございます。
実を言うと、映画館が全くないわけではないのです。
古い名画を上映する小さな映画館はあるのです。
でも、封切館はありません。
by (2007-08-05 21:39) 

Sickoはアメリカで上映中でした。北のコスモス先生のブログで観に行きますと言っていながら忘れていました。早速、行ってみます。
by (2007-08-06 22:40) 

Tai-chan さん、コメントありがとうございます。
観に行かれましたら、是非ご感想をお聞かせください。
by (2007-08-07 04:57) 

saki

金は使って初めてありがたみを感じられるもの。タダって、、、小さなときから病院なんてタダで当たり前という思想を植えつけることになりゃあしないだろうか心配だ!!
群馬県がDQN患者作成県になりませんように祈ってます。
by saki (2007-08-10 13:11) 

saki さん、コメントありがとうございます。

本当に医療に金を払うと損をしたような気がするようになるでしょうね。子供の時は些細なことで時間外に受診する。大人になれば、わずかばかりの金を払っただけで、些細なことでクレームをつけるようになる。恐ろしいことです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 遵法闘争の勧め
DATE: 02/10/2008 12:04:10
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2007-08-10 17:15) 

うちの州では上映期間を短くしたらしく週末行こうと思っていたら、なんともう終わっていました。政治的な力が働いたのでは?とう憶測をネット上でよんでいます。とほほ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 名誉回復への道
DATE: 08/01/2007 04:35:29
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2007-08-13 19:25) 

オオなんと、フィルムを没収しようとしたという話もあるくらいですから、政治的な力も働くかも知れませんね。
by (2007-08-13 22:10) 

エビ

bamboo先生、残暑お見舞い申し上げます♪麻酔の先生はいつでも引っ張り凧だと思いますがお体を大切になさって下さい。
いつもbamboo先生の川柳(一度まとめて読みたいくらいです)にウンウンとうなづくばかりです。
ホント、容疑の段階で決めつけ型のヘッドラインをつけて良いのでしょうか…。
by エビ (2007-08-16 23:22) 

エビさん、コメントありがとうございます。

最高気温が記録を更新したり、熱中症で何人も亡くなったりして、夏真っ盛りという状況なのに、もう残暑なんですね。
うちの病院にも何人も熱中症の患者が運ばれてきました。
by (2007-08-17 06:12) 

yamasato

理不尽な要求であったかどうかは、後遺症について患者に説明したかどうかによると思います。
知らなければ訴えるでしょう。なんでこんなちいさなつぶつぶが原因で麻痺するんだよという気持ちで。
抗ウイルス薬で簡単に直るイメージしか持ってませんでしたから。
by yamasato (2007-08-17 07:31) 

saki

【調べでは、患者の男性は2004年6月、別の医師による心臓のバイパス手術を受けたが、3日後に肺から漏れた空気が胸にたまる気胸を発症した。男性医師はエックス線を撮っただけで経過観察とし、適切な治療行為を怠った疑い。患者は発症の約15時間後に呼吸不全で死亡した。】

両側のpneumotraxを起こしたのでしょうか?でもドレナージもしていたわけだし・・。どう考えても原因は別にありそうな気がするのだが。。。通常は、とりあえず経過観察ということでほかに処置することもなさそうだし、医療過誤は無いような・・。この後の検証を知りたいですね!
by saki (2007-08-17 08:40) 

sakiさん、コメントありがとうございます。
何が起きたのか分かるような情報を得てから記事にすればいいのにと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 管制官も大変だ
DATE: 04/13/2008 07:32:26
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 旅行 / 宿
by (2007-08-17 21:37) 

yamasatoさん、コメントありがとうございます。
おそらく勘違いでしょうが、訴えたのは医師の方です。
患者は不当な要求を繰り返したのです。

たとえ無知や誤解が原因だとしても、不当な要求を繰り返せば賠償責任が生じると言うことでしょう。実際には説明していると思いますけどね。
by (2007-08-17 21:47) 

yamasato

訴えられるのは医師と、メディアに刷り込まれていたようです。失礼しました。
この件に関しては、患者側の行動がおかしいのは確かです。

ただ、昔いた職場でこの症状が出た人が、もし後遺症が発生して訴訟したらどうなったのだろうかと思ったのです。

医師からどういう説明があったか聞いてみたら、薬で完全に治るとしか言わなかったそうです。
発症位置から考えられる後遺症を説明したら、そういう大事なことを言わない医師など二度と信用しないと怒ってました。

説明責任を果たしてない場合は医師が負け、果たしている場合は患者が負けるという結果が出るのであればいいのですが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 映画「シッコ」
DATE: 04/11/2008 12:45:00
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 映画 / 音楽 / 読書
by yamasato (2007-08-19 05:23) 

saki

ほんとに辞めたくなりますね・・・。

情けなくって、生きているのがつらくなってくる。。
言いたかないけど、何で世の中ってこんな無責任なバカばかりなのかって思ってしまう。
これって、当然原告に弁護士がいるわけでしょう?
弁護士の本当の仕事ってなんなんだろう?
結果にかかわらず収入は保証されているわけですからね。
こういうのを悪徳弁護士って言うんでしょうかネ。

病院の食事が悪くって大腸癌になったとでも言い出しそう・・・。
by saki (2007-08-23 09:22) 

エビ

banboo先生ー、いつもの我らがリスペクトな所でエビは泣いておりました。bamboo先生が現れて下さって、一陣の風が吹いたような清涼感にホッと致しました…。

さて本題のbamboo先生の、CTで解るならお尻のカメラしないというご説明でまた、納得しました。苦しいお尻の検査をしないと発見出来ないんですよね。父も生前、検査終えて帰宅したら普段は優しくていっぱい話すのに、あまり構ってくれませんでしたもの…。
by エビ (2007-08-23 10:50) 

saki さん、エビさん、コメントありがとうございます。
ちょっと家内(非医療者)にも聞いてみたのですが、医療を受けていれば、何でも分かって貰えるというのは多くの素人の共通認識のようです。

「医者にかかっているから検診受けなくていい」と言う認識は実際にあるそうで、ちょっと考えさせられました。

エビさんにはもう一言。
攻撃的な人はネット上にいっぱいいます。
でも、たいていは弱虫で、強がってはいますが、打たれ弱い人が多いです。
きっとエビさんの方が強いと思いますよ。
泣いたりせず、笑ってやってください。
by (2007-08-23 17:11) 

エビ

bamboo先生、ありがとうございます。

エビが少しでも強くいられるとしたらそれは、bamboo先生や彼方の先生の誇りと気高さからPOWERを頂戴しているからだと思います。

いつも眩しくご尊敬申し上げております!
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 「たらい回し」報道今も
DATE: 10/07/2007 06:17:02
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by エビ (2007-08-23 20:58) 

マニュアルには「製造して○年を越えた製品は安全が保障できませんので使用しないで下さい」という一文が入っていません。顧客が逃げると思ったからでしょうが、しかし昨今の風潮では多大な責任をかぶってしまっています。
ナショナルの石油ストーブもパロマのガス湯沸かし器も同じだと思ってニュースを見ていました。
by (2007-08-27 14:27) 

診療する脂肪の塊さん、コメントありがとうございます。
部品の保存義務期間がすぎたら免責で良いのではないでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 何故内科学会なの?
DATE: 06/07/2008 17:59:52
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
by (2007-08-28 12:50) 

読んで勇気をもらいました。
by (2007-08-28 15:55) 

エビ

bamboo先生お疲れ様です。
女子医大のこちらの先生のお話も、いつもの場所で勉強しまして以来私も応援しています。
本当に失礼な程安いと思いましたが、名誉毀損の裁判の相場からいうと高い方だそうです。
誰が傷をつけようとしても、元担当医の先生の誇りと名誉は輝きを放っていると思います。
bamboo先生の力強い応援も素晴らしいなと思ってます!
そして明日は大淀第二回ですね。
by エビ (2007-08-28 22:32) 

Tai-chanさん、エビさん、コメントありがとうございます。
刑事裁判の控訴審の方も無罪を勝ち取れるといいのですが。
こんなくだらない裁判、一刻も早く終わりにして欲しい。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 権力の恐ろしさ
DATE: 09/04/2007 14:39:16
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ALLOW COMMENTS: 1
CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2007-08-29 16:33) 

エビ

bamboo先生お疲れ様です。
Tai-chan先生が(エビは恥ずかしいのでいつもROMです)、この事件について”病院が受け入れられない大変な状態にある事”に言及しているすばらしい記事を見つけられ、エントリーされています。
もうご覧になられたかもしれませんけれどもご連絡しました。
by エビ (2007-09-01 11:19) 

たらい回しの意味わかってるんですかね、この人達。
日本語を扱うプロである、新聞記者がこれって。
医療関係者のせいにする前に、自分たちが反省して欲しいです。
by (2007-09-02 00:28) 

エビさん、Dr. I さん、コメントありがとうございます。
この件について、いろいろ酷い記事がありますが、Dr. I さんのブログにあった産経が一番酷いでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 中地重晴氏の文章は被曝で鼻血の根拠になるか
DATE: 10/02/2014 18:05:27
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ALLOW COMMENTS: 1
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2007-09-03 12:37) 

エビ

bamboo先生お疲れ様です。
エビは今日明日缶詰状態なのですが、お言いつけしかと承りまして今ロハスメディカルブログさんで(5)の途中までアップされていたので読んで参りました。
加藤先生が取り調べで殺人者と言われた…!
よくわかりませんがそういうのは人権蹂躙ではないのですか?
そして、愛する奥さんが頑張ってお腹で十月十日育てた赤ちゃん、どんなにご自身で取り上げたかったことでしょう。
奥さんのお気持ちを考えると…。エビならワンワン泣きます。

bamboo先生、記事の存在を紹介していただきありがとうございました。長いし難しいですけれども続きも読んで、応援の気持ちを持ち続けたいなと思います。
by エビ (2007-09-04 19:13) 

ひゃ~。怖くて一人じゃ読めんよ。エビマヨはわんわん泣くし。。。
 弱音を吐かせて、なかったことまでアッタラシク、やってもいないことまで、反省したくなるような気にさせる。。。コジツケデモなんでもいいから、裁判官に「そうかもしれんなぁ」と一瞬思わせる、そこを徹底的にピンポイントで狙うのが裁判であります。誰かが援護しなければ撃ち落とされる。
 援護できないように拘束する。。。新しい裁判制度が必要だね。
by (2007-09-04 19:36) 

死因のはっきりしない死体が病院に運ばれてきたとき、それを検死し、警察に届けるのは、犯罪捜査への協力のためです。これは従来の異常死の届け出であり、医師は捜査の善良なる協力者でした。
 では、手術や治療中に、死亡した場合は?「予期しえない死(医療関連死)」もまた、医師個人の名で(ないし施設として)24時間以内に所轄の警察署に届け出る、という新しい流れは2000年以降の厚生省のガイドラインやその後の最高裁判例で一気に加速されたようです。死の原因の究明に協力するという意味で、これも医師の公平かつ善良な協力者としての義務であると解釈されていた。
 しかし、大野事件では、届けた医師が証拠保全と身柄確保のため、即刻逮捕された!!!。。。これでは医療は絶対!成り立たない。
 リスクの高い医療は、初めから受け入れることができなくなってしまった。これが、産科崩壊のシナリオです。
 何をしているんでしょうね。医療を導くべき人々(医〇会、厚〇省エトセトラ)。。。
 きちんとした新しい申告制度がないと、何もできません。 
by (2007-09-04 20:19) 

エビさん、夢見る掃除人さん、コメントありがとうございます。
この件は司法のあり方という面でも非常に問題があると思います。

事実がどうであろうと有罪に持ち込むために

必要もないのに身柄を拘束する
長時間の取り調べで疲れさせる
身重の妻や行き場のない患者を人質に取り心理的に揺さぶる
被告の主張を調書に書かない

このような人権侵害が堂々と行われています。
そして、メディアはその不当性を伝えない。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: デーヴ
DATE: 07/27/2008 08:18:43
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 映画 / 音楽 / 読書
CATEGORY: その他(一般)
by (2007-09-05 09:40) 

トラック運転手の時は、経営者が叩かれるのに、
この奈良の事件では、病院経営者(院長)が叩かれないのは不思議です。

医師の労務環境を意図的にスルーしているとしか思えません。
当然、我々の苦しみをスルーして、自分の都合ばかりを言うような人々のために一肌脱ぐ気もありません。

医療が崩壊するまで気づかないでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 緊張性気胸なのだろう
DATE: 11/19/2008 20:52:10
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CATEGORY: 医療事故
by (2007-09-05 12:45) 

とうしかさん、コメントありがとうございます。
>医療が崩壊するまで気づかないでしょうね。

その通りだと思います。
by (2007-09-05 15:12) 

エビ

bamboo先生、いつも威風堂々たる素晴らしい記事をありがとうございます。
お休みの間は、ゆっくりしてらして下さいね。エビの彼は夏休みなしでした☆
奥様とご旅行でしょうか…(^-^)
by エビ (2007-09-08 21:11) 

エビさん、いつもコメントありがとうございます。

昨日オーストラリアから帰ってきました。
家内と一緒でしたが、天気にも恵まれて楽しい旅行でした。
APECで観光が自粛されていた後なので大変な混雑でした。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 納得できなくても和解せざるを得ないこともある
DATE: 09/10/2009 21:57:54
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CATEGORY: 医療事故
by (2007-09-15 17:50) 

エビ

bamboo先生お疲れ様です。
この件を昨日I先生で読んでいて、今bamboo先生の記事を読んでみてまたI先生を読み返してまたこちらに帰ってきました。
共同通信には、当時の警察当局の記者会見や東京女子医大の報告書などの取材結果から、「事故の原因が原告にあると 誤信する理由があった」として、 賠償責任はないと判断されたそうですね。
賠償責任は問えませんでしたけれども共同通信社が”誤信”をした事は裁判所にも認められた事は公に素晴らしい快挙であったと思います。
bamboo先生の応援も心強いと思います。エビも小さく応援し続けたいと思っております。
by エビ (2007-09-21 00:33) 

エビさん、コメントありがとうございます。

賠償額は話にならないくらいの少額ですが、事実認定は大きいと思います。でも、センセーショナルに報道された誤報の記憶は残っていても、この判決の報道なんて読まない人が多いでしょうから、たとえ弱小ブログとはいえ、少しでも情報を発信できるよう頑張りたいと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 危険が危ないかも
DATE: 02/02/2012 21:21:18
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2007-09-21 05:53) 

非常に本質を突いていると思いました。
私たちは根拠のない診療報酬点数制度にいつまで付き合っていなければならないのでしょうか?
本来、診療報酬点数には、診療行為の対価としての合理的な説明があるべきです。当然、その中には今回、先生が問題にされたリスク対価も含まれるべきだと思います。
マスコミがこの点を問題にしないのは、まったく勉強不足としかいいようがありません。
by (2007-09-23 23:15) 

 採血で表面の細い神経に損傷することはあるでしょう。しかし、麻痺が生じるには、深い運動神経(正中神経)を完全に遮断するような損傷でなければありえない。採血の細い針でこうした損傷はまずありえません。
 麻痺のもっと違う原因はなかったでしょうか。持病と関係するもの、脳梗塞、神経疾患、薬剤、ウイルス感染など。それ以外にも医学的に原因がなかなか特定できない末梢神経障害もあります。
 科学的な論考が、法廷という時代遅れな密室で可能でしょうか。公平に選ばれた陪審員もいなければ、公平な参考人もいません。
 明らかな他の原因を特定する証拠を、院内のほかのドクターがたとえ知っていても、それが法廷に持ち込まれることもないでしょうし、証人として出廷することも難しいでしょう。
 証人にはさまざまな圧力や嫌がらせ、脅し、妨害がつきものです。目に見えない身の危険もあります。誰もそれを守ってくれません。医療事故や治療に伴う合併症、悪意のない治療行為による予期し得ない結果でも、それを裁く法律は、「殺人罪」「業務上過失」、「逮捕」、「賠償」という、およそ医療にはなじまないもので争われているのが現状です。
 そろそろ、医療事故やこうした事例を、公平に審理するシステムが構築されなければなりません。こうした判例が度重なることは、医療をますます閉塞させていくことは間違いありません。
by (2007-09-24 01:09) 

タヌキ腹さん、 夢見る掃除人さん、コメントありがとうございます。

この判決は、障害のメカニズムの認定が非科学的です。
さらに、過失がなければ賠償責任はないはずですが、その過失が何処にあったのか不明です。過失であれば、避ける方法があったはずですが、おそらくそれは示されていないのでしょう。要するに、全くの言いがかりです。それがまかり通っているのが現状なのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 口頭弁論始まる
DATE: 07/15/2008 18:05:55
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CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2007-09-24 10:18) 

まったく同感です。
マスゴミも低俗な番組ばかりでなく、
ちゃんと国民の教育になる番組を放映してほしいものです。
by (2007-09-28 09:24) 

平凡内科医師さん、コメントありがとうございます。
メディアも「医療を受けるときの心構え」のような啓蒙活動をしてくれるといいですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 命が助かっただけでは
DATE: 01/12/2008 15:17:53
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: スポーツ
by (2007-09-28 17:32) 

エビ

ロハスメディカルブログも読んで来ました。
絨毛…とか病理のお話しは難しかったですけれども、検察側の鑑定と異なり、覆すものであるのはよく解りました。
被告となられている先生のみならず、ご自身の医院を閉めざるを得なくなってしまったお父様の毎日を思うと、04年からの歳月とこれからまだ続く係争期間に沈痛な気持ちになります。
被告となられている先生のNot guiltyを一日も早く認めて欲しいです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: シーボルトメダル賞
DATE: 08/07/2009 16:27:10
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CATEGORY: その他(医療関連)
by エビ (2007-09-29 23:06) 

>御都合主義のダブルスタンダード

医師当直の場合トリプルスタンダードになっています。つまり、

 ・医療法による当直
 ・労働基準法による当直
 ・税法上の当直

医療法による当直は事実上「医師免許を持っている人間」なら誰でもOKの規定です。原文との解釈にもよるのですが、寝てようが実質夜勤であろうともno problemです。ただし当直を置かないと病院は罰せられます。

労働基準法の当直は、この法に従った当直であるのなら、当直は勤務時間にカウントされなくなります。労働時間とは労働基準法による上限規制になります。従って宿日直許可は基準を満たしている施設に許可される形式になります。

この宿日直許可が無いと当直は労働となり、休日や時間外の労働をさせるためには三六協定を結ばなければいけない上に、労働時間としての賃金が発生します。

税法上の当直は労働基準法より適用が辛くなっています。つまり労働基準法に適合していて労働基準法の勤務時間でなくとも、税法上は勤務と見なされる事は医師以外でもしばしばあるそうです。

そしてこの三法は独立して存在し、互いには関係しないそうです。例えが悪いかもしれませんが、刑法と民法は独立して存在し、刑法では無罪でも民法では賠償責任が生じるみたいな感じだそうです。

私も分かったような、分からないような話ですが参考までに。
by (2007-10-03 12:39) 

Yosyanさん、コメントありがとうございます。

私にもよく分かりませんが、結局それぞれで勤務医に不利益になるような解釈が行われている気がするのは僻みすぎでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 報道も医療もチェックが大事
DATE: 09/26/2008 13:10:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2007-10-03 18:47) 

「禁忌であることを知っていて、敢えて使った」「禁忌であることを知っていても、敢えて使おうとしなかった」「禁忌であることを知らないで使ったかもしれない」「禁忌でないことを知らないで使わなかった」。。。

頭のこんがらかる「言い合い」に終始するのが、法廷です。

裁判官は、何を言ってるのか「さっぱり分かりません。」
というのが実情のようです。
by (2007-10-14 22:45) 

夢見る掃除人さん、コメントありがとうございます。

日常業務の内容の是非を、後で基準もなく、あれこれ言われるのではたまりませんよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 出遅れた
DATE: 01/19/2008 06:39:49
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2007-10-15 06:15) 

要するにマンモトームをしない施設は、手術するなといいたいのかもしれません。
だから、いいんです。もう生検だけで・・・。
その間に癌が進行しても知らないよ
というガイドラインを作るしかありません。
by (2007-10-16 09:45) 

はじめまして。
悪性でなくて良かったね・・・じゃあないんですね(; ;)
by (2007-10-16 11:51) 

Atsullow-s caffee さん、メタボさん、コメントありがとうございます。

たいていの検査には偽陽性や偽陰性があるのですから、限界はありますよね。良性腫瘍で全摘したのならともかく、記事から見ると、やや大きめに取っただけのように思われます。賠償責任を問われるような事例じゃないんじゃないかなあ。
by (2007-10-16 18:00) 

すみれ

はじめまして、

私も、がん検診の有効性については大いに興味があります。

>癌検診を勧めるCMはテレビでも盛んに行われています。でも、検診でどの程度救命率が上がるのかと言うデータは公表されません。癌検診は癌死を減らすために行うのですから、そうしたデータの公表は必要だと思います。どの程度の意義があるのか公表せずに、只CMを流すだけでは、産業としての思惑があるのではないかと勘ぐりたくなります。

おっしゃることに、ウンウンうなづいていました。
救命率についてもそうですが、検診のリスクについても触れることはあまりないのではないですか?たとえば、乳がん検診ではマンモグラフィーを勧めていますが、被爆のリスクが、大腸がんの内視鏡検査では腸穿孔のリスクがありますよね。

それに、がん検診での見落としは記事になりますが、がんでもないのに陽性と診断された場合や、それによって必要のない手術を受けた場合はあまり記事にはなりませんよね。

検診のメリットばかりが強調されているような気がします。
by すみれ (2007-10-18 22:00) 

すみれさん、コメントありがとうございます。

通常の診療では、かなり細かく説明することが常識になっています。それなのに、癌検診ではイメージ先行になっていて、一般的には早期に発見されれば死ぬことはないかのように思われています。だからこそ、次のエントリのようなトンデモ判決が出てしまうのでしょう。

検診の限界を公表しないと、結局は医療が崩壊するのではないかと危惧しています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 安全はシステムの構築から
DATE: 08/11/2007 22:29:56
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療事故
by (2007-10-19 16:13) 

ニュースは全容を伝えているとは限らないので,コメントしにくいですが,
頭をかしげたくなる内容であることは確かですね.
by (2007-11-01 15:51) 

ちょっちさん、コメントありがとうございます。

報道内容が信用ならないことはよくあることなので、「報道だけから判断すると」と言う一文が必要になるのですね。この件は判決文を読んでみたいものです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 何も言えねえ!
DATE: 04/12/2009 22:26:09
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2007-11-01 21:35) 

いつも、楽しみに拝見しています。

CTで発がんのリスクがあがるとの記事は自分のブログで紹介しようと思ったのですが、先生以上にうまく表現できないと思いました。
ただ、メリットとデメリット、リスクとベネフィットに関しては患者さんにも十分理解してもらいたいと思います。
すこし、自分のブログに使わせてもらいました。
by (2007-12-15 13:50) 

よっしぃ さん、コメントありがとうございます。
また、拙ブログをご紹介くださいまして、重ねてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: またも安易な賠償
DATE: 09/27/2007 14:14:56
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2007-12-16 10:59) 

私立病院外科医

硬膜外麻酔はずっと昔(10年以上前)にしたことあり、ドラポン経験あります。でもどうして麻痺するのですか?何とも無かったような記憶あるのですが。。話しは変わるけれども、それにしてもこの症例はどうして亡くなったのか!ドレーンを入れてなかったので縫合不全に対処できなかったのか?そんなにトラブルがあったのにすぐに転院しているし、転院先のDR.も何の情報も無かったのかすぐに食事を出しているみたいだし、手術してから亡くなるまでに2Wほどと異様に短期間で亡くなっているし、この症例には余程のことが起こったに違いないと思うのですが、このニュースを見て今日は診察中に考え込んでしまいました。死亡の本当の原因わからないかな?
by 私立病院外科医 (2007-12-20 23:34) 

 私立病院外科医様、コメントありがとうございます。

 カテーテル挿入用の太い硬膜外針で脊髄を刺せば、麻痺は起こると思います。この症例は上腹部の手術なので、硬膜外穿刺は胸部で行ったものと考えます。その場合、ドラポンすると、脊髄にまで針先が到達することがあります。

 もちろん通常はくも膜下に入っても脊髄を刺すことは滅多にありません。そうでなければくも膜下永久ブロックなど出来ませんから。絶対にないかと言われれば、時にはそんなこともあるかも、と言った確率だと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 崖っぷちを歩く人には近づくな
DATE: 10/28/2007 11:47:02
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2007-12-21 13:01) 

bamboo先生

いつも読ませていただいています。
ひどいですね。
ずっとずっとむかしですが、病院内であった症例。
ほかの病院でウイルス性胃腸炎もしくは嘔吐下痢症と診断され治療を受けていた9ヶ月の男児。
嘔吐と下痢の症状は、それほど重症でなく、むしろ軽い経過。
情況からは脱水は強くないと思われる。
ところが、2病日に急変。
あれあれというあいだにぐったりしてきたとのことで、
当院に救急搬送されたときにはCPA。
結局、はっきりした理由はわかりませんでしたが、
何らか、まれな代謝異常症でなかったのではないだろうか、
というのが、そのときの医局内で一致した推論でした。
人間の身体は、何もかもが、まだ解明されたわけではありません。それをこのように安易に悪者を作り出してつるし上げる。どうしても納得いきません。
by (2007-12-28 21:00) 

ミラミスさん、コメントありがとうございます。

神ならぬ身に、神のような能力を期待されても困りますよね。命を奪ったのは病気であって医師ではありませんし、人間はすべての病気を征服したわけではなく、まだまだ分からないことはたくさんあります。力が及ばなかったからと言って、そのたびに罰を受けるのでは堪りません。
by (2007-12-29 22:35) 

山口千穂

指の手術には門外漢の産婦人科ですが、激しく同意します。「うまくいったらラッキー」という手術でうまくいかなかったからって、なんで訴訟になるのでしょう。100%つきますって保証したわけでもなかろうに。もしかして「○ラックジャック」とかの読み過ぎで、「腕が取れてもつけられるし、100%機能回復する」とでも思っているのでしょうか。
by 山口千穂 (2008-01-04 16:51) 

こうした記事を読むと、福島地検次席検事(当時)の名(迷)言を思い出します。

いちかばちかでやってもらっては困る
いちかばちかでやってもらっては困る
いちかばちかでやってもらっては困る

ちなみに、ソースはこちら。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/kikaku/062/1.htm
by (2008-01-04 16:56) 

山口千穂先生、ヤバクリ 先生、コメントありがとうございます。

医療に100パーセント成功する義務を課されたら、続けられる医師はいませんよね。
by (2008-01-04 18:09) 

指の再接着がどれくらい困難か,全く解っていないですね.プラモデルみたいに接着剤で接着すればつながるとでも思っているんでしょうか?
骨をつなぎ,動脈をつなぎ,そして最もやっかいな静脈をつなぎ...
それもとっても細い血管を顕微鏡の下で血液が流れるように縫合するんですよ.つながればまさにラッキーで,執刀医にいくら感謝し過ぎても,過ぎることはないでしょう.

裁判所はこんな提訴は門前払いしなければなりません.患者は提訴したことを執刀医に両手をついて謝るべきです.
by (2008-01-04 23:25) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

46歳の会社員と言えば分別盛りですが、常識は通用しないと言うことですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医師を襲うトンデモ医療裁判
DATE: 10/13/2007 15:16:57
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-01-05 05:22) 

BAMBOO先生

私も同感です。

医師としての本来的な気持を実現できる、そして、それが患者さんの希望とも合致することが重要です。

私も微力を尽くしたいと思います。

宜しくお願いします。
by (2008-01-16 20:44) 

北のCOSMOS 先生、コメントありがとうございます。

コメントがあると、メールで知らせてくれるはずなので油断していました。長らく放置して申し訳ありません。一日に100通以上来るスパムメールに紛れて見逃したようです。

医療が良い方向に行くような活動をしたいですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: こんなことって、あるんだねえ
DATE: 06/13/2008 07:01:15
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
by (2008-01-28 15:52) 

 私がこの父親の立場だったら、後悔の念で一杯になって、自分を責めないために他人を責めるように行動するかもしれない、とは思いました。
 だって、「検査をしろ」と要求したのならそれは自分の“責任”ですし、そうでなくても「血管造影でなんらかの障害が発生する確率がある」ことは医師なら最初から知っているべきことですから。(知らなくても検査前に当然その説明はあったはずですし、病院はそう主張していますね)

 弁護側の戦術としては……父親を翻意させるように医者がきちんと説得をするべきだった/結果論としてミス、と主張するのかな?

 そうそう、この記事の
》 脳血管造影は脳梗塞などの合併症を起こすリスクが高いとされ、検査後に手足の麻痺やしびれといった神経症を100人に1-2人が生じ、重い後遺症が1000人に1人の割合で残るとの統計もある。

「神経症」って? ノイローゼのことではなくて、神経障害のことかな。
by (2008-01-29 21:13) 

おかださん、コメントありがとうございました。

富家氏は元々「評論家」として他人を責めることで飯を食っているわけですが、自分の判断の甘さの反動で、よけいにヒートアップしているのでしょうね。つきあわされる病院、医師は大変です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ヘルニアで卵巣摘出
DATE: 01/23/2008 20:54:39
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療事故
by (2008-01-30 03:13) 

エビ

bamboo先生お久しぶりです。
うーん…本家にもう答えがあるかと見てきましたが2/7までオアズケですか(^^:;)
落ち穂拾いかヴィーナス誕生かに見える私の心理状態は…?

それくらい、何もヒントがないところから結果を導き出すのって難しいのですよね。。。
by エビ (2008-02-03 21:08) 

 エビさん、コメントありがとうございます。正解はもう少し待ってください。
by (2008-02-05 06:18) 

エビ

本家で見て来ましたよ…!
落ち穂拾いもマァ四つん這いなので遠からず?

後知恵バイアス恐るべしですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 可能性も否定できない
DATE: 10/05/2007 05:03:45
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by エビ (2008-02-07 08:05) 

エビさん、本家まで見に行ってくれてありがとうございます。

こういう経験をすると、結果が出てから誤診を非難することの無意味さが分かりますよね。
by (2008-02-07 15:15) 

 >診察した小児科医は点滴などをしただけで

嘔吐下痢ならこの上の治療は入院させるか否かだけです。脱水気味で受診されても、通常はivすればそこそこ回復します。そこそこ回復すれば判断として帰宅させます。

この病院が1歳女児にどれだけの量のivを行なったかわかりませんが、200mlを2本も入れればクタクタの脱水症状が見る見る元気になります。大人と体格比が違いますからね。

強いて言えば2日目の診察内容が気になります。この時にiv後にどれほど回復していたかです。iv後でもグッタリしたままで帰したのなら、やや問題は残ります。そうでなければ小児科医なら誰でも行なう判断です。

それより嘔吐下痢なら通常は1日もすれば嘔気は去ります。それが2日後にそこまで悪化したのなら、ロタ脳炎の併発を疑います。脳炎の発生を前日に予想するなんて不可能です。そうなるとやっぱり2日目の診察時が問題になりますね。
by (2008-02-09 17:22) 

Yosyan先生、コメントありがとうございます。
いつも先生のブログは読ませていただいております。
書き込みが多いので、ROMに徹していますが。

症例検討会で問題にするとしたら、やはり二日目の容態なのでしょうね。
小児科の門外漢としては、双方に最も気の毒なのは、容態が悪くなったときに受け入れ困難なほど多忙だったことです。
結果が悪くても、すぐに診られれば心証は全く違ったでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 全国医師連盟発足
DATE: 06/09/2008 06:18:27
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2008-02-09 17:59) 

 いろいろ数字をいじくり回した上で当直を時間内労働として「時間内だから割り増しは払わない」とする理屈やら、「当直後の日勤はサービス残業」とされるよりはマシか、と思ってしまう自分が悲しい(;_;)。私も過去の過重労働で、人間としてどこか大切な部分が壊れてしまっているようです。

 で、実際には「サービス残業」が横行すると思いますけどね。
by (2008-02-10 17:46) 

おかだ先生、コメントありがとうございます。
仕事の量に応じて働くのではなく、マンパワーに応じて仕事をするようにすればいいのでしょうが、難しいのでしょうね。
by (2008-02-10 22:47) 

おじゃまします。
現場にむりやり建前を押し付けてしまったようですね。
民間に病院経営を委託しても、こんな知恵しか出ないのですね。
病院機能評価機構が推奨している従来からの主治医制をとる限り、シフト制はまやかしです。
外国のように、若手のハウススタッフと、ベテランのコンサルティングドクターの組み合わせのような制度にしなければ解決しないでしょう。
帰ってよいといわれても、主治医は帰れません。
製造業や物売りとは違うのです。
病気は一日ではなおりません。
主治医が対応しなければ、患者は死ぬかもしれません。
そのためには、人を含め、医療資源の投入が必要です。
今の日本の現状では、「できる範囲で」やってくださいといわれます。
帰ってよいといわれても「人道的に」帰れず、中堅ドクターが一番疲弊しています。
根本的な見直しが必要、特に人と金の両方の投入が必要だと思います。
医療物品のみに高い値段を付け、ただ同然の手技料でやってきたこと、極楽とんぼの医師会が(すみません、会員の先生方のことではありません。日医の幹部のことです。)差額でもうけさせてやるから診察料は安くてもいいやろという厚労省の甘い言葉にだまされてきたつけです。いるものはいるのです。高いものは理由があって高いのです。
by (2008-02-11 14:35) 

ドクトル虎の巻 先生、コメントありがとうございます。

一度焼け野原にならないと、新しいシステムの構築は難しいのかなと思っています。
その頃には私は引退ですが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: こんな社説があった
DATE: 07/22/2008 21:33:30
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-02-11 15:47) 

刑事事件が始まった時点では医療に対する期待が大きく判決でも過失が認定されましたが、9年の歳月は大きく救急のたらい回しが報道され、医療さえ受けられない不安が生じている現在、症例報告も知られることが無く、神経症状も認めず、割り箸の引き抜いた残りがない状態で小脳穿通の予測が出来なかったことを過失とは出来なかったのでしょう。
社会の変化が10年遅れで裁判に反映されると言われます。
時代の流れでしょうか。
by (2008-02-13 16:31) 

近森正昭先生、コメントありがとうございます。

司法の側も、多少は医療のことが分かってきたのでしょうね。この件以外にも、必要のない裁判が続いています。早く終わりにして欲しいものです。
by (2008-02-13 20:00) 

綿菓子を売る段階では割り箸は必要ないです。アメリカでは綿菓子に棒は付いてません。こんな不幸をなくすためには、マスコミは綿菓子の割り箸をなくすように、あるいは棒の先を丸い球状にするように論調を持っていくべきです。(外国ではかわいそうですが、母が刑事罰を受けていたでしょう。どうしても訴えるんなら、あいては綿菓子屋さんか自分自身で、こんな不幸を防止するために、扶養者が子供をよく面倒を見ないといけないと知らせるために。)
by (2008-02-13 20:46) 

99yearSOLITUDEさん、コメントありがとうございます。

私も以前から、訴えるのなら綿菓子屋さんだろうと思っていました。うちの近所では、かなり前から綿菓子はビニールの袋に入って棒無しで売られています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 毎日がスペシャル
DATE: 07/08/2008 18:27:47
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-02-14 06:14) 

エビ

私もK先生の無罪を信じ、応援し続けさせて戴きます。

bamboo先生、フライングのお陰でこの日を余計にしっかりと意識していられましたので恥ずかしがらないで下さいね。
by エビ (2008-02-18 07:59) 

エビさん、コメントありがとうございます。
被告の先生が、早く自由になれると良いですね。
by (2008-02-18 12:45) 

私も福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。

最近は、医者叩きから開業医叩きにシフトしつつあるような気もしますがね。
大手マスコミは。
それでも、解決のきざしが全く見えませんね。
by (2008-02-18 21:17) 

 私も福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。

 いまだに、非医療者の方々には、被告となった先生の「医療ミス」で女性を死なせたと信じてやまない人がおおくいます。

 その誤解をとくのは、我々、医療者以外にありえないとおもいます。
by (2008-02-18 22:11) 

Dr. I 先生、コメントありがとうございます。

マスコミも何となくこのままじゃ医療が危ないと言うことだけは分かってきているようですが、何が問題なのかは分からないようですね。

海外の医療事情と比べてみればいいのにと思います。
by (2008-02-19 18:31) 

akagama 先生、コメントありがとうございます。

この事件が有罪になったら、本当に病院を辞めようと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 人工呼吸などに約30分も
DATE: 03/06/2008 18:46:38
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-02-19 18:32) 

今朝テレビニュースで平野さやか選手の試合みました。たしかにすごいですねえ。最近男子も強いようだし、テニスにもアメリカで優勝する男子選手が出てきたし、フィギュアスケートやゴルフや水泳やレスリングやカーリングも楽しみだし、なんか最近の若い人って(おじんの言い方)プレッシャーに強いんですかねえ。それとも小さい頃から外国にどんどん行って鍛えられているからでしょうか。
by (2008-02-29 08:37) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

我々が若い頃には、外国はあこがれでした。
今の若い人にとっては、外国は一つの地方に過ぎないのでしょう。
気後れすることは少なくなったように思います。

毎日力を入れて応援しているので、肩こりに悩まされています。
昨日も男女ともに勝ってくれたので、肩こりくらい何ともありませんが。
by (2008-02-29 13:53) 

裁判は真実がなんであるか明らかにする場ではありません。
お互いが自分の正当性を主張して、裁判官をよりうまく納得
させられるかを競っているディベートの場です。

学生のときやりませんでしたか? ある事案に関して賛成側、反対側に分かれて議論する授業を。
by (2008-03-03 18:10) 

おしかったですねえ。でも堂々の銅メダルじゃないですか。それより今朝も早矢香選手の帰国最初のインタビューを見ましたが、本当にかっこいいですねえ。面構え、目つき、話しっぷりがすごくいい。死語になりましたが女にしとくのは勿体無い?
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 唇のそばかすには気をつけよう
DATE: 02/23/2009 23:10:43
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
by (2008-03-04 08:32) 

Paul Carpenter 先生、再びコメントありがとうございます。
レベルを考えれば、男女ともに銅メダルは快挙だと思います。
平野は海外での試合にもなれて、一皮むけるのではないかと期待しています。
by (2008-03-04 19:00) 

きんむいさん、コメントありがとうございます。

どうであるかと、どうあるべきかを区別して考えたいと思っています。きんむいさん自身は、トンデモ判決が飛び交う現実を、「裁判はそう言うものだ」と追認する立場なのでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 最高裁で麻酔ミス認定その2
DATE: 04/11/2009 06:44:18
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-03-05 16:10) 

先生の予想通り、当時3年目の医師だったようですよ。
上の先生にやって、って言われたら断られるわけもないのに。

麻酔科医だったら助かったか、って言われると、それもわかんないけど。
常勤の麻酔科医を置いていない病院にも責任があると思います。
by (2008-03-08 16:12) 

真偽のほどは知りませんが,聞いた話では手術の麻酔はバイト麻酔科医が担当していましたが,その医師が帰った後に術後出血が判明して耳鼻科医(?)がやむなく対応したそうです.

我々麻酔科専門医でも扁桃腺摘出後の出血の対応は恐いものです.血の海の中で気管挿管するのは容易ではありません.この例では上気道閉塞による陰圧性肺水腫が生じたのでしょう.さらには窒息,心停止に至ったと推測されます.
一定の確率で生じる合併症で警察沙汰にされるようでは医師をやっていくことはできないですね...
by (2008-03-08 17:32) 

Dr. I 先生、Level3 先生、コメントありがとうございます。

新潟県の麻酔科医不足は深刻で、本文でも触れた長岡赤十字病院ですら、東京からパートの麻酔科医が行っているくらいです。常勤を置きたくても、赴任する麻酔科医は居ないでしょう。

取り立てて問題の無いときに麻酔科医が居て、本当に危険な状態の時には自科麻酔だったとすれば、患者にも医師にも不幸なことです。

結局、これが日本の医療の現状であり、実力なのでしょう。現場に限界以上のものを求め、かなえられなければ警察沙汰というのでは、あまりに現場に酷ではないでしょうか。
by (2008-03-08 18:32) 

念のため書いておくと、事件後の2006年3月に麻酔
指導医の資格を持つ先生が常勤医として着任されて
います。「3年ぶりの常勤医」という報道が検索で
見つかりますので、2003年春から2006年春まで常勤
不在だったのでしょう。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 詳細を知りたい
DATE: 04/21/2008 17:35:01
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-03-09 11:39) 

都内病院勤務医先生、情報ありがとうございます。

と言うことは、認定施設の件は、麻酔科学会の認定がまだなのか、ホームページの更新をさぼっているのかどちらかですね。
by (2008-03-09 18:47) 

いつも思うのですが、現場の医師は「助かる可能性があったかも」なんて軽はずみな言動は絶対つつしむべきだと思います。国民が悪い意味でアメリカナイズされているのですから、こちらも「その件にコメントを求めるなら弁護士を通してください」というべきでしょう。しかし日本の病院がつねに弁護士をかかえているとは思えないので、本当はそこからあらためる必要があるのですが。
by (2008-03-14 08:19) 

エビ

第三次試案が検討されているCBの記事をアンフェタミン先生が取り上げてらしていました。
>結果論で高額の賠償金や刑事罰が待っているのだとすれば、危なくてやっていられないだろう…というbamboo先生のご懸念については、→「重大な過失」の意味について医療現場などから「結果が重大なら重過失にされる」との批判がある。  この日、厚労省は「死亡という結果をもって重大ということではなく、医療水準から著しく逸脱しているかであり、わずかに手技が下手だったなどの事例に対して刑事責任を問うことはないのではないか」とした。 その上で、医療安全調査委員会が医師らの医療関係者を中心とする委員会であることを強調←引用終わります。
との事です。

医師が安心して医療行為にあたれ、お休みもとれて、患者さんにも医師にも笑顔が溢れる医療制度になりますように。お祈りしています。

bamboo先生、お元気ですか?
お忙しい中で、いつもすばらしい記事をありがとうございます(^-^)
by エビ (2008-03-14 09:20) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

何事もそうですが、タラ・レバの仮定の話は禁物だと思います。
私はなるべく、「う~ん、どうですかねえ」で済ませています。
by (2008-03-14 22:14) 

エビさん、コメントありがとうございます。

簡単に医師を刑事訴追なんかしないと言う医療安全調査委員会 のメンバーはいるのですが、決してそのような文言を盛り込まないのです。とても信用できませんよね。

bambooの健康状態を心配してくださってありがとうございます。年相応に持病はいくつかありますが、一応元気です。同級生も何人か鬼籍に入っていますので、何時死んでも悔いの無いようにしておこうとは思っています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 風邪は万病の元
DATE: 05/29/2010 01:51:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-03-14 22:21) 

専門外なのでわかりませんが、でもおそらく根本にあるのは勤務医の過剰労働であろうと思います。自分もこの20年で5倍、ここ2年でも3倍に増えた仕事量に対し立ち去り型サボタージュを試みていますがなかなか次のいい行き先がみつからず困っています。毎日ヒヤッとすることやげえっと思うことの連続です。仕事量は増え人員は増えるどころか減っているのに求められる医療レベルは上昇の一途をたどっているわけですから。もうすぐ国会を通るであろう医療関連死法案と医療事故調査委員会は決して医療レベルを上げることはなく、かえって萎縮医療、医療全体のレベルを下げたり救急病院からの勤務医の撤退、完全な医療崩壊を招くのは目に見えています。
by (2008-03-15 08:54) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

私も定年までたいした期間があるわけではないのですが、危険な症例を扱わないで済む病院でのパート勤務に転向することも考えています。

普段心臓血管外科の麻酔は部下に任せているのに、徹夜で解離性胸部大動脈瘤の弓部置換の麻酔はきついです。今回の書類送検は他人事ではないです。
by (2008-03-15 09:21) 

マンパワーがあるのなら人工心肺中も麻酔科医が患者さんの側に居るのが理想です.
しかし夜中の緊急手術で,翌日も働かなければならない現状では,人工心肺中には麻酔科医は休息を取っておくことの方が大事です.麻酔科医の仕事は人工心肺立ち上げ直前からfullになりますから.
人工心肺を麻酔科医が廻している施設もあるとは聞いていますが,うちも含め京都大学でも心臓外科医が担当してたのですから,その間の管理は心臓外科医が行なうのが筋でしょう.(今回の問題はfull pumpではなくpartial pumpになっていたのに,それを誰もが主導せず心臓外科医も麻酔科医もコミュニケーション不足になってしまった点なんでしょうね.)
それでも,黒いとは言えある程度以上の酸素が含まれた血液が脳には流れていたはずですから,なぜ若い患者さんで全脳虚血になってしまったのか理由が解りません.
by (2008-03-15 13:47) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

partial pump で、大腿動脈に送血、無呼吸であれば脳虚血となっても良い気もしますが、ひょっとして、大腿静脈への誤送血も考えられるでしょうか。

「モニター監視を怠った」と言うのは、パルスオキシメータのことだと思っていたのですが、動脈圧波形の可能性もあるでしょうか。

何が起きたのか本当のところを知りたいのですが、この事例については、警察の関与以外にも人事も絡んでいて、真実が明らかになりそうもない気がしています。
by (2008-03-15 16:10) 

partial pumpでもSvO2は通常なら75-80%はあるはずです.pump中でも麻酔薬は流れていますから酸素需要は減少していますし,人工肺から返ってくる血は100%の酸素飽和度ですから,そのくらいの黒い血でも酸素が供給できないようなことはないと考えられます.
高齢者ならともかく,若年者ですから75-80%の酸素含量の血でも脳に灌流されていれば脳虚血は考えにくいのです.
partial pumpではパルスオキシメータでのモニターは困難であったことも考えられます.末梢循環が悪かったり,脈圧が小さかったりすれば脈動が捉えられませんから.
by (2008-03-16 01:27) 

Level3先生、言われてみれば、おっしゃるとおりです。
ご教授ありがとうございます。

それ以上悪いことを考えたくないというのもあるのですが、本文で引用した記事の中の「起訴されるんだろうか。そんなことになったら間違いなく有罪だろうし、大変だ……」と言うのが気になっています。事実だとしたら、何があったのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: また後出しジャンケン
DATE: 02/20/2008 06:32:03
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-03-16 06:43) 

いやはや....ですね。
われわれの常識では、捨ててあったものを拾ってきた(廃棄物だったんですよね?)時点で、すべては拾い主の責任ということになるのでは?

そりゃ、血液付着の針が捨ててあれば、捨てた奴が悪いということだけど、
これは違いますよね...?
これで訴えるくらいなら、必死に手術した医者が逮捕されるのもアリってこと?
ほんま、恐い世の中になったものです...
by (2008-04-04 23:56) 

Doctor Takechanさん、コメントありがとうございます。

この国には自己責任という言葉はないのでしょう。
いつからなのか分かりませんが、「被害」があった以上、責任を取るべき加害者が居るはずだというメンタリティーが形成されているような気がします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 名誉の回復を祈って
DATE: 08/28/2007 15:02:36
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-04-05 05:41) 

しょうもないことですが、医師と思われているだけましですよ。放射線科医なんてレントゲン技師(診療放射線科技師)と思っている人が大多数ですから。
by (2008-04-07 09:02) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

麻酔科医でも、看護師に「麻酔科って医師免許いるんですか?」と訊かれた人もいます。
私も一般の人に「注射もさせて貰えるんですか?」と言われました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 酸素ボンベ
DATE: 07/27/2007 05:17:54
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-04-07 13:06) 

たいへんいい勉強になりました。ありがとうございます。小生は新しいものにだまされやすいのでまだアナログテレビ、今は亡きソニーのトリニトロンで我慢しています。でもWOWWOWはスカパーなどがはやりだしたころに入ってしまい、今もアナログWOWWOWで時々みています。最悪だったのは出だした頃のHDDのビデオを買ったときでした。一度だけならブロックのかかってないDVDをHDDに落とせるということで昔の映画のレンタルDVDをHDDにコピーして重宝がっていたのですが、BSチューナーが内臓されておらず、NHK-BSやWOWWOWを録画する時はテレビやテープのビデオデッキのチューナーを利用して固定した状態で録画せねばならず、その間裏番組を見ることはできないという不便なものです。今も文句いいながら使っています。
by (2008-04-10 08:17) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

衝動買いではありましたが、やはり大きなテレビは良いです。今思えば42型にしておけば良かった。衛星放送であればアナログでも十分ですし、地デジと比べたら画質は劣りますが、地アナでも見られないことはありません。老眼なのでアラが見えないだけかも知れませんが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 困るんだよね、こういう和解
DATE: 08/29/2007 18:41:34
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-04-11 09:10) 

先生のおっしゃるとおりかと。同感であります。
K泉J一郎氏以降、福祉医療を切り捨てて、無駄な道路や
箱物、イージス艦を買っている政府。そんな政府を大多数の国民は肯定しているわけですし。つくづく日本は悲しい国であります。
by (2008-04-11 14:53) 

ohkami45 さん、コメントありがとうございます。

小泉改革以来、暮らしにくくなっていると思うのですが、未だに個人的には人気はあるようですね。参院選では自民党が惨敗したにもかかわらず。私には理解不能です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 「たらい回し」ですか
DATE: 08/30/2007 17:25:26
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-04-12 00:13) 

小生自身がそう感じるのですが、日本人ってふだんはつつましやかで控えめでおとなしいのに何かあると豹変するというか理性がふっとんで暴走するようなところありませんか?小生の考えすぎでしょうか?日中戦争太平洋戦争がその最たるものだと常日頃思っているのですが。だから管制ミスにしても医療事故にしても冷静に原因調査をして再発防止につとめることを忘れ、まず責任追及に走るのではないでしょうか。個人免責などという発想自体が浮かんでこないのでしょう。その割には日本の公務員官僚だけはどう考えても訴追有罪死刑が相当する不祥事でもはじめっから免責されていますが。
by (2008-04-14 17:13) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

何かあれば腹を切って責任を取ってきた国なので、再発防止よりは責任の追及なのでしょう。それも、本来責任を取るべき人である必要はなく、誰かが責任を取ればそれでよしとする風潮があるように思います。何があってもお偉いさんが責任を問われることはなく、詰め腹を切らせることで、ジ・エンド。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 侮辱と批判の違い
DATE: 10/03/2007 06:17:50
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-04-15 12:39) 

あきらくん

ホント!賛同です。イヤ、それ以上に健康増進の目的で医療行為?医療って病気の人が受けるものだと思ってました。ビタミン点滴とドーピングとどこが違うの?麻薬を打つのとどこが違うの?ステロイドを摂取するのと同じじゃないの?法的な解釈の違いが分かる人・・・・教えて下さい・・・
by あきらくん (2008-04-16 15:23) 

あきらくんさん、コメントありがとうございます。

私も医学的に必要のない点滴は傷害にならないのかという疑問はあります。
でも、美容整形も行われているのですから、問題にならないのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: たらい回しの勧め
DATE: 12/27/2007 12:50:30
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-04-16 18:32) 

京大の先生方がこれほど尽力されていたとは全く知りませんでした。もちろんマスコミが取り上げなかった(意図的に?)ことが最大の理由ですが。ひどいですねえ。これで医療関連死法案、医療安全調査委員会がどのようなものかよりはっきりしたような気がします。どれも医療をよくするためのものではなさそうです。予想通りですが。ただ予想通りでないのは、医師会はおろか外科学会、内科学会、産婦人科学会なども法案委員会を評価するような方向にあるということでしょうか。学会の主要メンバーのお偉方は見返りに厚労省関係機関に天下りでもするつもりでしょうか?医師の最大の敵は医師、そんな言葉をきいた覚えがあります。
by (2008-04-17 08:43) 

うーん。警察に届けたんですよね。

それなら送検されるのは当たり前では・・・

> 司法警察員が犯罪の捜査をしたときは、速やかに
> 書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しな
> ければならない 刑事訴訟法246条
捜査したら、その結果が事件性が無かったとしても
送検しなければならないんだから。
不起訴相当なんて意見を付けて送検する場合もよくあり
ます。送検されたことで医療事故があったと思わせるよ
うな論調で報道するマスコミが悪いのでは?
by (2008-04-17 09:01) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

原因究明のための調査をすれば、当然何らかの反省点が浮かび上がります。それが刑事罰に相当するのかどうか、誰がどのように判断するのかが問題なのでしょう。

自分では手を下さないようなお偉いさんの判断がもっとも危ないと思います。
by (2008-04-17 13:44) 

コロ さん、コメントありがとうございます。

警察に届けなければ届けなかったなりの面倒に巻き込まれそうだし、本当にどうしたらよいのでしょう。
労基法無視で働く勤務医にとって、事情聴取などの捜査を受けるだけで大変な労力です。

いつの間にか、医師の立場って、極めて弱いものになったのですね。
生殺与奪の権限を官憲に完全に握られているのですから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 福島県立大野病院事件第10回公判
DATE: 12/04/2007 06:30:57
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-04-17 14:50) 

大いに賛成するところです。大きな声では言いにくいことですが、医師にもコメディカルにもリピーターは必ずいます。おおよそどこの病院にも。それをきっちりと処分してこなかった甘い管理体制が今の医療崩壊、これから実現しようとしている医療関連死法案、医療安全調査委員会、検察審査会法改正すべてのことがらの少なくともひとつの大きな原因きっかけにはなっていると思います。くだらんことばかり管理して一番大事なことを身内で管理できなかったから遺族団体や政治家官僚が動かざるを得なかった、そして好きなように動ける土台が出来上がってしまったと考えざるをえません。
by (2008-04-21 19:01) 

Paul Carpenter先生、いつもコメントありがとうございます。

リピーターが居ることも、それに対する自浄作用がなかったことも事実なんですが、今では医師も看護師も辞めさせても代わりが居ないことも事実なんです。

出来の悪いのを辞めさせたくても、その分残りのスタッフの負担が増えると、彼らまで辞めてしまいます。やはり1回完全に崩壊しないと、医療は再生できないような気がします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 外国人医師は喜んで来るか
DATE: 11/10/2007 05:22:47
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2008-04-21 22:52) 

すばらしいと思います。たしか外科学会、内科学会、医学放射線科学会が基本的支持を早々と表明し、産婦人科学会も検討中の中でこういう意思表明をしただけでも画期的でしょう。少なくとも役人官僚天国、事なかれ主義のこの国において。でもこれで麻酔科学会の重鎮は厚労省関係機関に天下りすることはできなくなるのでしょうね。それも含めて拍手喝采を送りたいです。
by (2008-04-24 08:29) 

私は麻酔科医ですが、掛け持ち麻酔絶対反対派ですね。

以前の勤務先では部長が掛け持ちしていましたが、手術室看護師の教育が行き届いていたため、モニターや麻酔器のアラームに気づかないということはありませんでした。
それでもやっぱり不在でもよい麻酔があってよいとは思いません。
簡単な手術はあっても簡単な麻酔はないとよく言われますが、そのように感じます。

この事件も、並列麻酔さえしていなければ、そして誰か、たとえば研修医でも麻酔担当者として存在していれば防げたのではないかと思います。よほどの緊急症例が立て込んでいるのでなければ麻酔科医が複数いる病院で並列でなければ手術できないと言う事態はありえないと思います。
by (2008-04-24 12:50) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

イヤ、本当に、麻酔科学会を見直しましたよ。
外科学会などが支持を表明したとき、麻酔科はやめてくれと思っていたので、本当に嬉しいです。
by (2008-04-24 15:31) 

runa123先生、コメントありがとうございます。

目の前の患者のことだけを考えたら、私も掛け持ち麻酔には反対です。でも、医療環境は施設によっても地域によっても格差があります。

私の勤務先では、外科では既に良性疾患は他に送っていますが、それでもうちの病院での手術を希望して数ヶ月待っている患者もいます。癌患者も手術待ちを余儀なくされ、特に乳癌患者が溜まってしまい、私が掛け持ちをすれば可能な枠を数年前に新設しました。

麻酔科医の増員を計ろうにも応募はなく、むしろ減員の恐れが大です。

少なくともうちの病院では、掛け持ち麻酔をいっさい断れば、手術件数は大幅に減ります。断った患者の行き場があるかどうかは分かりません。

今は改善されたかも知れませんが、近隣には、自科麻酔で、術中は看護師がバイタルをチェックしているような病院もありました。

以上のような状況では、手術を受ける全ての患者の平均的な安全性を考えたら、掛け持ち麻酔やむ無しというのが私の考えです。もちろん他の麻酔科医に強要するつもりはありません。結果が悪ければ袋だたきですから。
by (2008-04-24 16:43) 

私も某病院の麻酔科医、掛け持ち麻酔は反対です。
以前の病院は麻酔科3人で4系列、掛け持ち麻酔が必須の職場でした。派遣する大学側も人員不足、病院側も準公立病院なので定員の枠を増やす気も無いという背景で手術件数をこなすためにはやむを得ずといったところで、「各手術室のモニターをネットワークで組んで監視する」「手術が始まって落ち着くまでは掛け持ち麻酔の導入を開始しない」などの体制にはしていましたが、夏休みになどなれば2人で4系列を見ることになるし、麻酔科医は掛け持ちでも看護師は掛け持ちではなく手が空いているから早く始めたがるという具合でなかなかスリリングな職場でした。
その他にも数ヶ所で掛け持ち麻酔も経験しましたが病院により安全に(?)掛け持ちが出来るところとそうでないところの差がかなりあるように思えます。前者は看護師が麻酔科医不在時にはモニター監視、記録を行って異常時には速やかに連絡に来てくれますが、後者は麻酔科医不在でも何もしない(どころかモニターのアラームだけは消してくれたりもする)。傾向として民間病院は前者が多く、公立病院は後者が多かったように思います(掛け持ちが必須の私の以前の勤務先ももちろん後者です)。
で現在はというと私の仕事場は麻酔科医は私一人でもちろん掛け持ちは行っておりません。正直なところ早く仕事を終わらせたかったり、この程度なら掛け持ちでも・・・と思うことも時々ありますが、一度前例を作ってしまってなし崩しが嫌なので「掛け持ち麻酔無し」の方針は徹底させてもらってます。職場を移った当初は「掛け持ちしないの・・・」という声も時々ありましたが、結局は日々の麻酔の質を上げて外科系医師との信頼関係を築けば自然とそういう声は無くなりました。また手術の調整も麻酔科の裁量となったため掛け持ちをしなくてもすむような(そして自分の体力的にも無理の無い)手術スケジュールが組めるようになっています。
掛け持ちで行われる麻酔は麻酔科医が付きっ切りの麻酔に比べたらリスクが高くなるのは明らかです。「仕事を早く終わらせたいなどの私欲を捨てる」、「掛け持ち麻酔はやらないという強い意志を示す」、「日頃の麻酔で外科系医師との信頼関係を作る」、「手術調整は麻酔科の裁量で行う」などで掛け持ち麻酔を減らしていくことは可能だと思うのですがいかがでしょう。
by (2008-04-24 23:31) 

なまけたろう 先生、コメントありがとうございます。

掛け持ち麻酔をしないことが正論なのは重々承知しております。自分の勤務する病院で掛け持ち麻酔をしないことも可能でしょう。でも、自分の病院だけ安全なら良いというわけではありません。あぶれた患者がたとえ他の病院であろうと、危険な麻酔を受けざるを得ないとしたら、それも嫌なのです。

全国的には麻酔科医が圧倒的に足りない状況で、結局は日本全体では以下の選択肢しかないのではないでしょうか。

1)手術できない患者がいても構わず、手術件数を制限。
2)掛け持ち麻酔を容認する。
3)麻酔科医以外が麻酔を担当する事を容認する。(他施設を含む)
4)毎日深夜まで働く。(選択肢を増やしました)

掛け持ち麻酔を絶対に容認しないのであれば、1)、3)、4)のどれかを選択しなければならないと思います。一つの症例に集中するより掛け持ち麻酔の方がリスクが高いのは当然ですが、掛け持ち麻酔と各科麻酔とを比べたらどうでしょうか。

当然ですが、掛け持ち麻酔を強制されることには絶対に反対です。
あくまで自分自身の考えとして、自己責任でやっています。
当然部下には強要しません。

本音を言えば、さすがに昨今の情勢では、掛け持ち麻酔どころか、麻酔科医をやっていること自体危険かも知れない言う気もしています。でも、もう引退までそれ程無いのに、今更考えを変えるのもシャクなのですよね。
by (2008-04-25 04:54) 

数年前の総会で、麻酔科医不足を補うために掛け持ち麻酔を容認すべきという方から「患者は私の麻酔を受けたくて来ている」という大胆な発言があり、それに対して座長(だったと思う)から「掛け持ちで行うことを患者に説明しているか?」という質問があり「説明していない」という回答で会場内の失笑をかっていたという記憶があります。このあたりがある意味問題解決の糸口にはなりませんかね。
あくまでも掛け持ち麻酔が学会の「安全な麻酔のためのモニター指針」から大きく外れてしまっていることは明らかです。従ってこのような掛け持ち麻酔を行うのであれば患者に「当院ではあなたの麻酔は掛け持ちで行います。それでもここで手術(麻酔)を受けますか、それとも転院してよそで手術(麻酔)を受けますか」というくらいのことは説明すべきではないでしょうか。
理想的には学会主導で掛け持ち麻酔を行う病院、掛け持ち麻酔を行わない病院、麻酔科の常勤医が不在でバイトの麻酔科医が麻酔を行う病院、当科麻酔で行う病院を明らかにして患者に選択してもらえれば良いのかななんて考えたりもします。
いずれにしても掛け持ち麻酔していた者が言うべきことではないかもしれませんが、掛け持ち麻酔を行うのであれば事故が起きたら弁解の余地は無いものと覚悟を決めて行ってください。
by (2008-04-25 23:00) 

なまけたろう先生、コメントありがとうございます。

掛け持ち麻酔をしないことが「正論」で有ることも、掛け持ち麻酔をして何か事が起きれば袋だたきに遭うことも、すでに私は述べています。

むしろ私は、前回の私の発言にある、1)、3)、4)のいずれを先生が容認するのか教えていただきたいです。
学会で「失笑」した先生方にも訊いてみたいと思います。
正論を振りかざして他者を批判することは容易いことですが、私が持つ疑問をどのように解決しているのか是非知りたい。

私には他と比べて2)だけが特別に悪いことだとはどうしても思えないのです。
by (2008-04-26 03:03) 

選択肢にあげられた(1)~(4)に関して考えれば麻酔科医が主導で決められるのは(4)だけだと思います。ただし、私は(4)を選択する気はないし、これを選択する麻酔科医がいたとしても精神的・体力的に限界まで働こうとして(働いて)疲れ果てた麻酔科医の麻酔を受けたいとは思わないでしょう。
残った(1)~(3)に関してはどれを容認するかと言うよりもどれを患者に選んでもらうかが大事なのではないでしょうか。
当科麻酔でも掛け持ち麻酔でも患者が納得して受けるのであればそれで良いと思うし、それが不満である患者は順番待ちをするなり、少しでも早く順番が回ってくる病院を捜すなりすれば良いのではと考えます。
自分でもある意味冷たい意見だとは思いますが、他の診療行為と同様に情報提供した上で患者に選択してもらうべきで、麻酔科医が「手術制限や当科麻酔よりは自分の掛け持ち麻酔の方が良い」と思って行っているにしても、麻酔を受ける患者がその旨を知らなければ麻酔科側からの意見の押し付けに過ぎず患者側は満足できないと思います。
現状を考えれば掛け持ち麻酔を悪いことと決め付けてしまうことにも問題は多々あるのも分かっています。「掛け持ち麻酔を行うのであれば患者にもそのことを説明して行うべき」というのが私の最も主張したいところです。
by (2008-04-26 10:54) 

>医学放射線科学会が基本的支持を早々と表明し

知りませんでした。
学会員の一人として、深くお詫びいたします orz
by (2008-04-26 23:55) 

o 先生、コメントありがとうございます。

学会幹部の多くは体制派ですから、仕方のない面もあるのでしょう。
麻酔科医は病院の外科系主流派である外科医を相手にすることが多いので、一歩引いた見方が出来るのではないかと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 保険診療は定食
DATE: 07/15/2009 05:05:21
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-04-27 10:25) 

まず、日本の医療安全委員会の試案が世界の基準からかけ離れているのは、bamboo先生も良くご存知のことと思います。

WHOのガイドラインDraft guidelines for adverse event reporting and learning systems(特に第6章と第8章が重要)
http://www.who.int/patientsafety/events/05/Reporting_Guidelines.pdf

未だに因果応報(起きた結果への個人的な復讐や懲罰や制裁)の枠組みを出ていない日本人の狭い考え方は、他国との交流を絶って、世界から取り残されてしまいつつあったにも関わらず、旧習に拘った幕末の江戸の徳川幕府そっくりです。
世界の流れに取り残されるという点では、臓器移植法の制定の時もそうでしたが。

臓器移植法と言う医療の一部分のマイナス面ではなく、今回は医療現場全体を巻き込んでいます。
厚生省、検察、警察、一部の患者団体、多くのマスコミ、いずれもが、医療安全システムの世界的な流れと基本的な考え方を知ろうともせず、理解しようともせず、日本という狭い枠組みのなかでの議論に終止しています。
故意や悪意を除く正当な診療における死亡を刑事事件化しているのは、先進国だけでは日本だけです。

いつまで、このバカバカしい状況が続くのでしょうか。
医療界に全く問題が無かったとは言いませんが、医療行政を司る厚生省に世界の流れを認識する能力がなく、それが検察や警察の横暴に歯止めをかけられない一番の理由です。

世界の基準から大きくはずれた医療安全システムがこ日本の医療を崩壊させる、だから世界基準に合わせろという外圧(北アメリカや欧州連合やオセアニアなどの先進国からの)がなければ、どうにもならないところに来ているのでしょうか?
良識ある日本の医療人、一般市民、国会議員、法律家が団結して、不合理な試案をスクラップして、まともな医療安全システムが設立されるように戦わねばなりませんね。
by (2008-04-29 00:47) 

bamboo先生、いきなりアメリカの話題で恐縮ですが。
医師の医療行為が刑事事件化するのはこんな場合です。

NEY YORK TIMES紙から。
2008年3月14日
Surgeon Held for Deaths in Australia

http://www.nytimes.com/2008/03/14/world/asia/14patel.html?_r=1&oref=slogin
記事の要点ですが・・
「アメリカの外科医がオーストラリアで、資格もないのに健全な臓器を取り出して不必要な手術を行った。
不正行為かつ一時の激情から3名の患者を殺し、ふたりの患者を傷つけた。
この医師は以前、ニューヨーク州とオレゴン州で不正行為のため罰せられたことをオーストラリアの保健当局に隠すつもりだった。
彼はニューヨーク州とオレゴン州で医師免許を取り上げられ、いくつかの病院で医療活動に制限を受けた後に2003年から2005年までオーストラリアに在住し、向こう見ずな医療行為で3名の患者を殺し、他の2名の患者の体に重大な傷をつけたことでオーストラリア当局から刑事告発されている。
現在、アメリカ在住である彼は、オーストラリア当局への身柄引き渡しのためにオレゴン州ポートランドの刑務所に収監されている。」

この記事のように、医師の医療行為が刑事事件になるとは、あくまで故意または悪意をもって診療し、患者を死亡あるいは傷つけた時です。
資格を持った医師が正当な医療行為を行った時に患者が死の転帰を辿っても、日本以外の先進国では刑事事件化することはありません。

(参考)
Medical Malpracticeに関するニュースを集めたNEW YORK TIMES紙の特集があります。
http://topics.nytimes.com/top/news/health/diseasesconditionsandhealthtopics/malpractice/index.html?excamp=GGHLmedicalmalpractice&WT.srch=1&WT.mc_ev=click&WT.mc_id=HL-S-E-GG-NA-CT-medical_malpractice
by (2008-04-29 04:05) 

もしも医療安全調査会で黙秘権を行使したらどうなるのでしょうか?医師免許停止ないし剥奪、保険医停止、学会専門医剥奪、などの司法以外の医療同業者ないし文部省厚生労働省の力の及ぶ範囲内で制裁を受けることになるのでしょうか?
by (2008-04-30 09:09) 

鶴亀松五郎先生、二度にわたるコメントありがとうございます。

どうして日本では再発防止よりも責任の追及が重視されるのだろうと考えてみたのですが、元々仇討ちの文化があったことと、水戸黄門に代表される勧善懲悪が好まれ、退治すべき悪人を必要としているからではないかと思いました。

思い返せば、力道山の頃のプロレスでも、健さんに代表される任侠映画でも、ぎりぎりまで理不尽な反則行為に耐えた主人公が、最後の怒りを爆発させるストーリーでした。我々医師は、退治されるべき悪役なのでしょう。
by (2008-04-30 22:22) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

憲法もあるので、刑事責任免除とセットでなければ黙秘権行使を禁ずることは出来ないと思っているのですが、甘いでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 経年劣化
DATE: 08/25/2007 04:58:33
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-04-30 22:25) 

私もこのWHO勧告を最近知りました。
自分のブログでも書こうと思っています。
できれば、このブログの内容を引用させてもらってもいいでしょうか。

私事っぽいコメントですみません。
by (2008-05-04 12:52) 

よっしぃ先生、コメントありがとうございます。
ご自由にお使いください。
by (2008-05-04 17:54) 

bamboo先生、コメントを引用してくださってありがとうございます。
このWHOのガイドラインは小松先生を始めとして、いろいろな先生方が三次試案に反対するパブコメの根拠に使っておられます。
全国医学長・大学病院長会議の最新の見解にも引用されていました。

ガイドラインは2005年に発表され、厚生省での議論開始は2006年以降。つまり厚生省はWHOのガイドラインを無視した試案を作成しています。
医療職や国民をだまし通せると思っていたのかもしれませんが、ここにきてWHOガイドラインとの大幅な乖離が至る所で指摘されてきました。

野党の国会議員(民主党など)も言っているように、私は三次試案は今国会の提出は無理で、試案そのものが通らないと見ています。
この際、厚生省を外して、WHOのガイドライン沿った別の試案をつくって、別の場所でまともな法律にするべきです。
by (2008-05-05 12:25) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

本当に廃案になればいいのですが、パブコメでの反対意見は少ないという情報もあり、予断を許しません。
7日が締め切りのようなので、まだ反対意見を送っていない方々には、是非反対意見の送付をお願いしたいと思います。
by (2008-05-05 16:15) 

ありがとうございました。
エントリー挙げました。
by (2008-05-06 09:25) 

柊

> 厚生省を外して、WHOのガイドライン沿った別の試案をつくって、別の場所でまともな法律にするべきです。

一般の私も厚生省以外でと思います。

この国の医療・福祉は、あえてWHOや国連の考えとかけ離れた政策を行い、それにより身内の利を・・と疑いたくなります。
これ以上、役人による役人(+財界)のための制度は要りません。
民のための制度であるなら、先進国に準じて頂きたいです。しかし、タテマエのみが同様なものであっても実態が伴わなければ何もなりません。
一般市民が対象となる、厚生省の医療・福祉制度(基準)はギャンブル性が高すぎ、公平性に欠けるものばかり。これは、行政に都合の良い極一部の調査結果のみが制度設計に反映するためでは無いでしょうか?
by 柊 (2008-05-06 22:56) 

柊先生、コメントありがとうございます。

おそらく医療だけでなく、色々な分野で原因究明や根本的なシステムの見直しより、誰かに責任を取らせておしまいにする文化がこの国にはあるのだと思います。

その時、本当に責任を負うべき人かどうかは関係ないのでしょう。行政の不祥事でも、責任を取らされるのは不祥事のあったときの責任者ではなく、後任の責任者であることもたびたびです。後任の責任者のクビをすげ替えても何もならないのは言うまでもありませんが、野党もそれで満足するようです。

このようにして、本当のシステムの問題点、つまり、官僚機構は温存されます。誰かに責任を取らせておしまいにする手法は、官僚機構の温存そのものに直結するのですから、決して改善されないでしょう。私が悲観的な所以です。

日本には今のところ、航空・鉄道事故調査委員会を含め、刑事免責を謳った調査委員会はありません。本当の原因を追及しだしたら、関連する行政システムの欠陥が明らかになり、官僚機構そのものが無事では済まないことは明らかだと、私は思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 一時的には無理も利くが
DATE: 10/25/2008 06:55:45
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2008-05-07 16:57) 

10年以上前に大学病院に勤めていたころに緊急手術で熱傷の患者が来た。
受傷経過を見たら、「灯油をかぶって焼身自殺を図ろうとしたが周囲の説得で思い留まった。までは良かったが落ち着いたところで、では一服ということになり・・・」というものであった。
こんな冗談のようなことが・・・と当時は笑っていたものでした。
新聞で記事を見てこの時のことをつい思い出してしまいました。
by (2008-05-13 22:19) 

なまけたろう先生、コメントありがとうございます。

冷たい灯油にはなかなか火が点きませんが、体温で暖められると気化して火が点きやすくなるようです。「火の点きにくい灯油」と言う概念から、油断しやすくなるのでしょうね。
by (2008-05-14 06:25) 

病院でこんなことが起こったりしてたら「確実に」起訴されるんでしょうけど,警察内だとどうなるんでしょう.これで起訴されないならやはり警察はdouble standardということになるんでしょうか.見物です.

本来なら,こういったことで刑事というのはやはり間違っているんでしょうけどね.
by (2008-05-14 11:14) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

警察・検察という組織自体は明らかにダブルスタンダードでしょうが、世論の手前もありますから、どうするのでしょうか。起訴するかどうかにも関心はありますが、起訴しなかった場合、検察審査会がどうするのかも見てみたい気がします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 勇気ある行動
DATE: 04/23/2008 22:50:42
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-05-14 13:35) 

本当に研修医1人で土曜当直していたのでしょうか?それが一番気になりますが。
by (2008-05-16 21:02) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

時期的にはスーパーローテの少し前です。
外科系は研修医だけという可能性はあると思います。
うちの病院でも、2年目は研修医というより常勤扱いでした。
普通に当直は回ってきました。
それぞれの科の先輩がフォローしていましたが、病院自体はノータッチでした。
面倒見の悪い先輩しかいなければ、相談できなくても不思議はありません。
by (2008-05-16 21:27) 

医師の当直体制だけの問題では無いかもしれません。
CTの設備はあっても放射線技師さんがいなければCTは撮れません。土曜日の救急外来、技師さんは当直ではなく待機の体制だったかもしれません。待機の体制だったとした場合(この患者さんの受診時の様子もわかりませんが)、救急車で来ればCTは撮ると思いますが、もし自家用車で来て受診時に意識もしっかりしていて、頭痛が軽ければ「待機の人を呼び出してまで・・・。今日は様子を見て頭痛が続けば週明けに外来に来てもらってその時に撮れば・・・。」と変な気遣いをしてしまうこともあるでしょう。
いずれにしても情報不足。確かに全く落ち度が無いとは言えないが全面的に責任を負わせるのは気の毒に思えます。
by (2008-05-16 23:12) 

医療過誤の被害者

突然失礼します。息子が医療過誤により重い脳障害を受けました。病院も認めてます。交通事故から医療事故と二重事故のため、検察も告発出来ると言ってます。病院側の医療安全推進のスタッフと話はしますが、先に進みません。大病院ゆえに、責任転嫁が起こってる感じです。必死で診てくれた、看護師が悪者になったり、告発しても一生懸命診ていただいた関係者に捜査がいきます。
裁判になっても迷惑かけます。どうしたら良いのでしょうか?
by 医療過誤の被害者 (2008-05-17 00:27) 

なまけたろう 先生、コメントありがとうございます。

システムと言うほど大げさなことではなく、病院の「空気」によっても、研修医だと遠慮が働くこともあるでしょう。
研修病院として人気のある病院なので、きちんとした対応を期待したいと思います。
by (2008-05-17 13:34) 

医療過誤の被害者様、当事者としては処罰感情も並大抵ではないでしょうに、病院スタッフへの心遣い、敬服いたします。また、コメントくださったことに感謝申し上げます。

私としては、かねてから申しあげている通り、刑事告発では真相究明も再発防止も出来ないと断言します。是非、それ以外の方法をとるよう、切にお願いいたします。

ミスがあったとすれば、ミスを生じさせたシステム上の不備がなかったか、また、ミスを防げなかった場合でも被害を最小限に食い止めるための方策は十分だったかなどの検証が必要です。そのような検証の上で、再発防止のために何をするべきか検討することを、当該病院に要求するということでいかがでしょうか。

医療過誤の被害者様の真意が処罰ではなく再発防止であることが病院側に理解されれば、病院側も真摯に対応してくれるのではないかと思います。

最後になりましたが、息子様が少しでも回復されますよう、心よりお祈り申しあげます。
by (2008-05-17 13:50) 

医療過誤の被害者

コメントへの返信ありがとうございます。このブログを運営、閲覧しておられる先生方とは違う先生もいます。息子の医療過誤に関係した医師達は、過誤が分かった後、一切息子を診ていません。医師に対して大変失礼な発言ですが再発防止の事を考えているとは考えられません。もう終わった事なのです。過誤を犯した医師が、そのまま、その日から医療行為を違う子供に行うのです。正しい判断が出来るのでしょうか?その状況で?
by 医療過誤の被害者 (2008-05-17 20:09) 

医療過誤の被害者様、再度のコメント、ありがとうございます。

あくまで一般論ですが、人間とは弱いものです。何か事が起きれば、どうしても保身に走ります。いつもは偉そうなことを言うマスメディアも同様です。真相究明と再発防止には、どうしてもそれなりのシステムが必要なのです。やはり、以前書いたような、WHOの勧告(草案)に準じた調査機関の構築がなければ真相解明は不可能なのでしょう。

過誤によって重大な結果を引き起こしたとき、医師が何も感じずに以前と同じように別な患者を診ているということは、おそらく無いと思います。家族とは比べものになりませんが、医師も一方の当事者であり、通常、深く傷ついているものです。十分な人手があれば休ませたいところですが、休ませる余裕がないので働かせているのだと思います。

具体的に個別の事例に関わることはこのブログの趣旨ではありませんので、以上はあくまで一般論です。医療過誤の被害者様の経験されている事例ではどうなのか分かりませんが、看護師などの弱者に責任を押しつける、トカゲの尻尾切りという最悪の事態にならないことを祈ります。
by (2008-05-18 04:59) 

無罪判決がでて仮にそれで確定となった場合、報道各社とくに毎日新聞とその有名記者に対して損害賠償請求および謝罪を要求することはできるものなんでしょうか?
by (2008-05-18 11:51) 

私が病院長になって1年目の事でした。40歳位の女性と10歳位のお子さんがご主人の遺影を持って、院長に面談に来られました。訴えられた内容は、ご主人が頭痛で当院の脳外科に受診したのに、CTも撮ってもらえず、帰されました。わざわざCTのある大きな病院に来たのに、CTを撮ってもらえなかった。頭痛は夜中じゅう続き、翌日に、他院を受診しましたが、クモ膜下出血で亡くなりました。この責任を病院はどのようにとるのですかと言われました。脳外科医にこのことを確認すると、患者の頭痛はクモ膜下出血の頭痛と全く違うので、鎮痛薬を渡して帰しましたとのことでした。
この件には続きがあります。患者は翌朝も頭痛が続くので他院を受診し、他院でCTを撮ったが、クモ膜下出血で夕方に死亡したとのことでした。私は「そのCTに異状があったのですか」とたずねると、「CTには異状が無かった」との返事でした。私は「それなら前日にCTを撮っても異状は無かったはずですね」と言って、患者は納得して帰りました。
もし、翌朝に他院でCTを撮っていなかったら、脳外科医師は業務上過失致死で送検され、家族に多額の慰謝料を支払わなければならなかったでしょう。
院長として、安堵した結果に終わりましたが、自分の保身の為には、患者が「頭痛」と言えば、何でもかんでもCTを撮ると言うバカな結論になりました。
by (2008-05-18 12:43) 

きんむい 先生、コメントありがとうございます。

毎日新聞と有名記者の件は、大淀病院の方ではありませんか。
いずれにしても、記事に対する損害賠償は労多くして益少なしです。
だからといって泣き寝入りしたりせず、紫色の顔の友達を助けたい先生のように勝訴することは重要だと思いますが。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 最後っ屁
DATE: 05/18/2008 06:57:16
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-05-18 16:29) 

Directer 先生、コメントありがとうございます。

実際に警察や法廷で通用するかどうか分かりませんが、本来なら、カルテにきちんと所見が書かれており、その所見からはCTを撮る必然性がないのであれば問題ないはずですよね。

現実には後出しジャンケン判決が横行していますので、無事に済む保証はありませんが。
by (2008-05-18 16:38) 

医療過誤の被害者

何度もすいません。最初の診断では、頭蓋骨骨折、厚膜下血腫、内蔵損傷でした。小児外科医から頭蓋骨骨折に関しては、特別な治療はなく、自然治癒と説明を受けました。内蔵の治療のため、胃の中の物を吸い取られ、浣腸されました。その後、時間が経って、痙攣、硬直が起こりました。小児外科医は、脳外科の医師の指示に従うよう逃げました。経過入院中です。内蔵の損傷は全く無かったです、緊急手術後小児外科医がICUに腹部の損傷を確認に来ましたが、直感ですが、(犯罪者は現場に戻って来る)の理論に当てはまりました。
内蔵には全く損傷無しです!レントゲンの都合でフリーエアー?が、有るかもとの説明は受けましたが、、
全く状況の分からない脳外科の先生、痙攣硬直状態の患者に麻酔処理をして頂いた先生には感謝しております。ただ同じ病院です。
息子は頑張って、普通学級で頑張ってます。無理は多いですが、優しい同級生に救われています。
by 医療過誤の被害者 (2008-05-18 22:04) 

医療過誤の被害者様、不幸な出来事に対してはお気の毒に思います。けれども、具体的なことに立ち入るつもりはありません。当事者の一方からの情報で何かを言うことはフェアではないからです。

実を言えば、書かれたことだけから判断しても、医療過誤の被害者様の求める答えとは反対の感想を持っています。でも、そのことについても、ここでは発言を差し控えます。
by (2008-05-19 00:11) 

遷延性の意識障害になられた方には本当にお気の毒です。頚部の術後出血は怖いですね。症状出たときにはもう既に気道は殆ど完全狭窄寸前で挿管が困難な状態なので数分の判断の遅延は致命的です。とはいえ術後出血は手術であれば一定の率で起こりうるので完全になくせません。それをミスだと言えば結果的にはその通りです。しかし合併症死が一切許されなくなれば危ない処置はする人間がいなくなります。産科と同じことになる危険をはらんでいます。
一般の人にも全ての医療の持つ潜在的危険性をもっと説明していく必要はあるでしょう。
by (2008-05-19 22:23) 

元外科医先生、コメントありがとうございます。

医療の側は出来るだけ合併症を無くす努力をすべきですが、そのためには情報を共有する必要があります。情報が漏れたら民事や刑事の裁判が待っているようでは、合併症について検証することすら出来ません。こういう事の理解は無理なのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 強制配置?
DATE: 10/21/2008 06:09:08
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2008-05-20 22:10) 

大学病院だから常識的に考えれば麻酔科医、手術室スタッフも当直、宅直をしていたはず。それでも手術に移行するタイミングが遅いというのは・・・。帝王切開のリスクのある場合は準備(麻酔も器械も)を整えた部屋で分娩しろということですかね。
それもだけどこんな理屈がまかり通れば、心臓のカテーテル治療を行う時は緊急バイパス手術の準備を整えてからとか、内視鏡検査をする時は万が一穿孔を起こしても大丈夫なように緊急開腹手術の準備を整えてからなんてことになってしまうのでは。
これが度を過ぎれば点滴を刺す時は万が一の血管損傷にそなえて血管縫合手術の準備をしろとか、何にも出来なくなってしまいそう。
by (2008-05-22 23:28) 

福祉国家で知られるスウェーデンの政治
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3

税金は50~60%、消費税は25%、国民の負担率は70%。
同じ北欧のデンマーク、ノルウェー、フィンランドも似たようなもの。

消費税
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E
欧州諸国は普通に20%越えちゃう。
でも、医療も福祉も充実。

税金は払いたくない、でも充実した医療を望む日本国民・・実現不可能な注文です。
by (2008-05-23 01:09) 

故意でも悪意でもない診療上の有害事象、死亡や重大な合併症に対して、医療従事者を刑事告発できる先進国は日本だけです。
そんなことをしても、医療安全は保てないし、萎縮医療や医療職の離反を招くことがわかっているからです。
日本は、その点では世界の流れとは反対の方向にあります。

欧州、北アメリカ、オセアニアは、制度として刑事告発ができないようになっています。
スウェーデンやニュージーランドでは、民事訴訟すらできない仕組みを導入しました。
最近ではフランスが、民事訴訟できないシステムを導入し始めています。
そのかわり、患者さんには国から保障がでます。
額は多くありませんが、アメリカを除くこれらの国では医療や福祉が充実しているので、ある程度は患者サイドに納得していただかなくてはなりません。
by (2008-05-23 01:21) 

ご自分が、あるいはご家族が、ある医者の診療の結果、死亡したり、重大な後遺症が残った場合、人間の感情として、その医者を恨むこともあるでしょう。応報として厳罰を受けてほしいという感情も起こるでしょう。
しかし、その医者が、他の多くの人々にとっては命の恩人であり、日々の診療では頼りにな存在だとしましょう。
一人の患者・家族にとっては許せない医者であっても、他の大多数の患者・家族にとってはかけがえのない医者であったらどうしますか?
一つの診療関連死または重大な合併症や後遺症で、ひとりの医者の全てを否定することはできません。医療人材の損失になるからです。
また、他の医療職が動揺して、仕事から離れるかもしれません。
だからこそ、欧米の先進国が、そういう状況にある医者を故意や悪意でもない限り、刑事事件の犯罪者扱いとはしないのです。

予防できたことなら、どうしてそれが起きたのかを良く分析すれば、他の医療従事者やあとに続く患者の医療安全に役立てます。医療従事者が学び取れます。
しかし、どんなに医療が介入しても避けられない死や、後遺症は、必ずあるんです。

もし患者さんが、それをあらかじめ定められた運命として受け入れることができれば、先に進むことができます。
運命を受け入れられなければ、人を恨むだけで、そこで止まってしまいます。
医者は神様ではありません、決まっている他人の運命まで変えることはできないんです。

悲しみを乗り越えることが、容易でないことは充分に察することはできます。
誰かの手助けが必要かもしれません。癒しと言う意味での。
by (2008-05-23 01:44) 

なまけたろう先生、コメントありがとうございます。

どんなものにもリスクはあり、それを徹底的に排除しようとすればとてつもないコストがかかります。かけられるコストには限界がありますから、当然ある程度のリスクは受忍しなければならないのですが、何故か日本にはゼロリスク信仰があるのですね。子供の社会なんだと思っています。
by (2008-05-23 02:24) 

鶴亀松五郎先生、詳しい情報、ありがとうございます。

たとえ高福祉国家であろうと、子宮破裂で母児ともに必ず助けられるわけではないでしょうけど、そんなこと言っても裁判官には分からないのでしょうね。
by (2008-05-23 02:35) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

宗教が力を持たない日本では、癒しに対応するシステムは大切だと思います。でも、そう言うカウンセリングのシステム、日本にはないのですよね。
by (2008-05-23 02:43) 

いまさらば財務省!(官僚すべてを敵にした男の告白 内閣参事官 高橋洋一。講談社。)を少しづつ読んでいます。政治経済おんちの小生には難しい言葉がたくさん出てきますが、それでも大筋は理解でき、めっちゃおもしろいです、というかこの国は今の官僚制度では確実に近い将来滅びると確信させられます。先日はほんとうの環境問題(養老孟司)という本も読みましたが、2つの本に共通していることは著者が理系であり、東大法学部出身の文系エリートがきちんとしたデータを出さずに、というか自分達の権益を守り拡大することができるデータ(というか作文)を振り回して、あとで検証したらとんでもないことが山のようにみつかる、ということです。この件を含む医療に関しても先生方が示されているように理系の人間がきっちりとしたデータを出し、裁判官遺族の理想をかなえるためにはこれだけのお金人員が必要ですが、現状のお金人員はこれだけなので主張は通りません、早急に現状を改善させるよう国に働きかけることが遺族裁判官の本当のなされるべきことです、というような反論ができる理系人間(医師は半分文系でしょう)を味方につける必要があると思います。
by (2008-05-23 09:09) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

「いまさらば財務省」は人気があるようで、図書館で検索したら貸し出し中。予約が4人入っていて、借りて読むには時間が掛かりそうです。でも、いつか読んでみるつもりです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 争えない事例なの?
DATE: 07/11/2008 14:18:41
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-05-25 01:45) 

医療過誤の被害者

鶴亀松五郎先生のコメントを読んで、
先生の、おっしゃる通り、運命として受け入れれるよう、前向きに頑張って行くしか無い事は、分かっております。ただ、現実問題は病院と問題等を話あわなければなりません。病気で病院にいった訳ではなく、交通事故で病院に行き、そこで医療過誤にあい、複雑な経過をたどってます。どうして良いか分からず、色々な方々の意見を聞きます、その中の一つに刑事事件として訴え、真相究明する手段がある事を検察官から聞きました、交通事故が関係しているので、複雑です。刑事事件として訴える気は有りません。病院側の対応も先生達の意見とは、かけ離れています。過ちを認め、再発防止に務めるとの文章ももらいましたが、病院の偉いさんから出て来る言葉は、経過の報告、当時の担当医師はそれなりの処罰したから、
位です、先生方とは別世界の医師達も多数いはります。
 癒しに関しての意見ですが、癒しは本人が自分で探すとおもいます。
音楽やったり、勉強、スポーツ(無理か?)など。結論、誰も助けてくれません、自分でやらなければ。



--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 僕のガン飛ばし女王
DATE: 01/25/2009 20:47:05
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CATEGORY: 趣味
CATEGORY: スポーツ
CATEGORY: その他(一般)
by 医療過誤の被害者 (2008-05-25 03:07) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

元々庶民レベルでは、日本は善意で動いていたのだと思いますが、お上や金持ちは欲で動きますから、何でもアメリカ追随になるのでしょう。

以前、カローラをアメリカで生産したとき、大量に不良品が出たと聞いたことがあります。グローブボックスの内装の設計にミスがあったのです。ネジの分だけ凹みが無ければならなかったのですが、設計図にはなかったのです。

日本では下請けが凹みを加え、問題ありませんでしたが、アメリカでは当然設計図通りに作ります。今ではこのような「気の利いたこと」は罰せられるのでしょう。いやな世の中です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 私がマスメディアを信用しない理由
DATE: 05/17/2008 11:56:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2008-05-26 11:47) 

Paul Carpenter 先生とは同じようなことをしているようです。私はHDDの無い同じ製品を買いました。アナログ専用ですがHDD付きDVDレコーダーがあるので録画も可能です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 世界基準に目を向けよう
DATE: 05/27/2008 18:21:36
STATUS: Publish
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-05-27 18:30) 

日本の厚生省試案は、きちんと討論する時間もなく、関係する各省庁や医療専門団体などと意見や考えをすりあわせる場を設けていません。
また厚生省の担当者も臨床の専門知識や経験に乏しく、海外の医療安全の専門家を読んで意見を聞く機会すら設けていません。
患者団体の意向は取り入れられているかもしれませんが、現場で働く人たちの意向は無視されている印象です。

厚生省や患者側からは、医師側に、配慮してやった、譲歩してやった、と恩着せがましい発言が目指します。
配慮も譲歩もなにも、世界の流れにそった考え方で進めていくべきと、言っているだけなんですが。
by (2008-05-28 19:36) 

さらば財務省!を読んで今また官製不況という本を読んでいますが、これらの本を読んで思うことは東大法学部出身者の集団であるこの国の官僚には医療もなにもわかったものではありません。既得権益の保守拡大しか頭の中にはありません。今までどれほど多くのおかしなことがこの国で起こってきたかをみれば一目瞭然です。最大の過ちはそういったことを考慮せず、彼らおよび彼らの味方であるマスコミに医療関連死法案、医療安全調査委員会に対して原則賛成と誤解ないし曲解させてしまった医師会病院協会各学会などの本来医師を守るべき団体の安易な発言です。社保庁解体後の官僚公務員の受け皿になる委員会およびそのための関連死法案は我々としては断固認めるわけにはいかない、と誤解も曲解もしようのないはっきりとした態度を示すべきでした。まあ各団体のお偉方の中には委員会の幹部に天下りを約束されている人がいるのかもしれませんが。
by (2008-05-29 09:23) 

鶴亀松五郎先生、Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

様々な政策を考える上で、省益を全く考えるなとは言わないけれど、世界の動向くらいは参考にして欲しいものだと思います。医療に限らず、こんなに日本の官僚が無能だとは知りませんでした。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医師はミスを認めたか
DATE: 01/12/2009 11:06:14
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-05-29 18:04) 

今回も医師会学会の迅速な対応はないのでしょうか。本当にこの国は自ら進んで医療崩壊をきたしているように思えてなりません。
by (2008-06-02 08:58) 

まあそんなもんでしょう。それでも医療崩壊はせっせと促進させてくれるのでしょう。
by (2008-06-02 09:00) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

調べてみたら、マスメディアの脱税って多いのですね。
毎日だけじゃなかった。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 簡単に賠償と言わないで
DATE: 01/01/2008 18:07:20
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-02 15:16) 

>Carpenter先生

医師個人のブログではなく、ある程度公的な機関がきちんと見解を述べて欲しいと、私も思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ゴミかどうかは大きな違い
DATE: 03/28/2008 05:52:00
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-06-02 15:18) 

需要に応じた麻酔科医を供給できない以上、諸大学麻酔科教室も麻酔学会も既に存在意義を失い、麻酔専門医だの指導医だの認定施設だのといった名称はもはや空虚なものとなった。

麻酔士の導入と並んで、外科系各科における現実的実用的な各科麻酔について(自称プロ麻酔屋の能書きでなく)研究する「臨床各科麻酔学会」といった組織は無いのだろうか。

もし無いとすればこのような組織を立ち上げようではないか

奢れるものは久しからず、という言葉は昨今の麻酔屋のためにある。
by (2008-06-04 02:38) 

パート麻酔屋がどれほどの給料をボッタくっており、保険で認められる金額がどれだけなのか、国民に対して事実をディスクロージャすべきである
by (2008-06-04 02:41) 

タレント政治家の中では頑張ってはるほうですよねえ。大阪の橋下知事も。
by (2008-06-04 13:16) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

まだ本当のしがらみが分かっていないだけかも知れないので、今後どうなるのか見ていきたいと思います。でも、今回の発言は官僚の顔色をうかがうことのない正論だと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自らの襟を正してから
DATE: 06/01/2008 10:09:34
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: お金 / 株
by (2008-06-04 17:09) 

モデル事業なんでしょうか?
これは内科学会が主体でやってますから...
by (2008-06-08 01:18) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

内科学会が主体となって調査委員会のようなものを立ち上げたと言うことでしょうか。
事例に学び、当事者がいたずらに処罰されないような機構が作れればよいのですが、大丈夫でしょうか。
こんな記事が出るようでは、少々心許ないような気がします。

実際にどのような発表を行ったのかを知りたいものです。
事故があったからと言ってミスとは言えないことと、その理由の説明くらいはしていて欲しい。
by (2008-06-08 03:27) 

この記事は先日読んでおかしいと思いました。外科学会、消化器外科学会、麻酔科学会を参加させてないのはどういうことなのでしょうか。医療安全調査委員会のさきがけを内科学会はやっているつもりなのでしょうか。この記事だけではよくわかりませんが、もしそうだとすると内科学会は自らの足を引っ張っている、医療崩壊を進めることに加担しているとも考えられかねませんが。
by (2008-06-09 09:20) 

Carpenter先生、コメントありがとうございます。

誰がどのような立場でどのように調査し、どのような発表をしたのか、是非知りたいと思っています。
by (2008-06-09 15:23) 

とにかく中国も協力して真相を究明して欲しいですねえ。ロシアも中国もなにをするかわからない、と思われないためにも。ただでさえ信用がないのですから。
by (2008-06-10 09:32) 

Paul Carpenter先生、いつもコメントありがとうございます。

今回の記事では情報が少ないので、単なる調整の失敗なのか、他に原因があるのか分かりません。疲労骨折はコーチの責任だと思います。他に責任を転嫁するため、ウィルス感染と言う診断に飛びついた疑いが濃厚だと思いますが。

冷凍餃子であれば、私も中国は真っ黒だと思います。
by (2008-06-10 18:36) 

おっしゃるとおりだと思います。日本が中国に原因究明を強く求めなければそのとおりなのでしょう。しかし読売の記事はどうなんでしょうねえ。放射線同位元素診療、って要するにRIたぶん骨シンチの検査だと思いますが、しろうとがぱっと見たらロシアの元高官暗殺事件を思い出すでしょうねえ。
by (2008-06-11 08:39) 

私自身は読売の記事に何の価値も見いだせません。
松元氏は完全にあちらの世界の人だというのが私の判断です。
by (2008-06-11 19:46) 

考えてみれば医師警察官消防士自衛隊員以外にこの国で自分の命もかけて全身全霊を集中させて緊急時に対応したことのある人がどれだけいるでしょうか。医療関連死法案、医療安全調査委員会、検察審査会法改正なんてのは平和ボケ国家の象徴かもしれませんねえ。
by (2008-06-12 09:47) 

松元Drって自己主張が強いですし、言っていることがよくわかりません 赤血球と病気の関係にご執心ですがにわかには受け入れがたいですね  これが行き過ぎると瀉血治療が蔓延するのだろうか? それにしてもこのDrが普通に開業しているのが痛いなー(自己責任ですから他人がとやかくいう筋合いではないのでしょうけれども
by (2008-06-12 11:16) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

国民の誰もが修羅場をくぐる必要はありませんが、修羅場をくぐらざるを得ない現場に対する配慮はあっても良いと感じます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 一罰百壊
DATE: 08/23/2007 13:57:39
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-12 21:24) 

ライカーさん、コメントありがとうございます。

松元Drは千島学説の信奉者のようです。
千島学説については↓を参照。
http://blackshadow.seesaa.net/article/45642017.html
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 判決に異議あり
DATE: 02/26/2008 18:47:09
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 研究
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-12 21:31) 

本来こういう事例こそ医療安全調査委員会みたいなものが必要なんでしょうが。左右の間違いについては前から思うことがあります。それは姓名を含めた個人データの完全復唱(やまださん、ではなくやまだはちろうべえさん、男性、65歳とか)を3人以上でやろとりするということです。この事例なら執刀医がメスを持った瞬間に、しかしメスを入れる前に「やまだはちろうべえさん、男性、65歳、緑内障手術を左眼に対して行います」と例えば看護師、麻酔科医、主治医、助手、執刀医が順に声を出して確認しあう、ぐらいのことは当然のこととしてすべきではないかと思うのですが。ちなみに小生は放射線科ですが受付、技師、看護師、医師いろんな段階で必ずきちんと最低限フルネームの確認はするよう指導しています。もちろんなかなか完璧にはいきませんが。少なくとも患者まちがい左右の間違いを防ぐためには直前に何回も何人もが確認作業を連携して行うしかないと思います。もしも手術場の現場に合わない意見だったらお赦しください。
by (2008-06-13 20:11) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

執刀直前には確認していなかったのですが、これからは必要と言うことなのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 最高裁で麻酔ミス認定その1
DATE: 04/10/2009 16:19:59
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-13 20:29) 

bamboo先生,
第3次試案を元にした法案大綱が公表されたようです.
やはり厚労省は社会保険庁の受け皿として医療安全委員会を作ろうと画策しているのでしょうか...
by (2008-06-13 23:43) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

まだ見出しをちらっと見ただけですが、「無届けは懲役も」にがっくりと来ました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 情報不足
DATE: 10/27/2007 23:39:30
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-14 05:19) 

医療問題の記事もそうですが、売国奴としか言いようがないですね。
by (2008-06-23 18:46) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。
英語版の記事の方は昼にはなかった謝罪が載りました。
昼には線より下の部分だけだったのが、上の分が追加になっていました。
http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/
こちらは日本語版。
http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/etc/owabi.html

クイズの方はただ消したままです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 見逃された消化管断裂
DATE: 05/18/2009 23:44:36
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-23 22:16) 

自分たちはよほどのことがない限り(よほどのことがあっても)謝罪しないのに、立場の弱い人間にはすぐに謝罪させたがるのは民族の深層意識に根付いたものなのでしょうか?そうは思いたくはありませんがそんなようなことばっかりですよね。
by (2008-06-27 08:56) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

今回の毎日の見出しは、何でこんな風になったのか、本当に理解不能です。そもそも記事の本文との整合性もありませんよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 問題文に出てくる数の意味を教えるなら
DATE: 12/30/2010 09:16:56
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-06-27 21:46) 

土曜朝のニュースではたしか記者の停職3ヶ月だけになりましたよね。医者なら逮捕裁判医師免剥奪を当然と考えているのでしょうに。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: また福島
DATE: 08/13/2009 16:56:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-06-28 10:12) 

放射線科でありながら思うのは、ガーゼに特殊な成分を配合させて閉腹直前に検知するとアラームの鳴るハンディセンサーで確認できれば手軽に確実にできていいと思いますが...
by (2008-07-03 16:46) 

Paul Carpenter 先生、いつもコメントありがとうございます。

ICチップが大幅に安くなれば可能でしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 当然の判決
DATE: 04/28/2009 17:11:18
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-07-03 17:52) 

 あんまり大きな声では言えない「本音」ですね(^_^;)。
 実は私の所も近々ver.5の評価を受けます。書類の山と雑用の山に埋もれて「おれに医療行為をさせろ〜」とわめいております。
by (2008-07-04 22:55) 

 おかだ先生、コメントありがとうございます。

 受審期間中は準備段階を含めて、医療に専念することは不可能です。本末転倒だなと思ったことを覚えています。また、おかしな規則が出来る可能性もありますので注意が必要です。

 うちの病院では、「注射針のリキャップ禁止」が決議され、麻酔科の業務にクレームが付くという馬鹿な騒ぎがありました。多分その規則は今でも文面上は生きているはず。
by (2008-07-05 11:20) 

うちの施設ではアンプルから薬液を吸う際には注射針ではなく,プラスチック(だと思う)のカニューラを使用しています.これならリキャップによる針刺しは起こりません.バイアルからの場合にも刺す時だけプラスチックの針が使えて,抜く時にはその針がそのままバイアル側残るものを使用しています.(どこのメーカーのものかは聞かなければ解りませんが)
コストの詳細は知りませんが,工夫次第では注射針のリキャップ禁止でもほとんど麻酔科医の業務にも問題は生じないのではないでしょうか?
やはり,注射針のリキャップは繰り返すと針刺しをしてしまうことになりますから,これを減少させるのは理に適っていると思われます.
by (2008-07-06 20:50) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

実を言うと、私も最近その製品を知りまして、購入して貰おうと思っています。
by (2008-07-06 21:27) 

無理な要求についてこれない病院を潰すことが当然であった医療費削減の時代の遺産はどこまで存続するでしょうか。そもそも病院機能評価機構自体が官僚公務員の天下り先、新たなポスト確保のために作られたという噂があります。本末転倒としかいいようがありません。医療安全調査委員会も同様の事例にならないよう、各種団体が率先して対抗できるシステムを作るべきだと思います。ただ病院機能評価機構も医療安全調査委員会もそういう話が出ないと変わらない世界(勤務医の労働法違反の過重労働を含め)であるというところが医療界の最大の問題かもしれません。それはひとごとではなく、自分でもいやというほど痛感します。だから官僚マスコミ患者団体が付け入る隙があるのだと思います。死ぬほど忙しいから、患者のことで精一杯だから、では言い訳にならないということをもっと多くの医師が自覚することが一番重要なことではないかと思います。死ぬほど忙しい、患者のことで精一杯でなにも余裕のない状況自体がおかしいと、それを変えていくにはどうすべきなのかを個人個人がもっと真剣に考え対処していく必要があります。たとえ最初は海の上に落ちた一滴のしずくであったとしても。
by (2008-07-07 09:02) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

仕事だけが楽しみな人にならないよう、気をつけようと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 示談で8290万賠償
DATE: 07/10/2008 06:42:57
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-07-07 12:25) 

この国は当たり前のことが昔からできていないし、最近もっとひどくなっています。国の将来を担うこども若者を守り十分な教育職業を与える環境をととのえるとか、本当に困っている人たちに資源税金を回すために我慢できる人は我慢するとか、命をあずける医師看護師たちには十分な報酬と休養を確保してやらねばならないとか、ふつーに考えれば当たり前のことがまったく実現できないというか考えることさえしない人間組織システムがどんどん増えているような気がしてなりません。この国本当にいつまでもつのかと心配でしょうがないです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 許すことで癒されることもある
DATE: 02/15/2008 08:44:02
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-07-09 08:57) 

働き盛りの30代男性の右腕が術後機能障害に陥った、したがって示談金8290万円、これだけみると仕方がないなあ、と一般の人たちは考えて当然でしょう。ただ今作られようとしている医療安全調査委員会の主目的として強調されている原因究明、報告、再発予防という点に関しては病院もマスコミもまったくだめとしかいいようがりません。先生が危惧されるように立場の弱い者にそっと責任転嫁してはい終わり、という意図もみえなくもありませんし。こういう誰がみてもきいても不可思議な不信感をあおるようなことを繰り返すから医療安全調査委員会に医療関係者以外の人間を入れるのは当然だ、という話になってしまうんですよねえ。本当に自分で自分たちの首をしめている認識のない人間が特にお偉方の医師に多いように思えてなりません。
by (2008-07-10 09:13) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

このケースは公金なので議会さえ通してしまえば支払い可能ですが、医賠責だと判決が下りないと無理でしょう。穏便に済ませたくて、現場が納得していないのに示談にしたのであれば、当事者はつらいでしょうね。
by (2008-07-10 17:28) 

駄目麻酔科医

 ロートルですが現役麻酔科医です。先生のブログいつも興味深く拝見させていただいております。
あるいは他の先生からの指摘がすでにあったかとおもいますが、この症例は先の日本麻酔学会第27回大会で発表があったものと同じ症例ではないでしょうか。うまく要約できないのでそのまま抄録を載せます。
 「全麻下に行った斜角筋間ブロックで全脊麻と頸髄損傷を引き起こし、永続的一側上肢麻痺を来たした症例を報告する。肩関節形成術予定の29歳男性、プロポフォールとフェンタニールで導入、筋弛緩剤を使わずに挿管。神経刺激装置を使って腕神経叢を同定、1%リドカイン20mlと0.75%ロピバカイン20mlを注入した。途中、首を振るような体動があったがプロポフォールの投与で消失。ブロック終了後座位となった直後に血圧が42/31mmhgまで低下し瞳孔散大も伴ったため全脊麻と判断した。急速輸液とエフェドリンの投与で血圧は回復した。手術終了後、麻酔覚醒は速やかで自発呼吸も十分だったため抜管した。このとき右上肢の完全麻痺とホルネル兆候は認めたが、下肢や左上肢に異常を認めなかった。しかし術後10時間しても右上肢の完全麻痺が続き、更に左上肢のしびれを訴えたため頸髄MRI撮影した所、T2強調画像でC6を中心とする広範な高信号域を認めた。・・・・」
by 駄目麻酔科医 (2008-07-11 15:11) 

駄目麻酔科医

 すいません。コメント欄がいっぱいになってしまって2回にわたっての投稿です。ブロック針が深く入りすぎて(斜間筋アプローチではまれにあるようです)スパイナルコードを傷つけたというのなら、対策をとることは可能(例えばエコーガイド下に行うとか)ですが、神経根もしくはその周囲組織を伝わってくも膜下に入ったとなると・・うーん?
しかしそんなことが後になって画像で診断できるんだろうか?他にも同様の報告を1例どっかで見たような・・確かそれはステロイドの注入だったと思いますが。
とにかくこの示談で真相究明がうやむやにならないように願っています。
by 駄目麻酔科医 (2008-07-11 15:38) 

駄目麻酔科医先生、コメントありがとうございます。

全脊麻になったことは間違いないようですが、どうして永続的な麻痺になったのでしょうか。腕一本だけの麻痺ですから、ルートを傷つけたと言うことですかね。

こういう症例があった以上、これからは全麻下の神経ブロックは出来ないのでしょうね。腋窩ブロックはやっているのですが、もう止めようかなあ。
by (2008-07-11 17:30) 

病院の医師看護師数などは十分であったのか、医師看護師はきちんとした休養をとることができる労働環境であったのか、血圧を含めたバイタルサインはどうであったのか、高価なCT撮影はいつどのような理由で施行されたのか、CTの所見はどうだったのか、所見は放射線科医師がつけたのか、そうならいつつけたのか、本当に主治医はCTの結果をみていなかったのか、あるいはすぐにはみられないような過酷な状況にあったのではないか、などなどわからないことだらけです。少なくとも警察が介入していない以上、少なくともいわゆる事件性は少ないと考えられ、そうなるとなおさら真相解明、再発防止目的のち調査にきっちりと時間をかけ、遺族にも報告する義務があったと思います。安易な示談はなんの解決にも(おそらく遺族にとっても)ならないと思います。事実真相がわからない以上は小生も同じ意見です。この国の医療は医師看護師たちのボランティアともいえる自己犠牲の上に成り立っています。それはいつ医療事故(といえるかどうか)を引き起こしてもおかしくないものです。自分も含め多くの医師看護師たちは毎日医療事故過誤がこんな過酷な労働環境で起きないのはまさに奇跡的だと思いながら、それでもいつ起きて訴訟逮捕されるかわからない危機的状況で働いています。それは生活のためもありますが、やはり人を救うという医療に最後まで崇高なあこがれと自尊心を持っているからです。その気持ちを萎えさせないためにも、国民の生命を守るためにも、今の制度とくに医療費医療保険は安すぎる、これでは十分な医師看護師を確保し、彼らに翌日きちんとした精神肉体で医療行為におよぶだけの休養睡眠をとらせることはできない、これはこの国の医療の最大の問題です。このブログとこの稚拙なコメントを多くの一般国民の方々がみられることを祈ってやみません。
by (2008-07-11 19:53) 

Paul Carpenter先生、いつもコメントありがとうございます。

日本の医療のコスト・パフォーマンス比は世界でもトップクラスだと思いますが、それでもコスト自体が低い状況では、パフォーマンスにも限界があります。こんな当たり前なこと、どうして世間は理解してくれないのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 愚痴、言うぞう
DATE: 07/04/2008 17:23:44
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-07-12 05:28) 

例の記事は全部は読んでいませんがこんなことまで書いてあったのですか!?売国奴国賊どころではすみませんね。日頃思うのですが、今までの医療報道も含めて何百億どころか何千億何丁円規模の訴訟を起こされて負けても当然という気がしますね。自分が法律の専門家なら本当に訴訟を起こしていると思います。そして賠償金を医療費やワーキングプア、ネットカフェ難民のひとたちにまわしてあげたいと。
by (2008-07-12 08:37) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

実際に訴訟を起こした方はいるようです。
一国民という立場での訴訟ですから、勝訴したら、その影響は計り知れないでしょう。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 術後出血はミスなのか
DATE: 05/19/2008 06:03:02
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-07-12 17:27) 

今回も詳しい情報をありがとうございます。
記事ネタを求めて裁判に強引にもっていく?当事者でもないのにそんなことまでしているんですかね。
それといつも思いますが、とりあえず産科学会主導の医療安全調査委員会みたいなものを作ったほうがいいんじゃないでしょうか。
by (2008-07-16 08:54) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

学会によっては、自分では診療をしないくせに分かったようなことを言うボスが牛耳っていたりするので、油断がなりません。産婦人科学会がそうだというわけではありませんが。

また、学会主導だと、患者サイドはかばい合いだと言って絶対に認めないでしょうね。医療崩壊まで、行き着くところまで行くだろうと言うのが私の予想です。
by (2008-07-16 10:48) 

以下,「産科医療のこれから」からです.
by (2008-07-19 21:02) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

毎日新聞が報道するに至った経緯と、原告が訴訟に至った経緯に関しては、今後とも注意深く見守りたいと思います。いろいろと出てきそうな予感がします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 避けられぬ合併症で賠償するなら
DATE: 09/23/2007 21:21:00
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-07-20 05:37) 

神戸の病院に勤務しています。マイナーな地方紙である神戸新聞ですが、ときどきへえーと感心させられるような記事を書いています。大手から買い換えようかと思うことがあります。(嫁が喜ぶ大手のようなプレゼントがないのがたまに傷。最近少なくなったけど。せこー)
by (2008-07-23 08:23) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

意図的に医療を崩壊させようとしているとしか思えない某新聞とは、雲泥の差だと感じます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 結果悪けりゃ
DATE: 10/29/2007 06:10:33
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-07-23 17:17) 

当院は緊急CTは夜も休日も昼休みもいつでも施行できるようにしています。放射線科技師が毎日当直しており、夜間撮影したCT(時にMRI)は主治医が可能な限り診断し、翌朝放射線科1人医長の小生が毎朝7時~7時半までに出勤して一番に読影することにしています。こんな病院は多くはないです。今医師離れ、病院の倒産閉鎖も続いていますからどんどん少なくなっているはずです。CTがない、あっても夜間休日には施行できない病院なんていくらでもあるでしょう。CTを施行し、読影できる人間がみれば尿管結石ではなく大動脈瘤、解離の診断はできたでしょうが、そんな恵まれた環境にある病院はもともと少ないし、さらに減ってきていることを病院会、病院協会、医師会、学会、医師連盟などの団体はもっと大きな声で訴えつづける必要があります。そういう実状を知らない、知ろうともしない司法が判決をくだすことのほうがもっと大きな問題があるといえばあるのですが。
by (2008-07-25 09:26) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

先生の病院であれば診断可能だったとしても、それを支えているのは本来の勤務開始時刻より早く出勤する、Paul Carpenter先生の献身的な努力ですよね。献身的な努力を司法が強制するのはおかしな話だと思います。

04年1月18日は日曜日だったようですから、当直または日直医が対応したのでしょうが、地域間格差や施設間格差はもちろん、同じ病院でも医師によっても格差があるのが現実ですから、いつでも正確な診断をつけろと言うのは無理だと思います。それを実現しろと言うなら、巨額の費用をつぎ込んで大々的な医療改革をする必要があるでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ホテルへの苦情
DATE: 07/26/2008 04:32:16
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 旅行 / 宿
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-07-25 13:11) 

ホテルも病院もサービス業は本当に辛いですよね。そしてなにより多くの場合マスコミは訴えたほうの言い分ばかり伝えたりしますし。特に高いお金を払う(正当な代価のはずですが)ホテルとか自分の思い通りにならなかった(診察時間や検査治療内容やその結果が)いやな思い出のある病院なんかに対してはとくに。
by (2008-07-26 11:54) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

この件では、苦情の主にもかなりのダメージを与えていますから、見習いたいものだと思います。
言われっぱなしは良くないでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 勘ぐりたくなる
DATE: 03/25/2008 21:25:34
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2008-07-26 17:15) 

構造改革、経済改革が中途半端なものに終わりつつあり、肝心の医療をはじめとするセイフティネットの構築改善まで持っていけなかったことが大きいですよね。セイフティネットは官僚や多くの政治家の利権と絡まないだけに。
by (2008-07-28 09:02) 

Paul Carpenter 先生、いつもコメントありがとうございます。

生活保護より悲惨なワーキングプアの人々の存在を見ると、セイフティネットの構築なんて考えていないのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 誤診で刑事罰?
DATE: 04/02/2010 06:23:17
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-07-28 16:38) 

神戸の事故なので、なおさら心を痛めています。記事にある雷雨はリアルタイムで体験したので補足しておくと、連発で落雷が降り注ぎ、断続的な停電と一部にボヤ以前ぐらいの火災も起こっています。信号機が止まったところもあります。

雨の具合もバケツをひっくり返したぐらいの代物で、あの豪雨と落雷の嵐の中でなら「橋の下」への避難は誰でも選択するかと思っています。あの落雷の豪雨の中で他の場所に避難する考えはちょっとの感じです。

川は中継か何かで見られたかもしれませんが、よく整備された親水地域で、流れ自体は本当に僅かです。判断として、もし増水してきたらその時に逃げようぐらいと考えても不思議ありません。

個人的に心配しているのは結果的に警報が出されていた事です。どのタイミングであったか確認できていないのですが、それをタネに訴訟の可能性はゼロでないので心配はしています。
by (2008-07-30 18:02) 

Yosyan先生、コメントありがとうございます。

都賀川の問題の場所の映像は、2分ごとにネットで配信されています。ちょうど事故の時間帯の映像をテレビで見ましたが、本当にあれよあれよという間の増水で、なすすべがなかったことが伺えます。

警報が出ていたという情報は気がつきませんでした。つまらない詮索が行われないことを祈ります。
by (2008-07-30 21:47) 

この事故、天災の教訓は水の脅威をおらためて広く知らしめることだと思います。
数年前、中洲でキャンプしていた多くのこども大人たちが増水した激流に流されたときも、ボーイスカウトなどの専門家にとっては、少しでも危険性があれば夜のうちに避難するのが常識と聞きました。
この数年地球温暖化のせいかとんでもない集中豪雨に突然見舞われることがあります。しかし今回のように1時間以上降り続いたという記憶はありません。それだけに対処のしようがなかったとは言えますが、これからもっとひどい、想像できないようなことが十分に起こり得ることを、水は美しいけどその反面とても恐ろしいものであることを、広く認識してもらう、水のそばに行く時は最低限天気予報で今日一日豪雨の危険性がないかを知っておく、天気や水量の変化に気づいたらとりあえずすぐに水から離れる、といったことを広報する必要があると思います。
特に海や川で溺れかけた経験のない(小生はあります)大人こどもが多い社会では、必要以上に危険性を広め認識してもらわねばなりません。
by (2008-07-31 08:36) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

コメントを読んで、一度怖い思いをしないと身にしみないのは、研修医も同じだなあと思いました。
by (2008-07-31 18:34) 

エビ

本当に、"人を死傷させた"の部分に違和感を感じますね。
助けたく尽力したけれど亡くなった…が大半だと思いました。
そして事故など起こった時の責任のありかについてまた考えさせられる事件を今朝mixiニュースで読みましたので、いつもお邪魔している本家ではなくこちらの方が医師の方々の目に留まり易いかとこちらに伺いました。

引用です→<NHK>照明機材で病院の火災報知機作動 山口 (06日 00:31)
5日午後1時40分ごろ、山口市の山口赤十字病院で、NHK山口放送局の取材クルーの照明機材により火災報知機が作動する騒ぎがあった。病院が5分後に火災でないことを確認、患者への影響はなかった。当時、手術前の麻酔を施した患者が3人いたが、院内のマニュアルに従い手術着手を停止し、10分後に再開した。
(毎日新聞)←引用終わります。


手術前の麻酔をして10分後から再開ということで麻酔科の先生達の最初にお考えの麻酔の量などが計画とずれたりはするのかしないのかわかりませんが、どちらにしろ医療者の方々にも患者さんにも患者さんを待たれるご関係者にもストレスが与えられたのではと胸を痛めております。
先生の記事と直接関係なく申し訳ありません。
この件、先生も書かれますでしょうか?
是非お話しを拝見したいです。
by エビ (2008-08-06 12:03) 

エビさん、コメント並びに情報ありがとうございます。

患者への影響がなかったのはあくまで表面的な話で、心理的な影響は大きかったでしょうね。
スタッフも対応に相当気を遣ったと思います。

「手術前の麻酔」と言うのは麻酔前投薬のことだと思います。
唾液を抑えたり、不安を和らげたりする目的で使われますが、少しくらい時間がずれても大丈夫です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: オバタメトロ
DATE: 07/28/2007 10:31:23
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療事故
by (2008-08-06 16:01) 

素朴な疑問なのですが、8年前といえばカルテや画像や検査記録も既に破棄されているのでは?
保存義務って、5年前のものまでじゃなかったですか?
医療機関側に資料が残っていなかったとしたら、裁判の資料も無いわけですから、どこをどうやって争点にするのでしょうか?
関わった人の記憶もあいまいになっているでしょうし。
わざわざ8年前の事例を今になって裁判にした意図がわかりません。医療記録がまだ残っていると原告側は勘違いしているのでしょうか?それとも、記憶だけを頼りにしても、裁判ができると思っているのでしょうか?

謎です。

主治医がパソコンに当時のデータを残していれば、話は違ってくるでしょうが。
by (2008-08-07 22:27) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

以前弁護士に訊いたことがあるのですが、保存義務を過ぎても、係争の可能性がありそうなカルテを廃棄した場合には後ろ暗いことがあると判断されるそうです。

この事例が素人目にはどのように判断されるのかが問題ですね。
私だったら、問題のある経過とは判断しないで廃棄でしょうが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: くじ運を責める人々
DATE: 01/11/2009 10:24:55
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-08-08 13:28) 

電子カルテ、所見のレポーティングシステム、検査のオーダリングシステム、なんでもそうですがユーザーが使いやすいように、人に間違いなく指示が伝えられるように、購入後もオプション設定を継続的にする必要があります。どうしても業者に頼まなければいけないときは時間もお金もかかるので、あらかじめユーザー自身でオプション設定や設定変更ができるようなシステムを組んでもらうのがいいと思っています。設定、変更は面倒ですが一度やってしまえばあとはいつも簡単な入力作業で確実な指示ができますから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 妊婦死亡の資料
DATE: 02/20/2012 17:52:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-08-13 09:40) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

うちでも出来るだけ使い勝手が良く、安全なシステムを構築したいと思っているのですが、そのためには失敗に学ぶことが重要です。

当該病院が詳細を公表してくれるとありがたいのですが、免責があり得ない以上、無理なのでしょうね。
by (2008-08-13 11:35) 

予想通りでしたねえ。まだ氷山の一角かもしれませんが。しかしこれが日本の大メディアの実態であるとはなんとも情けないお恥ずかしい話です。日本人女性と医師と海外在住日本人で団結して訴訟を起こして潰したほうがいいかもしれませんねえ。
by (2008-08-13 13:02) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

とりあえず訴訟が起きているようですから、生暖かく見守りましょう。
by (2008-08-13 22:43) 

しぷろきさん

都賀川の水難事故。

「バンキシャ」という番組で、当該地区の役所の河川管理担当部署を直撃し、管理責任を問うていたとおもいます。

間違いだったらいいのですが...。

私の見た事が本当だったら、やはり日本のマスゴミは地に堕ちているとおもいますが。
by しぷろきさん (2008-08-15 20:57) 

しぷろきさん、コメントありがとうございます。

管理責任を問うこと自体は、私は反対しません。
問題は問い方なのだろうと思います。
再発防止の観点であれば問題ないと思いますが、処罰感情が表に出ているようであれば問題だと思います。

「バンキシャ」はどちらだったのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 警報も鳴りっぱなしでは
DATE: 07/21/2007 11:53:16
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-08-15 23:10) 

平野早矢香(あってましたっけ?)、福原、福岡3選手頑張ったけど相手が1枚上手でしたねえ。残念ですけど仕方ありません。でも試合後のインタビューを見ていると、試合中のコワイ雰囲気はなく、すごくいい女に見えましたねえ。
by (2008-08-18 18:09) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

香港戦は気合いで頑張りましたが、韓国はカットマンが主体なので、気合いだけでは勝てないのです。対カットマン用の戦術を根気よく続ける必要があるのですが、日本の3選手にはそこまでの技術がないと言うことなのでしょうね。

ダブルスの時の早矢香(あっています)は、相手のことは睨みますが、パートナーと目が合うと優しくにこっと笑います。その豹変ぶりが面白かったです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 夢の麻酔薬?
DATE: 04/01/2012 09:21:38
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CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-08-18 23:09) 

裁判官が良識を持っておられ、医療のことをじっくりと勉強され、日本の医療の将来について真剣に考えておられる人であることを願ってやみません。
by (2008-08-19 09:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

たとえ無罪を勝ち取っても、控訴されれば、まだまだ長い戦いが待っています。
有形無形の支援が必要です。
何らかの形で協力したいと思っています。
by (2008-08-19 11:55) 

明日、シンポジウムに参加してきます

【シンポジウムのお知らせ】
大野事件の判決の日、福島に集まりましょう!

日時:2008年8月20日 

福島県地方裁判所 開廷10:00
シンポジウム(会場は福島グリーンパレス)13:00~15:00

 福島グリーンパレス  http://www.fukushimagp.com/
 〒960-8068 福島市大田町13番53号(福島駅西口より徒歩2分)
 TEL 024-533-1171 FAX 024-533-1198

参加のお申し込み:
 お名前とご所属を、oono.obs@gmail.comまでメールでお送りください

参加費:1000円

ホームページ:http://oono-obs.umin.jp/
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 何が起きたのだろう
DATE: 03/14/2008 23:25:51
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-08-19 17:14) 

Helen Merrill先生、コメントありがとうございます。

被告医師の完全無罪と、シンポジウムの成功を祈っています。
by (2008-08-20 01:25) 

おっしゃる通りです。悪いのはとにかくお金で解決しようとした病院幹部、県幹部(保険金がおりるためには無理にでも過失を認めさせないといけませんので)、異状死の届け出が必要ない事例のはずなのにあとで異状死であったと大きな過ちをおかした人間たち、そしてそれにとびついて乗っかった警察検察、真の加害者は救命に全力を尽くした医師ではなく、無責任な(県立病院ですからお金は保険金にしてももとは税金)第3者たちであることを遺族に理解していただくのは極めて困難な状況になってしまったことは医師にとっても遺族にとっても大きな悲劇であり、医師と同じくらい遺族の心に回復不能なダメージを与えた張本人たちが知らん振りをして、あくまでも自分たちは正義の味方、遺族の見方であるという誤解を遺族の心に植え付けてしまったことが最大の罪ではないかと思います。彼らを罰する方法がないものかと真剣に考えてしまいます。なな先生はそういうことには反対されていますが。
by (2008-08-20 18:17) 

お邪魔致します。

河北新報社の報道は比較的客観的と思いました。asahi.comも冷静に判決を伝えているようです。
一方産経新聞と読売新聞が、これまでの医療者バッシングの最右翼だった毎日新聞を凌駕するように、遺族の加藤医師に対する怒りをしつこく書き続けています。
全ての記事を読んだ訳ではありませんが、産経と読売には猛省を促したいと思っています。

歪んだ遺族の応報感情をこれ以上煽らないで欲しいと願うものです。
by (2008-08-20 21:23) 

いやー、ホントに無罪で良かったです。
これ、病院や県の調査委員会とか、何か罰則を与えるとか、そういうのないと駄目ですよね。
by (2008-08-21 00:27) 

CB先生、コメントありがとうございます。

読売の「専門的議論に遺族置き去り」って、何なのでしょうね。
医学的瑕疵があったかどうかを論ずるのに、専門的に議論しないでどうしろと言うのでしょう。

前にも書いたのですが、遺族のむき出しの感情は、言わば裸の心です。
裸の体を放映すれば問題になるように、裸の心をそのまま垂れ流すのも問題です。
by (2008-08-21 04:42) 

Dr. I先生、コメントありがとうございます。

今回の争点にはなっていないようで、調査報告書のことはあまり問題になっていないようですが、ある意味、捏造であることは間違いないようですから、何らかの対処が必要でしょうね。

自治体病院なので、保険ではなく議会を通すために捏造したのだと思いますが、もし自賠責で保険請求をしていたら、保険金詐欺になるのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 代償は大きいかも
DATE: 06/01/2009 15:46:37
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-08-21 04:47) 

なんで専門家の内科医が入っていながらこんなことになるんですかねえ。
名ばかりの専門家でしょうか?
大野病院裁判の検察側証人として陳述した、手術経験がほとんどない産科学会の大家のような。
試験管振りと論文書きばかりやってた人たちじゃないですか?人選を再考すべきだと思いますが。
by (2008-08-27 09:19) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

調査をする以上、記録がないと困るのは分かります。
どの分野でも、報告書というのは無難な内容に作られたものではないでしょうか。
リアルタイムに書かれるべきカルテが不完全なのは、混乱した現場ではむしろ当然と思われます。
不完全な記録であるカルテをもとにして、関係者が後に作成した報告書で判断して貰うのが良いのかな、とも思います。
by (2008-08-27 16:47) 

>なんで専門家の内科医が入っていながらこんなことになるんですかねえ。

Paul Carpenter先生,
内科医は手術に関しては素人です.外科系の医師でなければ手術時のことなど解るはずもないと思われます.
こういった緊急時に手書きの記録では正確な記録は不可能(当然ながら救命措置を優先しますから)で,あとから記憶をつないで書いてもあちこちに欠落や時刻的な誤差が生じます.対策としては自動記録ですが,これとてコストの問題がありますからどこでも簡単に実現できるものではありません.昨今のように医療費を削減され続ければそのようなインフラにお金を掛ける余裕などどこにもないのです.なお,自動記録でもアーチファクトの問題があります.蘇生処置などの場合にどれだけ自動モニターが正確にデータを計測しているかということです.まあ手書きに比べれば時系列等は揃いますが.
by (2008-08-28 23:02) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

自動記録で怖いのは、何でもないところで異常値となるアーチファクトです。
問題がなかったことを証明するのは大変ではないかと危惧しています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 右でも左でもなく、只のトンデモ
DATE: 11/14/2008 17:34:22
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-08-28 23:25) 

国際規格では酸素は緑なのですね。知りませんでした。
JIS規格っていったいなんなんでしょうね?利権がらみでしょうか??
by (2008-08-29 19:21) 

医療医学の知識に乏しく、経験もなく最愛の娘さんを亡くされた遺族の気持ちは理解できなくはないですが、問題は自称正義の味方の自称ジャーナリストですよね。職業としてお金をもらって意見を大衆に発信しているいるプロである以上、影響力と責任の重さは理解していただかないといけないですよね。
目に余るケースは、学会なり医師連盟なりの関係機関が提訴する必要もあると思いますが。
by (2008-08-29 19:26) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

言論の自由は誰にでもありますから、自称ジャーナリストを提訴するのは無理がありそうですが、きちんと反論して、信用を失墜させる事は可能と思います。
by (2008-08-29 23:28) 

Paul Carpenter 先生、こちらにもコメントありがとうございます。

JIS規格は日本の規格で、それなりに歴史もあるので変更しにくいのでしょうね。
もちろん医療とは関係のない工業系の規格なので、学会の声も届きにくいでしょうし。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: JR西日本の刑事責任
DATE: 09/10/2008 04:50:22
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CATEGORY: その他(一般)
by (2008-08-29 23:31) 

世間の思いとは違って、はしゃいでいる医者はいないでしょう、少なくとも臨床の現場にいる人間ならば。
世間もいい加減ですね。

ただ、医療界が団結して、協力すれば、情報を共有して、法律家の先生方の助けも得て、不合理な裁判にも立ち向かうことができることが判りました。
インターネットを通じた情報発信を通じて、医療職ではない一般市民のかたのご理解と支援も充分に得られることも判りました。
また、相変わらず浅い認識のままの既存の大手マスメディアが、的外れの記事を出し続けていることも判りました。

しかし、これからも、関わる人と場所と症例が異なるだけで、医療裁判が続くことは同じです。
おかしな鑑定があり、おかしな判決があり、そのつど医療職は、裁判の推移や判決の結果で混乱させられる・・・
裁判官が、あちらの顔をたて、こちらの顔もたて、では正確な医学的判断は下りません。

やはり、専門家でない裁判官が、診療行為の是非を判断するのは困難なのでしょう。
だからこそ、スウェーデンやニュージーランドは医療裁判自体ををシャットアウトしています。

事案となった症例の診療経験豊かな複数の複数の専門医、医療安全の専門家が検討して、解剖の結果なども用いて医学的判断を下す。医療側の当事者からも、話を聞く。検討会議のチェアマンが最終的な判断を下す。結論に不服の場合は、異議申し立てもできる・・・英国、カナダ、オーストラリア、北欧各国などを初めとする欧州各国、が採用している方法です。

これからは大野病院裁判で中断した医療安全委員会の法案の議論に移っていくと思いますが、先進各国の医療安全への取り組みを学習して、取り入れていくと同時に、(北欧やニュージーランドのように)医療裁判自体を根絶する方向に進むべきだと思います。
国ごとに医療制度が違うから、他国のやり方は参考にならないという論調を時々見ますが、故意でない診療関連死と有害事象、医療エラーは、国が違っても同じ状況で起こるから、各国が共同してシステムを構築作り上げているのが、先進国の状況です。
by (2008-08-30 14:50) 

鳥集氏の「とりごろうブログ」は2年ほど前に大炎上しています.
結局彼は,医療者の書くコメントを最後まで理解しようとはせず,その後「陣痛促進剤○○の会」などが開く集会に出席していたようです.
残念ながら医療の本質というものが理解できないのです.
by (2008-08-31 22:45) 

世間によくいるNHKの飯野奈津子解説委員型ジャーナリストと同じ部類でしょう。ひとことで言えば愚か者。
医療システムや医療安全システム、実際の臨床の現場を調べもせず、勉強もせず、根拠の無い言葉を並べ立てるだけ。
知識不足と理解力不足が根本に有る以上、医療系ジャーナリストとして、今後も質的向上の可能性はありません。
したがって、この類のジャーナリストが将来も医療安全に寄与する可能性はゼロです。
ハッキリ言って、このジャーナリストの影響力は無視しても差し支えないと思います。
ご自分でジャーナリストを引退しないかぎり、マスコミに登場すればするほど、恥の上塗りをするだけです。
人として、みっともない生き方だと思います。

専門家や医療職が情報を共有して、法律家の助けや一般市民のかたがたの支援も得て、国会議員の先生がたのお力添えも頂いて、持続可能な医療システムが法律や政策に反映されるように努力していくしかないでしょう。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: フェイルセーフ
DATE: 10/27/2008 22:49:36
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-08-31 23:47) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

きちんとした調査機関を作ろうとすれば、かなりのコストがかかります。
診療に追われる医師に調査する時間はありませんから、その分の医師も確保しなければなりません。

欧州各国は、制度維持のために多くのコストを費やしているはずです。
何事も金をかけなければまともなものは出来ませんが、その金を負担する気が行政にも国民にもないのでしょうね。
by (2008-09-01 05:33) 

Level3先生、鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

今回の朝日新聞を見てググってみたのですが、要するにあちらの方なのですね。
自分たちの行動が医療を破壊し、受けられる医療のレベルを下げていることに、どうして気がつかないのか不思議です。
by (2008-09-01 05:39) 

おそらく裁判官も最後まで医療を勉強しながら相当迷ったのではないかと思います。
ただ基本的にこの事件をきっかけに医療崩壊が進んでいるという事実の認識はきちんとされている方で、それが最終判断につながった可能性は高いと思っています。
そういう意味では、とりあえずこの国を救ったことは間違いないと思います。
しかし残念ながら、もしも自分の判断に思わぬミス落とし穴があってはいけないという保険保証的な部分は確保し残したかったのでしょう、それが一部検察の言い分も認めるような判決につながったのではないか、医療の素人にこれ以上を求めるのは無理だったのではないか、と思います。
ということは、やはり医療に関する件は通常の司法とは別のシステムで検証判断するしかないと思います。たとえ人もお金もかかっても。
by (2008-09-01 08:54) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

医療だけでなく、航空機や大規模鉄道事故の場合、やはり重要なのは真相究明と再発防止なのですから、事故調のあり方も、それに見合った体制になるべきなのでしょうね。
by (2008-09-01 15:07) 

刑事も民事もあわせて医療裁判をシャットアウトしている国スウェーデン、北欧各国とニュージーランドも同様です。

◎刑事も民事もともに医療裁判をシャットアウトした国スウェーデンの医学的監査委員会(HSAN=Halso-och sjukvardens ansvarsnamed)
http://www.reference.co.jp/imori/info/info6_8.html
http://www.reference.co.jp/imori/info/info6_9.html

◎スウェーデンの医学的監査委員会のホームページ
(HSAN=Halso-och sjukvardens ansvarsnamed)
by (2008-09-01 22:19) 

◎英国の医者を守る為の組織
イギリスおよびイギリス連邦内には、医師のための、医師による、医師を保護してくれる団体があります。
診療でトラブルになりそうになったとき、あるいは既になってしまった医師に救いの手を差し伸べてくれる組織ですが、いわゆる医師会や専門医団体とは違います。
いずれも非営利団体で、医師が登録料を払うことによってメンバーになります。
英国の大多数の病院勤務医と開業医の医師と歯科医が加盟しています。

◎The Medical Defence Union Limited (英国のうちイングランドとウェールズ).
http://www.the-mdu.com/

◎The Medical and Dental Defence Union of Scotland(英国のうち、スコットランド)
http://www.mddus.com/mddus/CCC_FirstPage.jsp

◎The Medical Protection Society Limited(英国および英国以外の英連邦の医師や歯科医師や看護師も含む、25万人以上が加盟)
http://www.medicalprotection.org/uk/

例えば、医師が医療過誤(訴訟)などの疑いで、警察や患者や、コロナー(異常死の死因究明を行う法的資格をもつ行政官、医師のことが多い)、GMC(医師の資格認定や、医師資格の停止や行政処分を行う機関)から、問い合わせがある場合に、これらの組織に相談すると、24時間対応で相談にのってくれるそうです。相談相手としては、医事法を学んだ医師が大半を占めます。
必要な場合は、医師の代理人となって、問い合わせをしてきた機関や患者の間に立って、紛争処理をしてくれるとのこと。
また、さまざまな勉強会も開催して、医師に医療安全への知識を授けてくれることもしています。
by (2008-09-01 22:20) 

すみません、訂正です。
◎スウェーデンの医学的監査委員会のホームページ
(HSAN=Halso-och sjukvardens ansvarsnamed)
http://www.hsan.se/eng/start.asp

北欧や英国のように医療者を守ってくれる制度、組織があることは大変ありがたいです。
いまは、大手マスコミも一部の患者団体の考えを真に受けて、医療者を責めるばかりでしょう。
これでは、医療者が現場から離脱します。
それに気づかないのですかね。
例えば、ドイツの医師がヨーロッパ連合の医師資格・専門医資格相互承認を利用してスウェーデンやノルウェーやイギリスに移っている現実もあります。
by (2008-09-01 22:27) 

鶴亀松五郎先生、コメント並びに情報ありがとうございます。

日本は工業製品では外国のものを取り入れて上手にアレンジして立派なものをこしらえたのに、どうしていろいろな制度はまねしないのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 捜査で明らかになったこと
DATE: 08/29/2008 10:50:42
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-09-02 18:48) 

今回は大野病院の件の時のように、反論症例を提示できるかどうかではなく、過去から現在までの日本の医療、特に救急救命に関わる医療の実態をきちんと理解認識してもらうことが必要となるのでしょうね。
関係者の大変なご苦労が予想されますが、今後の医療訴訟にも関わってきますので、苦労は大きいものの極めて重要な作業になるのではないでしょうか。
我々もパブコメ、署名活動を含めできる限り支援協力したいものです。
by (2008-09-08 09:01) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

学会単位で色々な疾病や医療行為のリスクを啓蒙しなければならないのではないかと愚考つかまつります。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: またもや全文引用、その1
DATE: 06/08/2009 18:10:41
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-09-08 15:21) 

2つのことを思います。

1つはたまたまあの事故の数週間前に嫁が同じ路線に乗って、伊丹駅を過ぎた例のあたりはものすごくスピードが出ていて、とても怖かったことを憶えている、と後日聞きました。
そういう意味では、少なくとも運転士車掌を含む現場の人間は事故が起こる危険性をある程度予見できた可能性はあると思います。
そして現場の意見を集約できなかったか、集約できても揉み消したのなら管理職経営陣にも問題はあると思います。

もう1つは、こどもの頃から電車が大好きで、新幹線の運転士になりたい夢を持ちつづけた若者が、大きなプレッシャーに耐えかねた事故を起こしてしまった、それはプレッシャーを与えつづけたという意味でも、逆にそのプレッシャーに耐えうる精神プロ意識を持てなかった職員をそのまま運転士として働かせつづけた、その両方の意味で管理職経営陣の責任は問われる可能性があると思います。

しかしいずれも後だしジャンケンであることに変わりはありません。

しかがって今できることは、徹底的な原因救命(まだなされていませんよねえ。だから刑事罰を、という考え方になるのですが。大野病院の幹部福島県の幹部とは逆の意味で無責任だと思います)と民事訴訟、賠償請求、という話にならざるをえないかと思います。

医療関連死法案、医療安全調査委員会、検察審査会法改正の議論にも関係する重要なポイントであると思います。
by (2008-09-10 08:21) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

JR西日本に問題があったこと自体は事実だろうと思います。
でも、予見可能性で刑事罰という流れでは医療は出来ないという思いがあります。
いずれにしても、刑事裁判では真相究明も再発防止も出来ないことは明らかです。
真相究明と再発防止のためには、刑事罰を排した調査機関が必要なのでしょうね。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 産科医だって人間だ
DATE: 11/01/2008 09:30:55
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2008-09-10 20:23) 

著者名を見て、学生時代同じ講堂で学んでいたような気がします。
小生は不真面目な学生だったので、講堂に行くこと自体が少なかったのですが...

厚労省の担当者、医師会学会の重鎮、遺族の会の方たち、司法警察の関係者、そしてマスコミの一人でも多くの方の目にとまりますように。
by (2008-09-11 09:04) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

実を言うと著者の経歴を見て、先生とは接点があるかも知れないと思っていました。
世間は狭いですね。
by (2008-09-11 15:47) 

あらま、Paul Carpenter先生とbamboo先生は、お互いに同窓生かもしれない?
世の中って、どこでどう繋がっているのか、面白いですね。

福田首相の突然の辞任、早期の衆議院議員総選挙のコースになりましたね。
臨時国会では、三次試案を基にした厚生省の大綱案は審議される可能性はほぼゼロ、衆議院議員選挙の結果次第では、厚生省案そのものがボツでしょう。
現場の主だった臨床系学会は大綱案への反対、または練り直しの見解を出しています。
一部に迎合して、臨床の現場で働く医療職の意向を無視したような拙速な法案化はいけません。
医療職の職場からの離脱、萎縮医療の挙句に、医療崩壊の増悪因子たりえます。
困るのは患者になる一般市民ですよ。

医療安全の制度構築では、日本の数歩(どころか、もっと先)をいく欧米の先進国から学び取っていくべきですね。
by (2008-09-11 23:52) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

同窓生の件は誤解です。
Paul Carpenter先生と私とは出身大学も年代も全く違います。
Paul Carpenter先生と著者の接点があると思ったのです。

お知らせしておいた方が良いと思いますのでお知らせしますが、コメントを頂くとメールアドレスも分かります。
アドレスによっては個人が特定できることがあります。
これから書き込む方はご注意を。
もちろん私から情報を漏らすことはありませんが。

本題に戻って、きちんとした制度を作るつもりなら、どうして海外の制度に学ばないのでしょうね。
今では品質に定評のある国産車だって、メルセデスなどを研究し尽くした結果でしょうに。
by (2008-09-12 05:30) 

bamboo先生、あらま、私の早合点でした(笑)。

>きちんとした制度を作るつもりなら、どうして海外の制度に学ばないのでしょうね

厚労相の担当者は2年くらいで替わるようですから、医療安全のシステムについてよく研究しないまま、担当していくことが問題かもしれません。
この問題とかぎらず、臨床の現場の意見をキチンときかず、状況も把握しないままに、現状と乖離した通達や政策を連発して、現場を混乱させています。

大手マスコミの認識不足に基づく記事や発言、一部の患者団体の認識不足、ほとんどの国民の無関心、いろいろなことが障害になっています。
一番良いのは、法律をきめる国会議員のかたを巻き込むことたど、この問題に精通している方々から教えて頂きました。

医療職側は、ネットと通じて情報発信を続けていくことが大事です。


--------AUTHOR: bamboo
TITLE: VBAC控訴審
DATE: 09/06/2008 17:29:17
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-09-12 20:30) 

みんなとりあえず責任を取らせる生贄が必要なんでしょうね。
今の時点では、医師が生贄にふさわしいということです。
by (2008-09-19 17:49) 

きんむい先生、コメントありがとうございます。

医療以外でも生贄になる人はいますが、医療では「死」が身近にあるだけに、医師のリスクは高いですね。
by (2008-09-20 09:15) 

特に娯楽、趣味においてはスリルを味わう楽しさとリスクの大きさは比例しますよね。

リスクをなくすことばかりしていたら、生きる上での楽しさを減らすだけでなく、将来真のリスクに直面したときに対処できず、かえって危険だと思うのですが。

それを教えるのはやはり保護者の役割ではないかと思いますが。

今は違うのでしょうか?
by (2008-09-22 17:32) 

顕微鏡をのぞくような繊細な手術をしている時でも、点滴から酸素麻酔まですべて管理しろ、ということでしょうか?

無理が通れば道理引っ込む。

大野病院の件は貴重な教訓として活かされてないのでしょうか。

少なくとも警察司法マスコミには。
by (2008-09-22 17:35) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

今は保護者も「お子様」なのでしょう。
子供のしつけより、自分のしつけの方が問題だったりして。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: マッチポンプ?
DATE: 07/11/2007 18:40:45
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療事故
by (2008-09-23 05:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

おそらくシステムが出来ていなくて、手順が決まっていなかったのではないかと推察しています。
個人を罰するのではなく、きちんとしたシステムを構築する事が肝要なのだと考えます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自虐的な放射脳
DATE: 08/01/2012 17:35:15
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CATEGORY: スポーツ
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-09-23 05:33) 

それなりの病院に入院中なら、おかしいと思ったらすぐにCTを撮れば早期診断治療につながるでしょうが、それでも高齢者、栄養免疫が十分でない患者さんが多いですから救命できないこともあるでしょう。

まして在宅で開業医が行ったら(できるのかどうか詳細は知りませんが)すぐにチェックすることもできません。

器具の不備不具合がないかの事前チェックも含めて、その都度確認するマニュアルは必要となるのでしょうね。

ただ小生かつて気胸胸水貯留時の胸腔ドレナージチューブの挿入時には、挿入後のX線撮影による確認は必ずしても、事前に器具の点検などは行っていませんでした。

それは医療メーカーを全面的に信頼していた、というか盲信していたに過ぎないのですが。

ただ清潔操作を必要とする医療器具を、徹底的に事前にチェックするのはまず不可能ではないでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 明日は我が身になりたくない
DATE: 01/14/2011 11:22:38
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-09-29 12:42) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

器具の点検は、容易に行える範囲であればするべきですが、限界はあると思います。
何事も完璧にとは行かないですよね。

在宅でのPEGカテーテルの交換は、ある程度のリスクを容認して貰わなければ出来ないでしょうね。
by (2008-09-29 13:08) 

クレーマーにこんな風に対応したら地方行政は崩壊ですね。非は認める、できないものはできないというのが正しい病院の対応だと思います。これを認めた院長や事務屋のレベルが知れますね。
by (2008-10-02 23:26) 

えぬ先生、コメントありがとうございます。

いろいろと圧力がかかったのだとは思いますが、やってはいけない賠償だと思います。
by (2008-10-03 03:27) 

医療安全調査委員会のようなものかどうかは別として、患者さんや遺族から意見や質問があった時に、警察や裁判所さらには官僚主導の厚労省医道審議会ではなく、臨床医を含んだ独立したシステムとして機能対応できる機関があればいいのですが。

なんせ医療崩壊の中で、ただでさえ医師が足りない時にそういうところに臨床がしっかりわかった医師をまわせるか、ということが大問題ではないかと....

さらに医師以外にはどんな人を参加させるのかということもいろいろな意見があり、そういうシステムを作ること自体がまずもって大変困難なことになっているような気がします。

定年退職した、あるいは立ち去り型サボタージュをせざるをえなかった元臨床医たちに第2の職場として提供してはどうか、そこで医療の再生信頼回復に努めていただいてはどうか、最近そんなことを考えます。
by (2008-10-03 08:31) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

問題は、医学的に妥当な判断をしても、かばい合いだと言われてしまうことですね。
医療バッシングの機運をどうにかしないと始まらないのではないかと危惧します。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 8年後の提訴
DATE: 08/07/2008 18:11:24
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-10-03 15:41) 

一度試してみたい、という誘惑に打ち克てず、その後ずるずると続けてしまったのでしょうか。

こういうことが1件あると、10件以上の医師に責任のないことまでやはり医師に問題があったんだ、と口実にされるのが辛いですよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 恨むにも限度があるだろう
DATE: 10/02/2008 17:00:41
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2008-10-06 08:16) 

こんにゃくゼリーに限って言えば、前から2つのことを考えます。

ひとつは、大人がダイエットに使う特殊な食品であり、こども用のものではないということ、要するにお酒やタバコといっしょで、こどもには与えてはいけないという概念をはじめからもつべきであるということ。
このことからは、危険性は十分すぎるほど予見できたはずであり、そばにいた大人の管理責任が問われて当然だと思います。

もうひとつは、通常のゼリーと変わらない包装(少なくともこどもにとっては)であれば、いくら注意書きを書いても読めない読まないこどもにとっては関係ないということ。
このことからは、こどもが食べる、開ける気もおこさないようなネーミングや包装(さらには形状大きさ)にメーカーが変える必要があった、と思います。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 謝罪文が載った
DATE: 06/24/2008 05:59:42
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-10-06 08:25) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

この事例は、記事が正しければですが、麻酔業務中の出来事です。
患者に対する責任を放棄しての出来事であれば、とうてい許すことは出来ません。
by (2008-10-06 12:46) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

出来るだけ事故にならないような方策自体は必要です。
その点でメーカーに改善策を求めること自体は賛成です。
只それだけでよしとすることには反対です。
報道にはそれ以上のことを求めたいと思います。

しかし、最後の事例は冷凍したものを1歳の子供に与えたのですから、あまりに考えが無さ過ぎます。
by (2008-10-06 12:52) 

ご無沙汰しております。小生はパソコンが最新のウイルスにやられ、しばらく不通状態でした。

読売も最近は毎日、朝日に比べるとましになってきたかな~なんて思っていたら大甘でした。

官僚とグルの偽ジャーナリズムの情報操作としか思えません。

でも一般国民の感情を操作できたとしても、肝心の医師が付いてこなかったら、拒否したり辞めたり、若い人が医師になるのをやめたら、なんにもなりませんよねえ。

本当に浅はかな考えとしか言いようがありません。

え?南の島ですかあ?沖縄石垣?ハワイグアムニューカレドニア??
小生は石垣島および西表島などに20年ほど前一度行ったきりです。
来年は行きたいなあ....
水着とゴーグルと冷えた缶ビールとおつまみさえあれば、あとは何もいりませんよね。
by (2008-10-22 17:16) 

あとできれば若い美女と.....
by (2008-10-22 17:17) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

こんな強制配置なんかできっこないと思いますが、反発する医師を悪者にして努力しているようなふりをする、アリバイ作りと思われます。

冷えたオリオンビールが旨かったと言えば、南の島がどのあたりかお分かりでしょう。
水着とシュノーケルセットは持参しました。
一緒にいたのは古い妻でしたが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 正確さと正直のすすめが剽窃とは
DATE: 05/25/2008 03:16:43
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-10-22 18:00) 

土曜日の夕方、平日の激務から開放されてつかの間の休息をとっている医師を自宅から呼び出すことを当然のように思うこと、その医師が翌日曜日に日直や日当直をしていたら、そのときないし翌月曜日も朝から通常勤務をしている時に、その医師が倒れたり、過労に伴うミスや事故があったら、なんて想像することさえできない、しないマスコミの報道には本当にうんざりします。

読売は最近頭に乗ってます?
by (2008-10-23 08:02) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

マスコミは何も考えていないと思います。
今日の朝日新聞の社説では
「産科の救急で受け入れ先が見つからないときは、とりあえず一般の救急部門で受け入れる。そうした柔軟な発想が必要だ。」
だそうです。受け入れて何をしろというのでしょう。
by (2008-10-23 11:55) 

都筑てんが様、コメントありがとうございます。

とても全部は読み切れませんが、それぞれのブログに、テンプレートとは言え、的確なコメントを残されたこと、感服つかまつりました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 不安は理屈じゃ無いけれど
DATE: 08/10/2014 05:45:35
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-10-24 13:17) 

裁判員制度の逆システムこそ必要ではないでしょうか。

裁判官、判事、さらには検察官や警察幹部にも救急病院の金曜朝から月曜朝まで泊り込んでいただき、金曜日中は外来、病棟、内視鏡室、心カテ室、手術場を渡り歩き、特に金曜夜からは当直医と同じ部屋で当直医と同じ動きをしていただく(トイレ以外は。診療は見ているだけ。そのかわり患者家族の文句も医師のそばで、同じ立場で黙って聞いている)、こんな実地体験をしていただかないと、自分たちの考え言っていること行っていることがいかに大きな間違い過ちを犯しているかなんて永遠にわからないでしょう。
by (2008-10-27 08:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

医師の過労に病院が責任を取らなければならないとすると、急性期の病院のほとんどは当てはまります。
分かっていての判決の可能性もあると考えています。
そうすると最高裁でも敗訴の可能性が高くなり、嬉しくありませんが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 「念のため」は、どれだけ増えたのだろう
DATE: 04/16/2009 06:17:42
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2008-10-27 14:20) 

bamboo先生のおっしゃるとおりだと思います。

ただ小生はそれに加えて、ネーミングの問題はあらかじめ解決しておくべきであった、と考えます。

こんにゃくゼリーの包装、形態もそうですが、利用者に誤解を招く、間違いのもととなることが十分予想されるものはあらかじめ改善しておくべきだったと思います。(こんにゃくゼリーはネーミングと違い予測できなくても、報告が少数あった時点で対応すべきであったと)

他にも間違いやすい薬品名はたくさんありますが、少なくとも同種同系統で間違って使っても問題のない薬品以外は、紛らわしい名称はやめるべきであり、業界のモラルの問題に繋がると思います。
by (2008-10-28 08:45) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

この報道に依れば、間違えたのはドロレプタンとアルチバとのことです。
ドロレプタンとアルチバでは、特別間違えやすいということはないと思います。

何でこんな間違いをしたのか私も不思議に思っています。
実際には、フェンタニルとレミフェンタニル(アルチバの一般名)を間違えたのではないかとも考えています。
そうであれば、間違えやすいことも納得です。
by (2008-10-28 18:58) 

「アルチバ」麻酔科以外では知らない先生の方が圧倒的に多いはずです。当然です。手術の麻酔以外では適用がないからです。薬局で確認したとはいうものの明らかに病棟では使わない(本来なら使ってはいけない)薬を看護師に確認しただけで払いだすのも問題だし、おそらく何かわからない薬を医師に確認しただけで使ってしまった看護師にも問題はあるでしょう。もちろん圧倒的に問題があるのは指示した医師です。
ちなみに新聞の誤薬内容が正しければフェンタニル+ドロレプタンならば麻薬伝票は1枚書くところが、フェンタニル+アルチバならば麻薬伝票は2枚書かないといけないことになります。通常1枚ですむ麻薬伝票を2枚書かないといけない時点で明らかにおかしいことに気が付かないというのは単なる名前の間違え以前の問題でしょう。この医師が普段から何も考えないで誰かに言われるままに伝票を書いてるか、それとも麻薬をつかった後に麻薬伝票を書く病院なのでしょう。
いずれにしても通常の単なるケアレスミスでは済まされないレベルの事故です。
by (2008-10-28 22:39) 

なまけたろう先生、コメントありがとうございます。

主治医の指示が問題なのは明らかですが、それ以外のどこかで修正可能だったのではないかと、本当に残念でなりません。
by (2008-10-29 12:20) 

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20081025ddlk19040062000c.html
>15日になって腹部の痛みを訴えたため、担当の30代の外科医が鎮痛剤を追加投与しようと麻酔科医に鎮痛剤の名を聞いた際、本来投与すべき「フェンタニル・ドロレプタン」を、手術時の全身麻酔に使う「フェンタニル・アルチバ」と聞き間違えた。病室で使用する薬ではなかったため、薬局が看護師に確認し、看護師も外科医に確認したが、外科医はそのまま投与してしまったという。投与には1年目の研修医も立ち会った。

悪名高きM新聞の記事ですからどこまで信用できるかは別として...
普通だと,外科医も気付くはずなんですけどね.ここまでチェックが入っていますから.
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医療安全のために
DATE: 09/10/2008 20:47:10
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2008-10-31 07:59) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

他人の言うことに耳を貸さない医師もたまにいますが、この件ではどうだったのでしょうね。
巻き込まれた研修医も気の毒です。
by (2008-10-31 09:42) 

自費診療、自由診療(人件費確保のため)で医師の完全交代勤務を実現する病院がそろそろできてもいいように思うのですが、医療の側からも動きがないですねえ。

まず富裕層をターゲットにそういう病院を創り(バブルの頃には結構あったようですがそれはあくまでも金儲け目的)、医療格差だという世論を作り上げ、国民全体が同様の病院を受診できるような予算配分、正当な負担としての医療費の値上げ等を行い、貧困層は別枠で支援する、これぐらいの提言行動は医療側からできるように思えてなりませんが....

そういう意味でも日○、全国○師連盟などの既存組織には期待が持てません。医療法人個別にやっていってもいいと思うのですが。日○が邪魔をするでしょうか?
by (2008-11-01 08:16) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

富裕層相手の自費診療は上手く行かないと思います。
富裕層は保険診療に上乗せするやり方で医療を受けていますから。
いわゆる「特患」というやつです。

奴隷医療を余儀なくされているような医師には、「特患」は回ってきません。
美味しい思いをするためには、ある程度腕も必要ですが、それより有名になる必要がありそうです。
タレント医師は、腕の良い医師よりも美味しい思いをしていることでしょう。

一応訂正しておきますが、「全国医師連盟」は既存組織ではありません。
「日本医師会」が政治活動をするために作った別組織(構成員は同じ)が「日本医師連盟」で、昨今の医療事情を憂う有志が今年立ち上げたのが、「全国医師連盟」です。
by (2008-11-01 09:01) 

nana

http://blog.livedoor.jp/kwqcc156/archives/1243732.html#trackback
元気な産婦さんが出産費を準備し忘れ救急車で入院のことをドレぐらい皆さんご存知でしょうか。
あほな無茶な提案とわかってしています。主婦です。
linkさせて頂きます。利用規約読み忘れ次の機会に。
by nana (2008-11-02 11:11) 

nana さん、コメントありがとうございます。

出産費用を踏み倒した妊婦が、次回も入院してくることもたびたびです。
口コミで、あそこに行けば大丈夫と言うことになっているようです。
by (2008-11-02 16:17) 

nana

お読みいただき有難う御座いました。
私のblog子供3にん、検索、livedoorcheckが読者です。
友達に親戚にURLを送っています。文字ばかりと言われます。
子供の一人<お母さん馬鹿>とこの情報をくれました。
なぜか朝日com、googleは私の作品に好意的です。
高橋大輔、清原君以外読者20人超えたことありません。
非難受けた側歯がゆいぐらい控えめにしています.誰の味方でもない者がでしゃばり公平に判断できるよう2例。
不払い、予定出産のこと。を書きました。
公開ですが。読者不在。
by nana (2008-11-03 07:25) 

念のために追記させてください。

全国医師連盟と日本医師連盟が別物であることは知っています。

かつては小生も全国医師連盟のすみっこに参加させていただいておりましたが、勤務医の人権を守るはじめての組織とうたいながら開業医を参加させた時点で猛抗議し、勤務医の組織を別に作るよう強く働きかけたところ、脱退させられました。

開業医を参加させた時点で、日医、日本医師連盟と同じ既存の組織になってしまった、と小生は認識しています。

ややこしい話で申し訳ありません。
by (2008-11-04 08:55) 

共同通信社はワイヤーサービスですから事実を速報するだけでいいのですが、いわゆるジャーナリズムがこの件を無視するか、きちんと検証考察して自分の意見を書くことができるか、一般国民もそろそろそういったことに気づくべきであろうと思います。

そうでなければこの国は終わりです。

医療だけでなく、道路をはじめとする公共事業、規制緩和に名を借りた利権拡大、税金無駄遣いの上に埋蔵金まで作り、なおさらに消費税を上げようとする亡国の輩が束になって何をしようとしているのか、どんなうそをついて国民の権利生命財産をおびやかそうとしているのか、そろそろ多くの国民も気づくべきです。

いくら政治意識のうすい優しくおだやかな国民性といっても、それを悪用する人間たちの存在には気づくべきです。
by (2008-11-04 09:02) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

墨東病院の件でも、各メディアは労働環境については完全に無視しています。
やはり終わっていると思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 事件の現場をスルーする記者?
DATE: 02/19/2009 06:34:34
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-11-04 18:06) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

開業医と言っても、Yosyan先生のような論客もいますし、日医に飽き足らない開業医と共闘することに、私は異論はありません。

全共闘時代に、分派抗争から最後は内ゲバで自滅した組織を多く見てきましたので、よほど腐った組織以外は批判しないようにしています。

そもそも全医連は生まれたばかりのよちよち歩きで、まだ批判に値するような組織ではないです。
きちんとした体制が出来るまでは、多少の意見の違いがあろうとも、私は応援するつもりです。
by (2008-11-04 18:16) 

さらに天邪鬼の小生は、巨人対西武というだけで全然見ませんでした。あとで見てもよかったかなあ、とちょっぴり後悔していますが。

来年は楽天対広島(ないし横浜)でありますように....
by (2008-11-10 08:31) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

ひいきのチームでなくても、今年の試合は面白かったと思います。
基本的に、短期決戦は緊張感があって好きです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 世界卓球
DATE: 02/26/2008 22:40:39
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CATEGORY: 趣味
CATEGORY: スポーツ
by (2008-11-10 18:30) 

とにかく事実を伝えるだけのワイヤーサービス(通信社)に徹してほしいですよね。どうせ真相を検証する気も能力もはじめっからないのなら。

医療が完全崩壊したときの記事コメントが楽しみです、ってそんなとんでもないことまで考えざるをえません。
by (2008-11-11 08:56) 

医療報道を斬る先生

これは訴えたほうも変。訴えられて和解したほうも変。もっと変なのは、和解を持ちかけた人です。

こういう何も知らない人(裁判長)が持ちかける若い「和解金額」と、へいへい出す「市」のいい加減さが、じつは医療を汚しているのです。

これではリハビリもできません。他の国でやってください、ということになります。
by (2008-11-11 13:29) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

せめて自分が分かる範囲の事実を書いて欲しいものです。
この記事を書いている記者は、自分が何を書いているのか具体的なイメージを持っていないと思います。
by (2008-11-11 17:23) 

夢見る掃除人先生、コメントありがとうございます。

裁判所の和解勧告は、和解しなければ出すであろう判決を示唆するものですので、和解に応じなければ病院敗訴になるのでしょう。

でも、地裁ですから、言い分があるのであれば控訴することも出来ます。
たとえ税金で払うにしても、医学的に大きなミスでないのであれば安易な和解は慎んで欲しいですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 毎日も絡んでいたとは
DATE: 07/09/2007 17:24:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2008-11-11 17:28) 

国民すべてを奴隷と思っている、いくらでも年貢を取り立てて利権にまわせばいいと思っている、どこにでもいる自己中の政治家の当然の言い分でしょう。
考えていることがよくわかって、かえってありがたいと言えるかもしれません。

そうなんですよね。

最大の問題は、医師も一般国民もマスコミも皆結局は官僚とそのお仲間の政治家たちの奴隷に過ぎない扱いをされていることに気づいてないのか、諦めているのか、そこですよね。
by (2008-11-12 08:42) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

前回の衆院選の時には、奴隷が奴隷商人に大歓声をあげていました。
自分達がどんな風に売られたのか、今でも気づいていないでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 才能の差かな
DATE: 07/28/2009 17:01:03
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-11-12 11:58) 

村山談話で解決したと思っている人は中国にも日本にもほとんどいないでしょう。

たしかに自衛隊の要職にある人間としては、せこいまずいやり方だとは思います。

でもそんなやり方しかできないような、言論の自由が許されていない社会にもっと大きな問題がありそうに思えます。

本当に言論の自由が確保されていれば、新聞も政治家も自衛隊の幹部も、その意見を認めてくれる人たちに支えられるでしょうし、最終的には選別され真にいいものだけが残のではないでしょうか。

最初から実質上の言論統制をしているために、あとで姑息な手段をとって、あるいは陰にかくれてこそこそやるしかなくなっている、そういう状況に国民全体の意識をおとしめているような気がしてなりません。

これだけの情報があふれていて自由に取捨選択できる時代に、戦前戦時中と同じだとはなから否定するのはどうかと疑問をもたざるをえません。

彼にも反論させる機会を与えるべきであった、最初から犯罪者扱いしたためにその機会も奪ってしまったことは残念でなりません。
by (2008-11-15 11:29) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私は今回の件は言論の自由などという次元の問題ではないと考えています。
トンデモは只のトンデモです。
要職にある人間が与太話を本気でするようであれば、日本の品位が損なわれます。
懲戒免職が相当だったと思っています。

本気で自分の歴史認識が正しいと思うのであれば、アカデミズムの場で行うべきです。
相手にされるとは思えませんが。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 所見がなければ診断できない
DATE: 12/19/2007 18:24:25
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-11-15 21:27) 

>医師の設定や機器に異常は確認されず原因ははっきりしないが
>十分な点検を怠った過失を認めて

これって日本語の文章としておかしくないですか?

小生には意味不明に思えてなりませんが。
by (2008-11-20 08:25) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

そうですね、医師の設定も異常ではなかったと書かれていますね。
私は換気量の設定が大きすぎたのだと早とちりしていました。
麻酔器によっては、500mlに設定したつもりが1500mlになり得るものもありますので。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: どちらでも訴えられそう
DATE: 12/01/2007 18:20:45
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 研究
CATEGORY: 医療事故
by (2008-11-20 19:45) 

mihorin

 麻生氏だけでなく、安部氏、小泉氏などみな含めてということですが、総理になるような人たちや、そのとりまきたちの「常識」が通じないのが、信念で労働している人たちなのでしょう。医療関係者もそうですよね。それが自分たちを脅かさなければ「しもじも」「一票」ですむわけですが、「医者」は(大物政治家やとりまきとはまったく別の軸で)人から尊敬される職業でしょう。それが気にいらないというか、本質的に鼻につくのでしょう。
 お医者さまがみな「恰幅がいい」わけではありませんが、自分たち以外に「恰幅がいい」人たちがいること自体がおもしろくないというようなタイプの人たちだけが集まって、普段からそういう気分を輻輳している延長線上で、ポロっと出たホンネと見ました(いつもいってることを、そのまま言っただけということ。いつもならウケるのに、なぜウケなかったのか、まだわかってないのではないかしらん)。
 その意味で、先日、失言で退陣した同じ九州は南の方の中山氏のメンタリティとすごく似た部分があるように思います。仲間内?の軽口がそのまま外にでちゃった、というか、仲間内でウケることが外でウケないはずはないと信じちゃっているとか(価値観のちがいの存在自体が理解できないということ)、ある種の空回りで止まらない状態なのかなぁ、と思います。年をとってエラクなるときの一つのパターンですよね。
by mihorin (2008-11-21 08:00) 

>まともな医者が不快な思いをしたというのであれば申し訳ない」と陳謝したが<

 要するにまともな医者はごくまれにしかいないので、大きな反発が起きるとは思ってもみなかった、ということでしょうか。

 まともな政治家官僚がごくまれにしかいないので、こちらは何事についても大方諦めているのですが....
by (2008-11-21 08:08) 

mihorin

>まともな医者が不快な思いをしたというのであれば申し訳ない」と陳謝したが<

いや、(ごく少数いるかもしれない)「まともな」医者には申し訳ないといえば申し訳ないが、(俺と波長のあわない=俺が気にくわないと思っている)大半の医者は非常識なわけで、別に申しわけなくもなんともないよ、と開き直ったということかと。

政権与党の中枢の方たちは、仲間内の発想(「俺=俺たちは偉い」という発想?)からでられないのではないでしょうか。
by mihorin (2008-11-21 09:13) 

mihorin 様、コメントありがとうございます。

「いつもならウケるのに、なぜウケなかったのか、まだわかってないのではないかしらん」と言うのは当たっていそうですね。
by (2008-11-21 21:33) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

mihorin 様の言うことが当たっているのかも知れませんが、すぐに謝るようなこと言わなければいいのにと思います。
一国の総理として、あまりに発言が軽すぎます。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医学的誤りが確定 
DATE: 10/31/2007 18:57:29
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-11-21 21:37) 

鶴亀松五郎

判決は、N先生側の証拠が経験豊かな専門医を動員して医学的に完璧で、検察側が全く反論(反証)できないレベルであるとのこと。

ただ家族は、検察側に上告希望のようですし、実際に動きもあるそうです(事情の詳細は、控えます)。上告の判断は検察が行いますが

先生のおっしゃるような、家族の考えの変化は全くありません。
この家族に冷静な判断と理解を得ることは、不可能だと思います
by 鶴亀松五郎 (2008-11-24 11:26) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

この両親が考えを改めることは、全く期待しておりませんが、上告は断念して欲しいですね。検察も勝算はないのではないかと思うのですが。
by (2008-11-24 17:40) 

もちろん現場で声をあげることが大事ですが、悲しいかな薬剤師さんのレベルにもよると思います。

それ以上に、こんな入力処方が自動的にできるオーダリングシステム自体が問題だと思います。

マスター作成時に医師と薬剤師がダブルチェック、トリプルチェックをしておくべきであったと。
by (2008-11-25 08:37) 

極めて稀な事例であり、当時の一般医療レベルでは予測不可能であったことをもっと強く判決文で遺族に訴えてほしいと思います。

そうでなければ、お子さんの死が無駄ではなかったこと、その後の救急医療の現場で役立っていることを遺族は理解認識できないと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 少数派かも知れないが
DATE: 11/26/2008 18:50:12
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CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-11-25 08:42) 

nana

今年1月半ばから初めて手がけたblog。昨日で一応とめました。理由は体調、
良い作品になりました。4つばのクローバー、ピンクハートをクリック、聞いてください、読んでください。涙がでます。

大原コレクションはほとんどオープン時と変わっていません。
人が途絶えません。リピーターがいます。
隣のエルグレコとともに昔のままです。

最後のページはエルグレコぐらいかなと自負。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 間違えられない環境を
DATE: 08/28/2008 23:20:15
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by nana (2008-11-25 11:12) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

そうなんですよね、たとえ無罪だとしても、多くの医師はこの件を参考にしています。
同じ事が起きれば、今度はCTも撮るでしょう。
まあ、無駄なCTが増えているのも事実でしょうが。
by (2008-11-25 22:15) 

小生はカトリックですが、親にすすめられ洗礼を受けたものの、別に熱心な信者でもなく、毎朝晩遺影に手を合わせてお祈りする以外は年に1,2回親の記念日(命日)前後に教会に出向いて献金するくらいです。3ヶ月に1回墓参りしますがお墓も日本式です。

ただ何かのときに、親先祖だけでなく一応宗教の支えがある、宗教に多少なりとも関係していると思うと、多少気が楽になる、救われるようなことはあります。

しかし狂信的な信者というのはまったく別です。

いわゆる原理主義的な信者は、一般の人間には考えられないようなことを平気で考え実行します。

自爆テロがその最たるものです。

その意思に反するようなことを他人がしてしまったら、取り返しのつかない結果を招く恐れもあります。

そういう意味では、嘱託殺人の罪に問われないような法的整備を行ったほうが現実的であると考えます。
by (2008-11-27 08:10) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

国として自己決定権を認めるのであれば、やはり法の整備が必要だと思います。
大目に見るのと法的に守られているのとでは違いますから。
法で認められていても、イヤなものはイヤなんですけどね。
by (2008-11-27 11:23) 

オーダーのシステムの問題もあるかもしれないけれども、絶対に病棟で使うことがありえないような薬を病棟で使ってしまうことの方が問題があると思う。
サクシンのアンプルには毒薬マークもついているし、筋弛緩剤ということも明記されている(と思った)。準備した者が気がきかなかったのか、確認しなかった者がいけないのかは分からないが・・・。
私は麻酔科医で自分の使う薬はすべて自分で準備しているし、めったに使わない薬は必ず用法、用量、禁忌など確認してからしか使わないように気をつけているけど・・・。あとは習慣として商品名ではなく一般名でカルテなどは記載しています。
一般名ではこのような致命的な誤りも起こらないし、ゾロ薬でも対応出来るし、医師の皆様、安全のためにも一般名処方に切り替えてはいかがでしょうか?
ちなみに以前の勤務先の頭の固い婦長から一般名ではなく商品名での記載を命じられたことがありました。その時は仕方がないので手間はかかるけども一般名、商品名の併記を行いました。一般名を使うのは看護部はいやがるけど安全面では良いと思うんだけど・・・。
by (2008-11-27 23:23) 

エホバに関しては他人に害を与えないので狂信的な信者とは意味合いが違うように思えます。
個人的にはエホバの患者に関してはなるべく近い関係の親族の中でエホバの信者ではない方から免責証にサインをいただくようにしています(もちろん親族全てがエホバなら誰でも構いませんが)。法的にはどうかわかりませんが少なくとも万が一の時に遺族とのトラブルは避けられます。
あとは輸血無しで自分の力量と合わせて考えて自信がなければその旨を話してお引取り願うという方法しかないと思います。エホバの方々は診療拒否などと言い出すことはありません。
輸血をしないで結果として死なしてしまったらイヤな気がするのも確かですが、輸血をして助けたことで仮に患者が悲観して自殺でもしたらもっとイヤな気がすると思います。
by (2008-11-27 23:40) 

なまけたろう先生、コメントありがとうございます。

預言に依れば、もう何度も人類は滅びているはずなんですが、何度裏切られてもとんでもないことを信じているだけで、私にはカルト宗教だと思われます。

私が輸血を強行すると言っているのは、それでエホバの患者が逃げてくれることを期待している面もあります。でも、今まで逃げた患者はいないのですよね。

それから、信者個人が本当に命をかけてまで輸血を拒んでいるのかどうか、少々疑問です。
手術と言うことになると、信者が沢山押しかけます。
励ましと言うより、あれは相互監視なんじゃないかと思います。

最終確認は密室の中で行うべきだろうと思います。
土壇場で思い直した患者の話はよく聞きます。
by (2008-11-28 05:32) 

いまの勤務先にはいろいろ不満はありますし、何度も辞めようと思い行動にも移しましたが、結局まだ居続けています。

辞めなかった理由をひとつだけ挙げるとすれば、院長がそのつど心配して話を聞いてくれ、100点満点は無理でも50点以上の妥協、協力を惜しまずについてきてくれた、この1点であろうと思っています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ドレ医
DATE: 09/05/2007 10:57:19
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by (2008-11-28 08:52) 

>エホバに関しては他人に害を与えないので狂信的な信者とは意味合いが違うように思えます。

なまけたろうさん,
少なくとも麻酔科医には多大な負担(精神的な害)を加えています.輸血さえすれば助けられる命をみすみす失うようなことは医師としては堪え難い苦痛なんです.執刀医も同じ気持ちだと思います.
医師と患者が同等であるなら,「輸血して欲しくない」という患者さんの希望と,「担当する患者さんを失いたくない」という医師の希望は同等であるべきです.一方的に「輸血拒否」を押し付けられる現状には違和感を感じています.
by (2008-11-28 09:47) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

話を聞いてくれる院長で良かったですね。
うちの院長は、・・・以下自粛。
by (2008-11-28 09:59) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

実際には術者は麻酔科医ほど深刻に考えていない印象を持っています。
私の回りだけかも知れませんが。

でも、本当は術者の方が深刻なはずだと思います。
手技の巧拙で出血量が違うことは事実です。
無輸血のために失血死した場合、手技の稚拙さのためだという思いは残るでしょう。
理想的に行っても助からないのであれば、手術を断念するでしょうから。

しかし、どうして世間は医師の気持ちは考えてくれないのでしょう。
よほど無神経な人種だと思われているのでしょうか。
みんな麻生総理と同じ考えだったりして。
by (2008-11-28 18:15) 

>少なくとも麻酔科医には多大な負担(精神的な害)を加えています.
医師と患者が同等であるなら,「輸血して欲しくない」という患者さんの希望と,「担当する患者さんを失いたくない」という医師の希望は同等であるべきです.一方的に「輸血拒否」を押し付けられる現状には違和感を感じています.

私も麻酔科医で何度もエホバの患者にも関わっています。
エホバの患者は緊急時は別にしても予定手術に関しては前もって「無輸血で手術が可能か否か」を外科医、麻酔科医に問い合わせてくれます。「可能」と言えばそこで手術を受けるし、「不可能」、「可能と断言出来ない」と言えば他院での手術を選択します。決して一方的に「輸血拒否」を押し付けているとは思えないのですがいかがでしょうか?それとも先生の病院では麻酔科医に相談無しでエホバの患者の手術を外科医が決めてしまうのでしょうか。そうであればそれは患者ではなく外科医に問題があると考えるべきです。
by (2008-11-29 00:13) 

なまけたろう先生,
良くも悪くもうちの病院では病院の方針として成人に関しては患者さんの希望に沿うように,ということになっています.先生のおっしゃるように予定手術に関しては外科医と麻酔科医と患者さんとで決めることが可能です.場合によっては「手術できない」という選択枝もありです.
問題は緊急(それも院外から飛び込み)の場合です.近隣の病院が大学病院も含めそういった患者さんを取らないため,みんなうちに集まって来ます.
他所が取らないため,うちが取ることになります.好むと好まざるに係らず巻き込まれてしまいます.
先生のおっしゃるように外科側(or病院の方針)その問題と言えばそうなんでしょうけど,現状では如何ともし難いのが事実です.
by (2008-11-29 13:00) 

>他所が取らないため,うちが取ることになります.好むと好まざるに係らず巻き込まれてしまいます.
先生のおっしゃるように外科側(or病院の方針)その問題と言えばそうなんでしょうけど,現状では如何ともし難いのが事実です.

エホバに関しては考え方も様々です。
いずれにしても麻酔科医の立場からすれば、たとえ外科医がやりたがったとしても輸血に関して患者と折り合いがつかねければ「やらない」という選択肢を持たせてもらわないことには厳しいと思います。その場合に患者側もいかなる状況であっても転院して受け入れてくれる病院を捜すなどの努力を行うか、手術そのものを拒否していただかないと難しいですね。
理想的には「エホバ」の病院を作っていただければ・・・、と思ったこともあります。
あとは万が一に備えてしっかりと免責証をいただいておくこと(できればエホバ信者ではない親族から)、エホバにも程度があり血液製剤や回収自己血などが使える人もあるので使えるものは出来る限り使って頑張るしかないと思います。
いずれにしても大変な環境におかれていらっしゃるようですので頑張ってください。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: What a day! What a night! What a team!
DATE: 11/09/2008 22:44:32
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CATEGORY: スポーツ
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-11-29 23:33) 

でも、これもしも起訴されて有罪になったりしたら、その時は「専門家の麻酔医ではないから」と書かれるんじゃないでしょうか?

結果責任、後出しじゃんけんはどうしてもやめられないのでしょうね。
by (2008-12-02 12:43) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

検察も大野病院の件で懲りて、起訴はしにくい雰囲気があるのでしょう。
でも、この件は、民事では敗訴の可能性があると思います。
その場合にどんな風に書かれるのでしょうか。
たとえ敗訴となったとしても、医師の責任ではなく、医療体制の不備を認定して欲しいと思います。
by (2008-12-02 16:38) 

遺族との和解、示談が済んでいると記事にありますので幸いなことに民事裁判にはならないでしょう。
しかし、こういうことが今後の医療事故予防のために役に立つことがあるのでしょうか。それともまた、医療体制が変わらず医師個人の過失で終わるのでしょうか。
今後、耳鼻科勤務医としてとても怖いのですが。。。
by (2008-12-02 19:48) 

tokugawa maizou先生、コメントありがとうございます。

他の記事では示談の情報もあるのですか。
示談で済んだのであれば、それはそれで良かったと思います。
でも、安心して働ける環境もなしに責任だけ取らされるのであれば、怖いですよね。
by (2008-12-02 20:40) 

bamboo先生お返事ありがとうございます。
扁桃摘出は経験ありますが、術後出血はめったにないです。
胃の内容を確認することを怠ったということらしいのですが、この場合どのような確認方法があったと考えられるのでしょうか。主治医はどうすればこの患者さんを救えましたでしょうか。耳鼻科医の中には複数系統の太い吸引管を準備すれば吐血しても大丈夫だったとかいう人もいますが、、。ふせぎきれないような、、。いろいろ妄想してしまいます。
ガクガクブルブル、私も一人医長ですので扁摘やめたいです。
by (2008-12-02 21:34) 

tokugawa maizou 先生、コメントありがとうございます。

実はここはミラーサイトでありまして、本家の方にも、この件については書きました。
麻酔科医にとって、扁摘後の出血は確認するまでもなくフルストマックです。

フルストマックということになれば、対処法はいろいろとあります。
導入前に吐かせてしまう。
吐かせないように輪状軟骨を圧迫して導入。(セリック法)
導入前に十分酸素投与し、導入後は呼吸させない。
最近は見たことはありませんが、意識下挿管。

ざっと考えてもこれだけの対処法が浮かびます。
後出血が起きたとき、万全の体制をとれない施設では、もう手術してはいけないのかもしれませんね。
by (2008-12-03 06:05) 

>その際、胃の中にたまった血を抜くのを怠って、筋弛緩(しかん)剤を投与し、

扁摘の術後出血は非常に恐ろしい状況ですが,この記述は現実を全く無視しています.胃の中に溜まった血液(凝血塊)は胃管を入れたとしても抜くことは非常に困難です.あると想定して対処しなければなりませんが,それでも状況によっては筋弛緩薬を投与せざるをえない状況もあるでしょう.書き方が的外れです.
出血が多ければ気管挿管さえ大変です.
状況をもう少し詳細に示さないとどこに問題があったのか全く見えてきません.

麻酔科専門医にとっても扁摘の術後出血は恐ろしい病態です.
by (2008-12-03 14:29) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

「麻酔科専門医にとっても扁摘の術後出血は恐ろしい病態です」と言うのはその通りで、その前の私のコメントでの対処法を行えば絶対に安全というわけではありません。麻酔科以外の方、誤解無きよう。

日記本文にもありますように、多分大丈夫というレベルであって、絶対大丈夫とは言えないのです。

新聞記事中の「その際、胃の中にたまった血を抜くのを怠って、筋弛緩(しかん)剤を投与し」と言う言いぐさは、他人のことだと思って簡単に言ってくれるものだと思います。
胃管を入れて吸引しても引けないだろうことも、Level3先生のおっしゃるとおりです。
胃管を入れると出血源をつつく恐れもあり、私なら入れないでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: バカと斬り捨てるのは容易いが
DATE: 12/08/2008 17:19:45
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CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-12-04 09:41) 

最近思うのですが、各社の発行部数、購買数は存じ上げませんが、ネット社会、活字離れが進んで新聞各社は顧客確保のためになりふり構わぬ行動に出ているような気がしてなりません。

先日のY売の医療改革についての提言なんかもそうとしか思えません。

ジャーナリズムかどうか以前の問題だと思います。

先に彼らに崩壊してもらうしかないような気がします....
by (2008-12-04 17:05) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

活字離れはある程度進んでいるのでしょうが、ネット医師はまだまだ少数派です。
研修医に聞いても、大野病院のことすら知らない方が多数派です。
既存メディアの崩壊は、まだまだ先なのでしょう。
言いたい放題言われて不愉快ですが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: その自信、錯覚では?
DATE: 02/23/2012 17:51:58
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-12-04 21:57) 

亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りします。
本当に不幸な事故であったと思います。

しかし。

>適法な上告理由が見いだせず<

この検察側の意見ってこわくないですか?

当たり前と言えば当たり前ですが、なにがなんでも今回は大野事件のリベンジをやってやるつもりだったと想像するのは、見当はずれでしょうか?

>裁判員制度の導入など、現在は刑事裁判の転機だが<

ご遺族のこのコメントも気になります。

裁判員制度ってたしか殺人事件など、凶悪犯罪に限るんではなかったでしたっけ?

医療事故、医療ミスが(遺族側から)疑われる事例も裁判員制度に含めるべきだとおっしゃっているのでしょうか?

どちらのコメントも大変恐ろしく感じるのは小生だけではないですよね.....
by (2008-12-05 08:27) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

聞くところによりますと、最高裁は事実認定には触れず、手続きが適法に行われたかどうかを判断することが建て前なのだそうです。ですから、検察が上告するためには、高裁判決の手続き上の問題を指摘する必要があるわけです。ところが、その様な問題点を指摘できないため、上告を断念したと言っているのでしょう。時々最高裁が事実認定に口を差し挟むこともありますが、本来ならおかしいことのようです。

私が本当に恐ろしいのは、検察審査会ですね。もうすぐ、素人判断で起訴を強制できるようになります。私はもうすぐ定年ですから実害は少ないでしょうが、若い先生方は大変です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医療政策の貧困その2
DATE: 05/01/2009 12:37:36
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-12-05 13:11) 

振り込め詐欺、ネズミ講(死語?)、いわゆる新興宗教、最近は「お達者倶楽部」とか言って年金生活の高齢者を集会場に集めて健康グッズや健康食品を売る商売(これは違法ではないけどうさんくさい気がする)など、さまざまな手法で人心を手に入れる手段が後を絶ちません。

それだけ人間の心というものは弱く、騙す人はそれを巧みに利用する術を知っている、ということなのでしょうか。

医療はどうなんでしょうか.....
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 掲載の意図は?
DATE: 01/27/2009 22:22:06
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2008-12-09 07:49) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

90代半ばの私の義父も、20万円の鍋を買わされました。
カモリストに登録されると今後もつきまとわれるとの話を聞き、クーリングオフで解約しました。
何処の役所も親切で、大変に協力的でした。
法的に非の打ち所のない解約をするために、3カ所の役所の世話になりました。

医療も、詐欺的な医療は存在すると思います。
何でも点滴の医師などは、そう言われても仕方がないでしょう。
by (2008-12-09 17:17) 

術後のX線がデジカメのように「その場ですぐに撮れて撮ったらすぐに見られる」のなら全例に行っても良いけど、現実には撮るまでにもレントゲン技師を待つかレントゲン技師が待たされるかになり、撮ったあとも写真が出来上がるまで待つことになる。また撮影、現像などだけでたかが数分と考える意見もあるかと思うが、麻酔を行う場合には通常は手術の終了直後のある程度見当のつく時間を目安に覚醒させるようにしているのだが、確認を目的としているのでは写真の出来上がりを目安に覚醒させるわけにもいかず写真を見て確認出来てから覚醒させるので時間はかなり余分にかかることになる。
手術室の効率的な利用を考えて問題はあるし、患者にとっても刺激の無いのに麻酔だけされている状態がしばらく続くのは決して良いことではないと思う。
私の経験した「置き忘れ」数例に関しては全例が「器械、ガーゼのカウントがあっていなかった」という現実もあります。「カウントがあっている」にも関わらず「置き忘れ」があったのならば術後にレントゲンをとる必要性は考えられるが、そうでないならば基本にかえって「カウントの徹底」要するに「カウントが合わなければ閉腹しない。手術を終わりにしない」ということで置き忘れは予防できるはずです。
by (2008-12-11 22:48) 

なまけたろう 先生、コメントありがとうございます。

私も経験はありませんが、よそではカウントしていても置き忘れは起きています。
また、開腹鈎のネジのはずれに気がつかないこともあります。
最も確実なのは、やはりX線写真を撮ることですが、撮ってもプラスチックの吸引師管を見逃した症例もあります。
個人の経験を過信すべきではないと思います。

今はフィルムレスですぐに見られますから、それ程時間はかかりません。
技師を待つのが面倒なので、私は自分で撮っています。
確認まで、5分もかかりません。
by (2008-12-12 05:31) 

bamboo先生のおっしゃるように、簡単に撮影できるデジタル機器に変えてご自分で撮影して、フィルムレスでその場のモニタで確認する、これが一番です。

ちなみに当院ではデジタル、フィルムレスですが術中透視はいつになるかわからないので外科医に施行してもらっていますが、術後撮影は早めに連絡をもらい、放射線科技師が駆けつけることにしています。

お金も人もかかりますが、長い目で見れば安いと思います。
by (2008-12-12 08:34) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

確かに人手もお金も時間もかかりますが、一度でも異物遺残があると酷い目に遭いますから、写真を撮るようにしています。

また、写真が証拠となって誤解を免れた症例を知っています。
病理解剖で鉗子を残してしまって、焼き場で発見されました。
でも、術後の写真で写っていなかったので、病理解剖でのことと証明されました。
謝罪は必要ですが、死因とは無関係であることは理解されました。
by (2008-12-12 17:16) 

それなりのレントゲン設備を持っているところは良いけど、私のところではなかなか難しいかな。
いずれにしても手術が終わって確認まで5分でそこからの覚醒開始となると、手術終了時に覚醒するように麻酔をさましていった場合にくらべるとやはり30分近いタイムロスとなってしまうと思います。(終了時を目標としていないで手術が終了してから覚醒させるところではたしかにタイムロスはわずかですが・・・)
器械カウントに関しては、術前の準備時・術中の器械に追加・閉腹前に複数回・手術終了前・終了後に器械洗浄前ときちんと頻繁に合わせていれば(特に術者の「無いはず」の思い込みを無視してきちんと確認していれば)異物遺残はまず起こらないはずですが・・・。
逆にレントゲンの設備が今ひとつの小さい病院の少ないスタッフだから徹底して器械カウントができるのかもしれません。
もちろんどうしてもカウントが合わない時(見つからない時)には途中で手術を止めてレントゲンは撮るし、術後も帰室後すぐには撮っています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 誰のせいだと小一時間
DATE: 03/30/2010 06:04:43
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2008-12-13 01:05) 

なまけたろう 先生、コメントありがとうございます。

施設によって都合はあるでしょうから、簡単にできることとできないことがあるのは承知しています。
でも、人間の注意力に頼るやり方は、リスクマネージメントの観点からはお勧めしません。
裏返せば、事故が起きればすべて現場の責任ですし。

時間に関してですが、うちの病院では研修医の指導などによって手術終了までの時間が読めないので、5分くらいは誤差範囲です。
by (2008-12-13 06:08) 

いまだにこういう大学教授がいるのに驚きあきれますね。

自分ところの医局員がまずいなくなる、なんてことはこれっぽっちも想像できないのでしょうか。

定年間近で、厚労省関係機関に天下りがお約束されているのでしょうか。
by (2008-12-20 07:59) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

自宅分娩の妊娠7ヶ月の新生児を「(受け入れられる)今なら助かった」と言いきってしまうような教授もいますので、油断がなりません。

自分でやるのでなければ、何とでも言えますからね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 言い飽きても言い続けます
DATE: 06/25/2009 11:46:49
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-12-20 11:36) 

透析は門外漢なので詳細はわかりませんが、なんですかこの判決は?

裁判官はいったい何が言いたいのでしょうか。

患者の拒否権よりも自己決定権よりも強制医療を行え、ということでしょうか?

さっぱりわかりません。

これで患者の拒否権自己決定権を無視して強制医療を行って訴えられたら、そのときはどうなるのでしょうか。

大野病院、割り箸裁判ですこしづつ裁判官も医療に対するスタンスが変わってきた、門外漢であることを自覚して現場医師や専門家の意見を重視するようになってきた、と思っていたのですがまた逆戻りですか?
by (2008-12-26 08:25) 

もし、家族が説得しても患者が言うことを聞かずに死亡した場合、この家族は訴えるのでしょうか?

世間一般では、人の言うことを聞かない人は放置、結果は事故責任です。
常識でしょ。

こういう判決がおりると、(1)医師側の説得を受け入れない患者の透析はお断り、他の医療機関へどうぞ、ウチでは責任持ちません、(2)医師側の医療の必要性を受け入れる患者だけを透析する、のどちらかになるでしょう。

間違った判決です。
by (2008-12-26 10:59) 

結果は事故責任→結果は自己責任、に訂正です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: お兄さん、恥ずかしかったろうね
DATE: 02/13/2009 15:08:58
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2008-12-26 11:00) 

最後の裁判例は、JA尾道病院が安易に受け入れずに徹底的に戦ってほしいです。
悪いけど、欧州ではまず家庭医を受診して、それから病院を受診。
家庭医受診は予約制だから、普通に2週間くらい経ちます。
病院受診はさらに先。

多くの日本市民は勘違いしてますね。
病気のせいで、そうなっただけで、診てくれた医者や医療機関を責めるのは間違いです。
by (2008-12-26 11:08) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私も少しはましになってきているのかなと思っていましたが、次のエントリに書いたように、勘違いだったようです。トンデモ判決は健在です。
by (2008-12-26 13:04) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

言うことを聞かない患者の診療を拒否した場合でも、結果が悪ければ診療拒否との因果関係を指摘されて敗訴の予感がします。

申し開きの出来るような文書を残すよう心がける方が良い気がします。
by (2008-12-26 13:11) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

以前は、「日本人は情報と安全は只だと思っている」と言われましたが、この情報化時代では、「医療の利便性と安全は只だ」と訂正されそうです。税金が安い割にこんな恵まれた医療環境は世界的には珍しいでしょうに。
by (2008-12-26 18:03) 

1例目。
 腎臓については、発生した腫瘤の悪性か良性かは画像診断、術中診断でも確定的なことが言えない難しいケースは稀でなく、血流が莫大なので術中に一部切除して迅速病理組織検査を行うのは大出血のリスクがあり通常は行えませんよね。だから悪性が疑われるときは全摘はやむをえないと術前に必ず説明しているはずだと思うのですが。

 それにしても >女性は和解後、「医療に携わる人は高い技術や技能、モラルを持って働いてほしい」と話した。< というのはどうなんでしょうか。片腎を全摘されてショックを受けられ、不安と怒りがあるのは理解できなくはないですが、和解後にこのコメントはないのではないでしょうか。そんなことを言われて実際に苦しい労働環境の中で高い技術や技能、モラルを持って働いている医師たちをさらに追い詰め、こんな状況どころではなくなる日が来ることを早めてしまう危険性があるということは患者さんもマスコミもいまだに意識されないのでしょうか。実に残念です。

 2例目。

 記事を読む限り。どう考えてもポンプを作った人か管理している人の責任じゃないんでしょうか?なぜそのことについて記事でコメントしないのでしょうか?故意?悪意??

 3例目。
 
 触診だけではわかりません。

 単純写真だけではわからないでしょう。化膿性脊椎炎や結核性脊椎炎を併発して進行してない限り。

 CTでも上記でなければわかりません。単純MRIでも同様でしょう。

 造影CTか造影MRIでやっとわかるかどうかだと思います。

 ここまで行き着くのに通常の医療行為でどれだけの時間がかかるかわかった人でなければ判決は下せません。

 ぜひとも控訴していただきたいと思います。医療崩壊阻止(もう無理?)のために。
 

 
by (2008-12-29 08:57) 

この件の詳細はわからないのでコメントしづらいのですが、膿胸を繰り返していたのであれば胸膜肥厚癒着が起き、横隔膜挙上、肝臓穿刺の危険性については術前に予測がついて十分な説明がなされているはずで、少なくとも過ち、ミスではないと思うのですが。
by (2008-12-29 09:04) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

1例目は、賠償金を取られたあげくに言いたいことを言われて、担当医師はさぞかし悔しい思いをしているでしょうね。

2例目は、大学側が佐藤先生に罪を着せたのが発端です。何度思い返しても、腹が立ちます。ただし、司法の科学音痴は計り知れませんので、判決が出るまでは予断を許しません。

3例目は、医師は超能力者でなければならないという判決ですね。
後遺症が残った場合の賠償金は高額となりやすいのですが、こういう事は社会保障費でまかなうべきでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 警察はどう動くのだろう
DATE: 12/28/2008 14:12:03
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2008-12-29 11:08) 

Paul Carpenter 、コメントありがとうございます。

家族が納得しているのは、説明に説得力があるからでしょう。
家族も合併症であることに納得し、ミスだとは思っていないのだと思われます。
また、病院幹部にとって、届けなければ自分が逮捕される危険もありますので、単なるかばい立てで過失無しとは判断しないでしょう。
by (2008-12-29 11:14) 

医療保険制度のあるべき姿を厚生省と論議し、より良い医療提供体制を作るために保険医総辞退を繰り返しおこなった武見太郎は悪太郎と罵られ、国民にも評判が悪かったのですが、制限診療と闘い、正しいと思える治療を医師がおこなえるように改善したのです。
医療財源の不足に対しても、医師会側委員が出席する中医協で医療行為の価格を決定し、国保、基金の審査委員を医師会から出して数量制限をおこなって、おこなうべき医療と財源のバランスをとっていました。
悪太郎も立派でしょ。
結局、マスコミを利用して医師叩きはこれからも続きます。
by (2008-12-31 15:18) 

近森正昭先生、コメントありがとうございます。

悪太郎というと、私だと元巨人の堀内恒夫投手を思い出します。
武見太郎氏は、むしろけんか太郎と言われていたような気がします。
いずれにせよ、組織をまとめるためにはカリスマ性が必要です。
彼にはそれがあったと思います。

信念とリーダーシップを持ち、適度な権謀術数の使い手、そんな人が必要なのではないでしょうか。
by (2008-12-31 17:46) 

再発を繰り返す膿胸……。医師なら、患部付近が酷い癒着を起していて、こういう合併症の危険は常に起こりうることがわかります。

でも、でも、日ごろこういう医療の現場にいない人間は、そんな危険があることなんて知りません。

結局、結果が悪ければ、それは、彼にとっては医療ミスなのです。

おそらく、患者さんの家族は経過を知っていて、合併症が起こりうることはお話は聞いていたんでしょうね。

でも、マスゴミはそんなことは知らんふりです。

医者をたたいてなんぼの、マスゴミですから。

いやですねえ。



--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 解決されない人質事件
DATE: 04/29/2009 16:33:43
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2009-01-01 21:29) 

akagama先生、コメントありがとうございます。

医師の中にも、注意すれば防げたはずだと言い出しかねない人がいるので油断がならないのですよね。
あまり診療の現場に出ない人に多いのですが、社会的地位が高い人も多いので困ります。
by (2009-01-02 21:19) 

あいぴぃ

あけましておめでとうございます。
一般人ですがコメントさせていただきます。

多くの医者はケガや病気で苦しむ人を助けるために誠実に治療を行っているものと、私は信じています。
一部の過失が社会的にクローズアップされて、「全体が悪い」と言われるような議論には私は賛成できません。特にテレビとかに出てくるような、とにかく批判しておけみたいな雰囲気には、心底不快感を覚えます。
by あいぴぃ (2009-01-04 17:55) 

行政にがんじがらめになって、奴隷医に鞭打って行政の天下り先ポスト確保の役割を担っている公的病院の撤廃を考えるべきだと思います。
by (2009-01-05 08:32) 

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

あいぴいさんのような方がおられることに少し希望を持ちます。

小生はいろいろ考えましたが、まず「24時間年中無休のコンビニエンスストア」をなくすことからはじめてはどうかと最近思います。

日本人は便利になり過ぎて、感謝する、ありがたいと思う気持ちが薄れていったことが医療崩壊、日本崩壊の原点ではないかと....
by (2009-01-05 08:37) 

あいぴぃさん、コメントありがとうございます。

我々から見ても酷いと思う過失であれば、色々と言われても仕方がないかなと思います。
でも、誠実に医療を行っていても、亡くなるときは亡くなります。
結果が悪ければ酷い過失だと言われるようだと、医療を続けることは出来ません。
実際にその様な事例(癒着胎盤や割り箸の事例など)が目立つようになりました。
あいぴぃさんのような理解のある方が増えない限り、医療崩壊は止まらないでしょう。

今年もよろしくお願いします。
by (2009-01-05 09:22) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

当たり前だと思っていることが、多くの人に支えられているという現実を知って欲しいですよね。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 起訴猶予が増えた気が
DATE: 12/29/2009 18:54:47
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-05 09:26) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

撤廃よりも、破綻の方が早いという噂も。
今年もよろしくお願いします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: copyleft
DATE: 01/06/2009 17:37:40
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 趣味
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-01-05 09:32) 

もしかしたら小生のことでしょうか?

よくSNSで引用させていただいていますが、必ず「ブログ「医療報道を斬る」より。」、と記載してきたつもりですが.....

落ち度がありましたら申し訳ありません。自分では気をつけていたつもりだったのですが。
by (2009-01-06 19:02) 

Paul Carpenter 先生、誤解です。
本人にだけ分かればいいと思って具体的なことは書かなかったのですが、まずかったでしょうか。
先生のことはメアドから身元を存じ上げています。
ある機関誌でのコメントが隣同士だったのでびっくりしたこともあります。

問題の書き込みはSNSではなく、掲示板です。
書き込んだのは、プロフィールによれば、52歳の外科医とのことです。
by (2009-01-06 21:04) 

そうですか安心しました。

でも非常識な話ですよね。

かく言う小生もかつて学会発表時のスライドやポスターには引用文献を記載していませんでした。

あるとき「日本人は学会発表時に引用文献を記載することすらしない。まったくもって非常識極まりない」と誰かが言っているか書いているのを知り、それからは掲載の必要なし、と学会事務局から指示されない限り記載するように気をつけるようになりました。

認識されてないだけかもしれませんね。ぜひともこれを機会に記載されるようになることを望みます。

相手の仕事労力をきちんと評価して、その上でお互い切磋琢磨するためにも。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 新しいムンテラ(説明)の勧め
DATE: 01/08/2009 23:08:26
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-07 08:32) 

詳細はわかりませんが、小生も昔外来病棟主治医をやっていたころ、肝癌肝硬変の患者さんは何人も経験があります。

この記事内容を普通に読むと、皮下出血するほど肝硬変が進んでいた、いつ亡くなってもおかしくない末期の状態であった、その患者さんが亡くなられた。

肝硬変末期では多量の腹水がたまり、これを抜かないと横隔膜肺や心臓を圧迫して呼吸不全や循環不全に陥る危険性がある、というか患者さんは苦しくてたまらないので対症療法的に針をさして抜いてあげないわけにはいかない。

この2つのことがたまたま同じ時期に重なっただけ、と小生なら思いますし遺族の方に説明しますが、現実はそうではなかった、ということなのでしょうか?
by (2009-01-09 08:31) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

上では記事が正しいと仮定して皮下出血が止まらず亡くなったとしていますが、実際のところ、死因は他にあるのではないかと疑っています。

大量の腹水を一気に抜くと、ショックになることがあります。そんな機序もあり得るのかなと思っています。もちろん想像ですが。
by (2009-01-09 14:58) 

Yosyan先生のところで各紙の報道が比べられています.
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/

病院側が「本当に」どのように発表したのかを正確に報道してもらいたいところですが,ずいぶん書き方が違うのがよくわかります.
by (2009-01-10 08:30) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

Yosyan先生のところで関係者を名乗る人の書き込みがあり、血の海だったとのことです。
外に大量に出血したのであれば、腹腔内にも大量に出血したのでしょうか。
通常ではあり得ないことが起きたのだとすれば、それは病気のせいですから、やはり病死といえます。

日本語は難しくて、遺憾の意を伝える良い言葉がないことが問題なのではないでしょうか。
結果が悪かったことについては申し訳なかったと遺憾の意を表すと、それが謝罪だと誤解されてしまいます。
“regret”であれば、謝罪とは受け取られないでしょうに。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ドイツオープン
DATE: 03/24/2009 18:14:57
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CATEGORY: 趣味
CATEGORY: スポーツ
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-01-10 18:15) 

最初腹水を抜けなかったことに対して失敗した、と言ったのが本当だとしたら、短い針で恐る恐る斜めに穿刺して腹壁を貫通できなかったことなどが考えられ、せっかく痛い思いをさせたのに腹水を抜いてあげられなくてごめんなさい、というようなものではなかったか、と推察します。

小生も研修医の時に一度の先生で抜けなかったことはあります。

こう書くと身内のかばいあいのように思われるかもしれませんが、そういう可能性も十分にある、と思います。

ただ血の海という表現はどのような状況を指して言われた言葉なのかは気になりますが、真相はわかりません。

ここまで問題になった以上、素人にもわかりやすい丁寧な説明はすべきだとは思いますが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 誤解される悔しさ
DATE: 02/01/2009 11:18:42
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-13 08:42) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

病院のホームページでの説明によると、穿刺部位以外からも出血していたそうです。
凝固型が完全に破綻して、最後にはところ構わず出血したのではないでしょうか。
皮下だけではなく、粘膜や消化管にも出血があったのかも知れません。

いずれにせよ、報道だけからは何も分かりませんね。
by (2009-01-13 17:58) 

亡くなられた女性のご冥福を心よりお祈りします。

提訴を取り下げていただきたい、それしかないです。
by (2009-01-14 08:16) 

前置胎盤と羊水塞栓は関係するものでありませんから,「帝王切開していたら羊水塞栓は避けられたはず」というのは「難癖」に過ぎません.仮に前置胎盤だったのであれば帝王切開されたでしょうが,「帝王切開しても羊水塞栓が起こることがある」のですから.
裁判官にそこのところをきっちりと理解させることが重要でしょうね.争点ずらしが行なわれないように注意することが肝要でしょう.
患者さんが亡くなられたのは不幸なことですが,医学的に因果関係のないものを「結果だけから」提訴するのはいかがなものかと思われます.これで医療側が負ければ医療崩壊はますます進行するでしょうね.
by (2009-01-14 12:55) 

Paul Carpenter 先生、Level3 先生、コメントありがとうございます。

亡くなってから4年後になって提訴したのはどうしてなのでしょう。
十分に相談する時間はあったはずですが、いさめる人はいなかったのでしょうか。
最終的には前置胎盤でもなかったようですし、帝王切開と羊水塞栓は関係ありませんし。
まともな裁判官なら勝ち目はないと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 後出しジャンケン健在なり
DATE: 12/26/2008 10:56:39
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-14 18:38) 

なりすましによると思われる、氏名記載の卑猥な書き込みがありましたので削除しました。
今後もこのような書き込みは削除します。

なお、投稿するとメールアドレスが管理者には分かります。
m3がその気になれば、どこの誰かも調べることは可能です。
決して匿名ではないのですよ。
by (2009-01-18 20:52) 

応召義務に関しましては、日経メディカルオンラインhttp://medical.nikkeibp.co.jpの記事、私の視点というところの私の視点 from MRIC、2008・12・09の内容で

2008. 12. 9

「医療崩壊」と職業倫理
「医は仁術」、「応招義務」そして過労死
平岡諦(大阪府立成人病センター血液・化学療法科)

の中で

>「応招義務」規定が「医療法」でなく「医師法」に述べられていることが諸悪の根源である。そして、根本的な解決策はこの規定を「医療法」に移すことである。<

と述べられており、なかなか興味深いご意見として拝見しました。
by (2009-01-19 08:56) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

ご紹介の記事は見つからなかったのですが、診療契約は医師個人とではなく、病院と患者との間で結ばれたと考えるのでしょうから、医師法ではなく医療法の方がしっくり来ると思います。
by (2009-01-19 13:06) 

bamboo先生へ。

詳しく書かなくてすみません。小生も過去記事をみようとして検索したのですが検索ではなぜか出てきません。

日経メディカルオンラインhttp://medical.nikkeibp.co.jpのトップページの上のほうにあるバーの左から7番目の私の視点というところをクリックしてください。そうすれば過去記事を閲覧できますので。

お時間がもしもありましたら一度ご覧ください。先生のご意見のようなことを歴史をひもといて考察されています。
by (2009-01-20 08:28) 

Paul Carpenter 先生、読ませて頂きました。
医療体制には問題山積ですから、簡単に触れるだけでも長文になるのですね。

私の母校の前身は医専ですから、私は二流医師の末裔と言うことになります。
ちょっとショック。

応召義務が医師法ではなく医療法であるべきだと言うことが強調されています。
賛成ですが、その様にすることが問題解決にどれだけ有効なのかは、私には分かりません。
実を言えば、あまり本質ではないような気がしています。

結局は医療に金を使う気がないことが諸悪の根元なのではないでしょうか。
保険の利かないサプリメントには大金を払っても、医療には金を出さない患者はいますから。
by (2009-01-20 17:23) 

私の母校の前身も医専です。まあいいじゃないですかそんなこと。

医師法、医療法と言葉の問題だけのように聞こえますが、少なくとも医療安全調査委員会や裁判のように法律や文言の細かい点を重視し突っついてくる官僚裁判官検察官弁護士たちには大いに重要で有用であろうと考えます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 時には気管挿管も難しい
DATE: 06/30/2007 23:35:30
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CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-21 09:01) 

ぎっちょ

↑の文中の

ブロック終了後座位となった直後に血圧が42/31mmhgまで低下し瞳孔散大も伴ったため全脊麻と判断した

これってよくあることなんですか?
by ぎっちょ (2009-01-23 17:52) 

ぎっちょさん、コメントありがとうございます。

よくあることだとは思いませんが、脳脊髄液と比べて低比重の局所麻酔薬がくも膜下に注入されれば、そのようなことは起きます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 肌で感じる恐怖は理屈じゃない
DATE: 07/12/2008 07:16:07
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CATEGORY: 海外留学
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-01-23 21:26) 

ようこんだけも集めましたね。写真。

しかしぶつぶつ言って集中力を高めるというのもすごい裏技ですね。
by (2009-01-26 08:25) 

残念ながらそのとおりと申し上げるしかないですよね.....

放射線科画像診断専門の小生はいままで何度も当直を強制させられかけましたが、そのつど進退をかけて拒否しました。

以前はひとりでも救急当直して皮膚縫合や緊急内視鏡や胸腔ドレナージや腹水穿刺もひとりでしていましたが、本来の放射線科業務の激増と増える医療訴訟、新しい薬の名前もまったくわからないし何より年をとって体力気力がなくなった、というのが最大の理由です。

そういう意味では年をとっても当直せざるをえない内科外科小児科産科などの医師たちには頭が下がります。

いったいいつになったらこんな馬鹿なことがなくなるのかと思いますが、今のままでは医療制度が完全に崩壊するまでどうしようもないですよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 比較しなければリスクは見えない
DATE: 10/10/2008 10:09:37
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-01-26 08:34) 

Paul Carpenter 先生、いつもコメントありがとうございます。

救急医療を非専門の当直医に丸投げしておきながら、民事だけでなく刑事まで問おうとするようでは、一度崩壊させなければならないでしょう。

無い物ねだりにもほどがあると言いたい。
by (2009-01-26 15:47) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

オリンピックの時には、私もぶつぶつ言っているのには気が付いておりまして、何を言っているのだろうと思っていました。
by (2009-01-26 15:49) 

Level3

採集セット1-4からエッジで2本取られて1-6.カットマン相手に5ポイント差というのは非常に厳しいのですが,よくあそこから追いついて逆転したものだと思います.すばらしい勝利でした.

あれだけの変化のあるカットを確実にドライブできる技術は大したものです.カットマンとしては,スマッシュされるよりもドライブで粘られる方がしんどいんでしょうね...
by Level3 (2009-01-27 14:31) 

Level3先生、コメントありがとうございます。
カットマンが連続ポイントを取ることはよくありますが、攻撃型がカットマンに対して連続ポイントを取ることは難しいです。

試合を観た限りでは、王輝選手は強打の方が返しやすかったようですね。冷静な試合はこびだったと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 潮時じゃないかな
DATE: 01/24/2009 06:04:57
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-27 21:48) 

はがきも医療もただ同然のお国ですから.....
by (2009-01-28 09:04) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

甘えには際限がありませんね。
それをメディアは後押しするし。
by (2009-01-28 12:27) 

これは、反面教師としてしか公共に出す必要性を感じませんね。

あまりにひどいと思います。

この話、他にも広めていいでしょうか?
by (2009-01-29 12:49) 

よっしぃ先生、コメントありがとうございます。
本当にひどいですよね。
どうぞ広めてやってください。
by (2009-01-29 21:51) 

なんですかこれ?
ネットで調べたら
>ホメオパシーは創始者サミュエル=ハーネマン(1755-1843)が確立した時から
現在にいたるまで「ホメオパシー」であり、あえて「クラシカル」という名を冠する
必要は本来ありません。

CHKでは、ハーネマンが創設したホメオパシー(クラシカル)を
忠実に伝えていきたい。
クラシカルホメオパシーの方がクライアントさんにとって安全だからです。

また、世界の一流と言われる著名なホメオパス達が、例外なく、
今もなおハーネマンの提唱したホメオパシー(クラシカル)に
忠実であり続けているからです。

しかし、一般には「クラシカル」と「プラクティカル」というホメオパシーの
「流派」が2つあることになっています。
この2つのホメオパシーに相違点があるとするなら、レメディーを
「必要最小限、単一処方(クラシカル)」するか
「多量、多種同時処方(プラクティカル)」するかになります。

ハーネマンの見解はどうだったのでしょうか。

ハーネマンが最晩年に書き上げた主要著作「オルガノン第六版」(1842年執筆)の
後半で、彼はレメディーの複数投与を「そもそも不必要であり、絶対に許されないこと」
と明確に禁止しています(§273、§274)。

また高ポーテンシーのレメディーを多く投与しすぎると患者を治療不可能な状態にしかねない
と危険性を警告してもいます(§275、§276)。<

 レメディってミツバチからつくった民間療法ですか?

 アレルギーにも効くって書いてありましたがハチミツアレルギーの人は困るんじゃないですか。

 いったい助産師がなんでこんなことを?

 妊婦さんを呼び寄せるためでしょうか??
by (2009-01-30 08:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

医師ではなく助産師を選ぶ妊婦はオカルトと親和性があるのでしょう。
商売上はオカルトを取り入れた方が儲けにはなるでしょうね。
でも、医療に携わる団体がそんなことをしてはいけません。
本気で信じているのであれば、もっと悪いでしょう。
by (2009-01-30 12:13) 

雲葉

初めまして。私もこの投書についてブログで記述いたしました。
昨年はハガキの交換に手数料が必要なことに憤る投書もありました。「民営化したのだから利用者のどんな我儘も聞いて当然」とでも思っているのでしょうか。そんな企業があったらお目にかかりたいものです。

朝日新聞には時おり「勘違い投書」が見られますが、掲載意図はお考えの通り、“こんな身勝手な人がいますよ、と言いたいわけ”だと思います。(と思いたい)
by 雲葉 (2009-01-30 14:58) 

雲葉さん、コメントありがとうございます。

雲葉さんのブログは、この記事をググッた時に見せていただきました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 手術時の置き忘れ
DATE: 12/11/2008 12:07:07
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-01-30 20:30) 

エビ

bamboo先生こんにちは。

見てないのですがhomeopathyについて1/22報道ステーションで「見放された患者と共に闘う"がん難民コーディネーター"」と題した回でhomeopathyが紹介されていて、問題視されている人も多いようですね。
by エビ (2009-02-01 10:45) 

エビさん、コメントありがとうございます。

報道ステーションのことは私も聞きました。
本当の意味での報道番組と言えるものは、日本にはないのかも知れませんね。
聞いた内容が事実であれば、あまりに取材が杜撰です。
by (2009-02-01 11:30) 

苦労婆

報道機関にも、助産師会にも、それらの情報を受け取る視聴者、妊婦にも、リテラシー能力が求められます。

知らなかったから、伝えなかった医師が悪い―そう産婦人科医叩きをしたところで、訴訟を起こしたところで、還らぬ命もある。妊婦や視聴者も、本気でお腹の赤ちゃんと、自分たちの体を守るためには自分たちが何をすべきか、考えるときがきたのではないでしょうか。
by 苦労婆 (2009-02-01 22:49) 

苦労婆さん、コメントありがとうございます。

情報を受け取る側もリテラシー能力があった方が良いのはもちろんですが、その前に、専門家集団や報道機関は信頼すべき情報を伝える義務があるのではないでしょうか。

専門家は、すべての情報を伝えることは出来ないし、その時点では間違いと分からないことを伝えることはあります。でも、科学的に明らかに間違った情報を鵜呑みにして伝えるようでは専門家とは言えません。

もっとも影響力が大きいのはマスメディアです。オカルト番組の放送だけでなく、報道番組でオカルトを肯定的に取り上げるようでは、もはや「報道機関」とは言えないのではないでしょうか。
by (2009-02-02 03:44) 

予定手術もやむをえない陣痛促進剤も人員の足りている日中に行う。

これは日内バイオリズムがあり、夜間睡眠が必須な人間にとって当たり前のことですよね。

看護師さんやタクシー電車の運転手さん、飛行機のパイロットや警備員さんも夜勤するためには日中きちんと休みをもらって睡眠をとっているというのに。

いまだに医師だけはスーパーマン、寝ずに年中無給でふつーに働ける、それが当たり前、と思われているのでしょうか。

もういいかげん人権蹂躙はやめてほしいですよね。

それが国民の医療の質と量の低下、生命の危機に繋がるという意識に繋がらないと、もうだめですね。この国は。
by (2009-02-02 08:39) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

データを見て条件反射でものを言うのではなく、しっかりと考察して欲しいですよね。
誤解で非難したのであれば、きちんと謝罪すべきですが、そんな気はないのでしょう。
by (2009-02-02 15:34) 

>データを見て条件反射でものを言うのではなく、しっかりと考察して欲しいですよね。

というよりもくだんの会の連中は,自分たちに都合のよい解釈をこじつけているにすぎません.
以前「僻地の産科医」先生のブログでも今回と同じデータの解釈が書かれてましたよね.普通に考えれば「予定帝王切開の分で説明できる」が妥当な理由であるのです.
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 助産師会、大丈夫か
DATE: 01/29/2009 18:59:12
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-02-03 15:56) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

悪意ある団体に対しては、今さら何も言う気はありません。
でも、国会議員にはしっかりして欲しいと思います。
厚生労働委員会のメンバーがこれでは困ります。
by (2009-02-03 16:42) 

決して中傷する意図はありませんが、なぜそんなことになったのかを、自分が考えられる範囲でわかりやすく説明してマスコミの記事にもしてもらったほうがいいと思います。再発を防止するためにも。

これって医療問題にも当てはまりますねえ......
by (2009-02-07 09:18) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

説明は自身のブログでしていますし、メディアは好意的です。
警察も味方で、中傷した人は捜査の対象です。
それらの人は家宅捜索も受け、PCや携帯のデータを押収されています。
この辺は医療とは違いますね。
医療の味方に付くのは医療関係者だけですから。

中傷する側は、ターゲットにしてしまえば、後はマッチポンプでどんどん話をふくらませてしまうのでしょうね。
2ちゃんねるを見てみましたが、良く根拠のない噂でこれだけバッシングできるものだと思いました。
他人を批判するには、責任が伴うという意識が全くないようです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 控訴断念でも、はしゃいだりしない
DATE: 08/30/2008 10:00:41
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-02-07 16:11) 

マスコミの人間でありながら、政治家官僚(と自分自身の主治医)など言いにくい相手には言えない分、言いやすい相手に鬱憤をぶちまけたとしか思えないですねえ。
by (2009-02-16 08:40) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

記事自体が自慢たらしく書いてあるのが何とも痛いですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 羊水塞栓症で提訴
DATE: 01/14/2009 05:16:35
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-02-16 13:04) 

小生は最初から、中川昭一氏も麻生氏も官僚の作文を読むだけのお人だと思っています。

なんでこんな連中がこの日本恐慌、世界恐慌のときに選ばれるんだ?選んだやつ出て来い!とずっと思っています。

ご存知のように日本のマスコミは官僚の手先です。官僚の作文意図的情報をそのまま流して、世論操作を行う前線要員です。

したがいまして、日本のマスコミが官僚をたたくことは犯罪でもない限りしません。

旧道路公団さいごの副総裁、防衛庁のもと事務次官、のときもそうでしたよね。逮捕されたら突然正義の味方のような振りをしていましたが。
by (2009-02-19 08:24) 

書き忘れました。

中川昭一氏は東大法学部卒、日本興業銀行勤務の経歴があり、これだけみても官僚のステルス複合体(官僚国家の崩壊。中川秀直元自民党幹事長著)のメンバーです。
by (2009-02-19 08:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

日本の政治家の場合、優秀なブレーンを雇うということをせず、官僚におんぶに抱っこの状態ですから、結局は官僚の操るままなのでしょうね。

また、以前から分かっていたことですが、この国の記者というのは、ジャーナリストというよりは、只のいじめっ子だと言うことが良く分かりました。普段は媚びてネタを貰い、落ちれば容赦なく棒で叩くと言う奴ですね。しかも用心深く、本当に落ちるまでじっと待ってる。

コメントが重複していますので、片方を削除しておきますね。
by (2009-02-19 19:01) 

コメント重複ごめんなさい。ボタンを強く押すかなにかすると重複するようです。気をつけます。

先日も知人の職場関係者に司直のお世話になることになったとたん、山ほどマスコミが来たそうです。

共通する特徴がいくつかあったとのことです。

1)挨拶やお礼を言わない

いきなりやってきて、大きな報道者をあちこちに停めて、関係者の部屋はどこや、はよ案内せんかい、という横柄極まりない態度。別に知人たちが悪いことをしたわけではないのに。帰るときも挨拶さえなし。

2)人の迷惑を考えない

なんとかじゃまにならないところに多くのクルマを誘導すると、あちこちにばらばらに駐車しだす始末。なんできちんと並べて駐車できんのか?

さらに超太いケーブル(テレビカメラの電源、通信用でしょう)を駐車場から建物屋内まで延ばして放置して知らん顔。
知人「こどもの通学時間帯なのでひっかかって怪我をするかもしれませんから、どなたか警備の人を置いてください」
マスコミ「そんな人間おるわけないやろ(大きな邪魔になる車だから連れてこれるはずなのですが)。あんたらでせえや。」
知人「こちらがお呼びしたわけではありません。なにかあったら誰が責任をとるのですか?」
やむなくマスコミ関係者が道端のケーブルのそばで見守ることに。

 これが自称正義の味方です。

 ちなみに記事の内容は外国のジャーナリズムとは違い、十分な検証も考察もせずに事実ないし事実と彼らが信じ込むことを垂れ流すだけで、外国では共同通信、時事通信のようにワイヤーサービスと言われているものです。
by (2009-02-20 08:31) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。
マスコミの態度は只のパパラッチみたいですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 死を回避する場合のリスク
DATE: 02/20/2009 15:23:36
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-02-20 12:05) 

高額医療の透析もCTも安い自己負担で可能な国民皆保険の天国のような国ですから、その幸せが実感されないのでしょうか。

幸せは失ってはじめて気がつく....
by (2009-02-23 08:17) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。
逆に言えば、失うまで気が付かないと言うことですね。
実際にそうだと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 割り箸事件、二審も無罪
DATE: 11/24/2008 10:23:13
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-02-23 12:57) 

bamboo先生の仰るとおりだと思いますが、ただひとつ腑に落ちないのは、休日夜間こども診療所の医師が触診で腸重積を疑う腫瘤を触れなかったのか、ということです。

診察時には腫瘤を触れない程度の重積だったのか、まだ重積は起こしてなかったのか、そのへんは気になります。

おそらく触診では腫瘤は触れなかったということでしょうから、その時点で休日夜間こども診療所の激務の医師に超音波まで当然のように要求するのは間違っている、と思います。
by (2009-02-24 08:46) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

このブログの本家の方のコメントで、整肢学園に入院したのは、かかりつけであるからではないかという指摘がありました。つまり、患児は肢体不自由児だったのではないかと言うことです。

そのことが診察を難しくしていた可能性はあるかも知れません。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: NATROM先生のインタビュー
DATE: 10/06/2014 14:38:22
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-02-24 18:10) 

すみません。さんざん飲んだくれた上にソファで寝てました.....
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 歯科医の義務なの?
DATE: 03/14/2009 20:46:28
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-03-02 18:17) 

まあ、リアルタイムで観るのは無理ですよね。
ソファで寝るのは、私も良くやります。
結構気持ちがいいのですよね。
by (2009-03-03 09:18) 

先生もご存知のように、書類送検というのは法律用語ではない造語であって、警察に届けられたものは一応、検察に送る、ただし、警察の意見つき、と言うものですね。

起訴するかどうかは、検察が決めますが、既に家族との間で示談が済んでいますから、起訴・不起訴の推測は出来ます。

書類送検は、わざざわメディアが報道しなくても良いレベルの話だと思います。

起訴か、不起訴か、決まってらでも充分です。
by (2009-03-04 21:33) 

要するにIVHはするな、どうしてもするときはエコー下で行え、とでもいいたいのでしょうか?

それでも損傷したときはどうなるのでしょうか。

萎縮医療をもっともっと進めろ、ということですか。
by (2009-03-05 08:41) 

鶴亀松五郎先生、コメントありがとうございます。

私も法律家と議論するまで知らなかったのですが、書類送検自体はたいしたことではないのですね。でも、新聞に載ると言うことは、一般人から見たら大変なことです。やはり、大変な罪を問われているのだと見なされるのでしょうね。
by (2009-03-06 13:35) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

エコーは使い慣れないと使いにくいです。
若い人は慣れるでしょうが、私には無理そう。
by (2009-03-06 13:37) 

以前「ほかのお菓子と間違う包装にも問題がある」と書きましたが、それはこどもがこっそり食べる時のケースであって、これはどう考えても使うほうの、消費者の問題ですよね。裁判の行方が気になります。
by (2009-03-07 08:23) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。
実は、こんなのを見つけました。
事実とは限りませんが。
ttp://bulkbone.blog.shinobi.jp/Entry/419/
by (2009-03-07 09:36) 

では,こんにゃくゼリーよりももっと窒息の頻度の高い「餅」はどうなるんでしょうね.
結局は食べさせる側の問題でしょ.こんなのを裁判で勝たせていたら世の中成り立たなくなります.
by (2009-03-07 14:26) 

nyarome

”嗚呼、やるんじゃなかった!”
”孫は医者にだけはしたくない!”
百姓と医者はバカか聖人がなる!
by nyarome (2009-03-07 15:11) 

Level3先生、コメントありがとうございます。
「餅」擁護論は完全に詭弁ですよね。
でも、世の中成り立たないような判決を知っているだけに・・・
by (2009-03-07 17:00) 

nyarome 先生、コメントありがとうございます。
私の息子のうち、2人が医師を目指しました。
幸いなことに不合格となり、今は一流企業に勤めています。
福利厚生は充実しており、有給休暇はきっちり取れます。
私の勤務状況とは雲泥の差で、愕然としております。
医者なんてなるものじゃないという意見には、同感と申しあげます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自己責任をどう判断するか
DATE: 03/06/2009 16:15:39
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-03-07 17:09) 

くろーばー

むしろ1歳児に、凍ったこんにゃくゼリーを食べさせた祖父母の刑事責任を問うほうが、妥当だと思えます。慰謝料目当ての幼児虐待ではないかと。
たとえ普通のゼリーを凍らせたものを与えても、相手は一歳児、窒息してしまいますよ。

マンナン社が不当な訴訟に負けず、前面勝訴することを、心から祈っています。
by くろーばー (2009-03-07 17:22) 

くろーばー様、コメントありがとうございます。
実際に誰かを罰しようとすれば与えた人の責任にならざるを得ないと思います。
公判ではそのような主張がされるでしょうから、原告は耐えられるのでしょうか。
by (2009-03-07 20:15) 

bulkbone.blog.shinobi.jp/Entry/419/

見ました。

国会議員の陰謀説ですか。

これはびっくりですねえ。

ちなみに小生、あの人昔から嫌いです。

小池ゆり子さんは昔から大好きですが。
by (2009-03-10 08:08) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

説明責任はありそうな気がしますが、誰も問題にしていないのが不思議です。
問題の「蒟蒻効果」と言う類似菓子は、すぐに引っ込めたようですが。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 無条件受け入れ
DATE: 12/19/2008 15:44:51
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2009-03-10 17:39) 

 判決文を素直に読むと、「歯科医は脳梗塞を予見できる」存在ということになります。ということは、たとえば「犯罪を“予見”できた司法関係者は全員犯罪被害者に賠償責任を負う」ことになりません?
 なんだかとっても無茶な判決に思えます。マスコミはそのへんにも疑問をもたないのでしょうか。
by (2009-03-15 09:03) 

おかだ先生、コメントありがとうございます。

司法関係者もメディアも自分たちの責任は認めないでしょう。
そういう人たちですから。

でも、歯科医に対して、一方で歯科麻酔以外の麻酔を禁じていながら、脳疾患を予見せよと言うのは矛盾していると思います。
by (2009-03-15 09:39) 

今の日本国民の本質をさらけだす問題だと思います。

この国がこうなってしまったのは、官僚政治家大企業だけでなく、小生も含めて全国民に責任があると。そしてそれをいまだに自覚していないと.....
by (2009-03-16 08:51) 

地方裁判所だからでしょうか?なんとか控訴してほしいものです。でも高裁最高裁でも同じだったら.....
by (2009-03-16 08:53) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

リコールが本当に成立しちゃったら、銚子市は収拾がつかなくなるんじゃないでしょうか。
市民が分かっているといいのですが、住民投票をする時点で分かっていないのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 修羅場では経験がものを言う
DATE: 07/03/2009 05:20:16
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療事故
by (2009-03-16 12:18) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

高裁の場合、面倒なのか地裁判決をそのまま追認というのは良くありますからねえ。
で、最高裁は手続き上の不備の有無を判断するところで、事実関係を判断するところではないと言って門前払いになると。
by (2009-03-16 12:22) 

fuka_fuka

うーむ、典型的な期待権ロジックですね。

-------
健康保険法
(保険医又は保険薬剤師)
第64条 保険医療機関において健康保険の診療に従事する医師若しくは歯科医師又は保険薬局において健康保険の調剤に従事する薬剤師は、厚生労働大臣の登録を受けた医師若しくは歯科医師(以下「保険医」と総称する。)又は薬剤師(以下「保険薬剤師」という。)でなければならない。
-------

したがって、保健医療機関に属する歯科医師も「保険医」に該当する。

-------
保険医療機関及び保険医療養担当規則
(転医及び対診)
第16条 保険医は、患者の疾病又は負傷が自己の専門外にわたるものであるとき、又はその診療について疑義があるときは、他の保険医療機関へ転医させ、又は他の保険医の対診を求める等診療について適切な措置を講じなければならない。
-------

ということで、歯科医師も、患者の「疾病又は負傷」を認識し、かつ、それが「自己の専門外」または「診療についての疑義」を認識した場合には、転医義務を負うことになる、というのが法律の枠組みですね。

問題は、歯科医師が、本件において「患者の疾病(脳梗塞の兆候)」を診断することが可能であったかどうか。
「このような症状・身体反応がみられれば、歯科医師であっても脳梗塞の鑑別をすることが可能であり、鑑別できなかったとしたら標準的な歯科医師の注意義務に違反するものと評価して差し支えない」
といったような鑑定に基づいて下された判断なのかどうかが気になります。

そのような鑑定があるのだとすれば、鑑定医の問題。
鑑定なしに、脳梗塞見落としを注意義務違反と認定して期待権侵害を導いたのだとしたら、裁判官の問題。

ちなみに河北新報では少々事案の説明が違っていました。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090313t13021.htm
by fuka_fuka (2009-03-16 22:58) 

fuka_fuka 様、コメントありがとうございます。

河北新報の方は、更に意味不明ですね。
「麻酔による意識障害が疑われる症状があり、脳疾患の予見が可能だった。速やかに診断せず、専門医に転医しなかった過失がある」

麻酔による意識障害なら、脳疾患じゃないでしょうに。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 行政の分まで頑張る必要はないのでは?
DATE: 12/29/2008 18:39:04
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2009-03-17 05:57) 

昔いた病院で病棟を担当していたころ、アラームも含めて消音にして、ときどき詰め所でうしろを振り返って異常な心電図がないかを医師や看護師が確認していた病棟もありました....
by (2009-03-23 17:46) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

うちのICUでは、継続的にアラームが鳴っています。
誰も反応しません。
でも、本当に具合が悪いとちゃんと反応します。
不思議です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 団塊と言うな!
DATE: 01/18/2009 11:08:12
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2009-03-24 17:45) 

おめでとうございます。

今度は中国選手を破って優勝するところをぜひ観たいです。
by (2009-03-25 08:03) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

中国選手と言うだけなら、今回も李暁丹を破っています。
今回の横浜で行われる世界選手権代表にもなった選手です。
でも、トップクラスとは言えませんからね。

トップクラスの中国選手に勝ったら、本当に凄いですね。
他の国のトップクラス(世界ランク9位)なら今回も勝っていますが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: オオカミが来た
DATE: 03/20/2009 10:22:22
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-03-26 06:27) 

あいぴ

記事だけ見ると、マグネト発電機でしょうかね。コイルが動くか、磁石が動くかの差しかないようです。が、どっちが動いても原理は同じです。
えぇ、自転車についているダイナモ発電機と同じです。
後はモノを見てみないとなんともいえませんね。
記事だけ見れば、入力(始動用モータ)<出力(電球)のようですが、マグネト発電機はそれ以上に磁石そのものにエネルギーがあるので、見かけ上そのように見えます。
by あいぴ (2009-03-29 10:35) 

あいぴ様、コメントありがとうございます。

いろいろ見て回ったところによりますと、フライホイールを用いたトリックのようです。
by (2009-03-29 12:16) 

世界大恐慌、国家破産、円が暴落したら石油も代替エネルギーも輸入も開発もできなくなります。エタンハイドレートが埋蔵している深海を掘る余裕もありません。

その前にこの国ができることはただひとつです。

世界に名だたる原発企業に埋蔵金を投資して原発を造りまくる。

原発から離れた地域は送電線によるエネルギーロスがあるので、原発隣接の工場で作りまくった太陽電池を運送して各家庭企業工場に設置する。

これしかないと思いますが。

参考文献

「知の衰退」からいかに脱出するか?大前研一。光文社。

 ほんとうの環境問題。池田晴彦。養老猛。新潮社。

 大激震。堺屋太一。実業之日本社。 
by (2009-04-01 08:33) 

さきほどのエタンハイドレートはメタンハイドレートの間違いです。申し訳ございません。

あと参考文献に

奴属国家日本の岐路。北野幸伯。ダイヤモンド社。

もあります。
by (2009-04-01 08:35) 

ご本にのブログ内容はあかがま先生のブログで見ましたが、怒りと恐怖をおぼえます。

いつ誰に起きてもおかしくないと....
by (2009-04-01 08:38) 

残業代をきちんと払わせたら病院も国家も破産します。

その前に米国発世界大恐慌と1000兆円を超す財政赤字で破産は避けられません。

公的病院の破綻は地方自治体そのものの破綻、ひいては国家破綻を現しているに過ぎません。

そちらのほうに議論がいかないのがいつも不思議でなりません。

みんなこの国は不死身だとでも思っているのでしょうか?

夕張市は日本の一部でさえないと。
by (2009-04-01 08:43) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

やはり医療行為の優先順位をはっきりさせて、残業しないで済むような体制を取るべきなんじゃないかと思います。末期患者への濃厚医療など、議論しても良いのではないでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 個人情報の流出
DATE: 07/05/2007 17:07:30
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CATEGORY: その他(一般)
by (2009-04-01 18:06) 

ご本人の心情はいかばかりかと。
私なら耐えられないでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自民大敗
DATE: 07/30/2007 14:28:03
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2009-04-01 18:08) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

株に手を出して大損した私には、経済を語る資格はありません。
ご意見に対しては、ノーコメントとさせていただきます。
いやもう、本当に大損したんですから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 同じ事例でも記事の書き方で
DATE: 08/07/2007 06:21:28
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-04-01 18:11) 

多くの人たちにとって一番言いにくいことですが、高齢者は厚遇されすぎています。

毎日肺炎急性腹症のCTを見せられ、高齢者につぎこむ高額医療の実態を見ていて思います。

残り少ない(もう本当はない)パイを最後の一滴まで搾り取ろうとする、国家自殺行為にしか思えません。

そういう実態を野放しにしてしまった小生のような中壮年もそうですが、この国を反映させた以上に疲弊させ、世界で通用しない国にさせてしまった世代の責任は大きいと思います。

彼らはだいたいもうすでに十分に利益を得たはずです(今ならありえない終身雇用、十分な年金など)。これ以上国の将来を担う世代に反感をかうような、やる気をなくさせるような政策、医療はやめるべきです。
by (2009-04-03 08:15) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

高齢者に対する濃厚治療には私も反対ですが、世代間抗争を招きかねない意見には反対です。
本当の敵は、きっと他にいるのです。

私自身は高福祉高負担の政策を支持していますが、ここではそのことについて触れないようにしています。
政治の話になると荒れやすいですからね。
by (2009-04-03 10:23) 

 亡くなられた子どもさんのご冥福を心よりお祈りします。

>「幼児同伴の客の入店を許す以上、幼児の監護を補助すべき義務があった」<

 意味不明ですねえ。

 お金をとってこどもを監視する保育施設があったら別かもしれませんが....
by (2009-04-13 08:50) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

親の責任をもっと強調しても良いのにと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 心肺停止の後遺症
DATE: 11/03/2007 04:00:28
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 車 / バイク/ 船
by (2009-04-13 12:50) 

亡くなられた子どもさんのご冥福を心よりお祈りします。


>当時の医療水準では<


 というところが医師にとっては救いでもあり、警鐘でもある、ということでしょうか。

 5/21から改正検察審査会法(別名魔女裁判)も始まりますし....
by (2009-04-16 08:30) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

検察審査会については、本当に心配しています。
交通事故への対応を見ても、過失と故意の区別の付かない人たちのようですから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 命が失われたとき
DATE: 05/05/2008 10:11:06
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-04-18 05:14) 

 根拠のない想像ですが、ジャニーズ系は“権力”が強くて、スキャンダルがいくらあっても報道できなくてマスコミに欲求不満が貯まっているものだから、こんな“好機”に全部吹き出てくる、ということかもしれません。
 しかしSMAPって、着実に一人ずつ減っていきますね。
by (2009-04-24 18:05) 

おかだ先生、コメントありがとうございます。

ネットで検索すると、草彅はずしの陰謀論などもありますね。
by (2009-04-25 05:47) 

>僕は時々壊れますが、トヨタの車は安心です<

これ最高ですね。

まあ五郎ちゃんもお仲間ができて嬉しいことでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 売日新聞と言う噂も
DATE: 06/23/2008 17:54:32
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-04-28 08:41) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

吾郎ちゃんは「メンバー」で、ツヨポンは「容疑者」ですから、ツヨポンの勝ちですね。(^^;

目撃した外国人の話を聞く限り、かわいらしい酔っぱらいとしか思えないのですが。
by (2009-04-28 11:08) 

患者さんは自分の命を、医師は患者さんの命に加えて自分の医師生命を人質に取られているということでしょうか....
by (2009-04-30 08:57) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

医師生命を全うしようとしたら、むしろ患者を見捨てて上手く逃げる方が吉かと。
頑張って診療すると、高額の賠償や刑事罰が待っています。
もちろんメディアからは袋だたきにされます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 朝生
DATE: 02/28/2009 08:26:21
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2009-04-30 12:29) 

>中でも石川佳純・松平健太の活躍は賞賛に値する。

これからに期待ができますね.今回はすばらしい試合をしてくれました.予選を勝ち上がった丹羽選手もよかったと思います.
ただ中国はやはり層が厚く,トップクラスは1球1球の速さ,回転力がすばらしく,さらに戦略面でも多くの引き出しを持っています.追いつくのは並大抵ではないです.
日本も世代交代が進んできて若手が頑張っていますから,これからが楽しみですね.
by (2009-05-06 22:20) 

Level3先生、コメントありがとうございます。
やはり中国には当分追いつけないだろうと思います。
でも、それ以外の国より先には行けそうな予感がします。
本当にロンドンが楽しみです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: MRICから全文引用
DATE: 04/16/2008 12:42:02
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-05-06 22:46) 

膨大な数の基金と特殊法人公益法人、いつまで増殖するのでしょうか。

宿主(国、納税者)がたおれない限り増え続けるのでしょうね。ウイルスのように。
by (2009-05-08 08:55) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

今回の補正予算案でも、天下り用特殊法人に数百億単位でばらまくようですね。
それがまかり通るのですから、国民の選択なのでしょうが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医療施策の貧困その1
DATE: 05/01/2009 12:35:36
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-05-08 17:22) 

小生も当初は高病原性かと思ってパニックに陥りかけていました。

しかしもしかしたら、こういう流れが一億総玉砕に繋がるのでしょうか....
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 聞いてないよ
DATE: 08/24/2009 16:27:38
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-05-14 08:18) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

今回は低毒性と分かった上で、予行演習という面もあるのでしょう。
検疫の範囲が狭いのもその現れだと思います。
でも、予算もつけずに現場任せにするのであれば、強毒性なら玉砕ですね。

うちの発熱外来にも何人か来ましたが、夏に防護服を着たら地獄ですね。
感染症外来にはエアコンがありませんから。
by (2009-05-15 13:06) 

神戸にいてつくづくそう思います。
by (2009-05-18 08:09) 

もしCTを撮影しても、遊離ガスも腹水も血腫も明らかでなければ、診断は困難でしょう。

さらにもしもより強く腹部損傷を疑って、造影剤を血管内投与する造影CTを行っても、腸管壁、腸管内腔や血管内腔に正または負のコントラストがつかなければやはり診断に結びつけるのは難しいと思います。それも最新型のマルチスライスCTをもってしてもです。

いずれにしても、これだけの情報で判断することはできません。
by (2009-05-19 08:33) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

画像診断のプロにその様に仰っていただければ、外科医も安心でしょう。
緊急手術の中には、何か嫌な予感がするからと言うものもありますが、その様な「勘」もバカには出来ません。
「やらなかったら死んでたね」と言う場合を何度も経験しました。
でも、勘が働かなかったら賠償責任というのは、さすがに納得できないでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: WHOの勧告(草案)
DATE: 05/03/2008 11:41:57
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-05-19 12:20) 

気持ちはわからないでもありませんが本当に医師、って一体なんなんでしょうね。

もちろん医師会学会大学をはじめとする、既存の医師の組織が十分な自浄機能を果たしてこなかったことも一因でしょうが。

でもそれって医療医学界だけの話ですかね?

飛行機船舶鉄道自動車産業、建設業界食品業界、さらに官僚政治家の行政立法の世界、司法警察の世界、すべて同じというかもっとひどいところはいくらでもある、それも人命に確実にかかわることを無視してきた世界が、いまでもほとんど野放し状態の世界があるのに、と大声で叫びたいと思うのは間違った考えなのでしょうか?
by (2009-05-25 18:06) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

他人に厳しくて自分に甘いのは人間の性なのでしょう。
更に、専門家に対する評価は、日本では芥子粒ほどにもありませんから。
医師の技術や知識より責任逃れの添付文書が重視されることの不合理なんて、理解されないのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 前回帝切
DATE: 05/22/2008 18:55:32
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-05-25 21:53) 

http://siennet.web.fc2.com/information_16.htmlの内容に対してどうでしょうか?ご意見等教えてください。
by (2009-05-29 08:24) 

このブログ市長ですけど、ブログの表現はともかくとして、阿久根市の危機感については代表していると思いますよ。
 炭坑がなくなった夕張と同様、漁業が廃れてしまったので阿久根市は破綻寸前です。
 何かをしようとしても、固定費として職員の人件費で大きく予算を取られ、財政の余裕がないんです。

 ここまでひどくなる前に、職員の人件費を何とかしておくべきだったんでしょう。
by (2009-06-01 17:42) 

カテーテルカルボナーラ様、コメントありがとうございます。

私には、この市長は完全にイっちゃってる様に思えます。
阿久根市の危機感以上に、この市長への危機感を感じます。
by (2009-06-01 17:55) 

drfujita 様、コメントありがとうございます。

軽々にコメントするには少々深すぎる事例と思われます。
今回はコメント保留とさせてください。
by (2009-06-02 07:50) 

まあたしかにヒトラーを想起させる書き方ではあります。

しかし考えるところがあり、冷静に文体や表現に着目して何度か読み返しました。

おしいと思います。

彼の人格は別にして、文体や表現法を変えれば素晴らしい文章になった可能性はあると思います。

あとは参考文献や情報の出所(事情があるでしょうから正確ではなくても)をきちんと書くべきであった、と思います。

日本全体(医療も経済も国民意識も)が破壊崩壊しなければ再生しない状況に追い込まれているのは事実ですからねえ....焦りや怒りは理解できないこともありません。

変な利権さえ絡んでなければいいけど、とむしろそちらのほうが気になります。
by (2009-06-02 07:52) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

まあ、私が実例として挙げたような内容を、市長という要職にありながら垂れ流している時点で、アウトだとしか私には思えないのですが。

出所はどこかのトンデモ本だと思いますが、それを真に受けるようでは、まともな大人とは思えません。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 全医連集会
DATE: 05/31/2009 21:52:28
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-06-02 12:06) 

まあとりあえずは検査薬、治療薬とワクチンの開発製造確保に力を入れて欲しいと思います。

道路建設を一時凍結してでもお金と人員を回すべきでしょう。
by (2009-06-09 08:30) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

検査薬、治療薬は増産可能だと思いますが、ワクチン業者は零細のようで、増産が困難なようです。
秋以降のワクチンは、とても必要量を賄えないとの予想をする人が多いようです。
高齢者は新型に強いという観測もある中、優先順位はどうするのでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ご主人の気持ちはありがたいが
DATE: 10/31/2008 13:56:46
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2009-06-09 17:38) 

このことをどう思いますか?ご意見をお聞かせください。
さらに下記の裁判もしております。
http://fujitaiinsien.blog37.fc2.com/
by (2009-06-11 17:25) 

当初はメキシコ政府が情報統制をしているという噂があり、高病原性の可能性が否定できませんでしたからねえ。やむをえない面もありましたが。

しかしその後季節性インフルエンザと変わらない程度の毒性であることがわかってからも、日本政府厚労省の対応はなんか妙でしたよねえ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 気になる一言
DATE: 12/02/2008 12:12:31
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-06-18 08:11) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

やはり日本はゼロリスク症候群なんだと思います。
厚労省がどたばたしたのも、実は無理の無い面もあったと思っています。
何かあれば、過剰な責任を問われることは明らかですから。
by (2009-06-18 18:17) 

小生も門外漢ですが色が変わったのでしょうか?

医療安全調査委員会の最新の案でも医師免責は基本的にないようです。

公立病院がつぎつぎに破綻に追い込まれ、民間病院も縮小閉院が相次いでいます。小生の勤務する阪神間の民間2次救急病院も元々苦しいところに加えて昨年からの本格的な世界不況の影響と今回のインフルエンザ騒動で瀕死状態です。

骨太見直しの件も政争に利用されているだけのようですし、たしかにbamboo先生が以前から仰っているとおり、おそらく崩壊するしかないですね。このままでは。

それだけは阻止したかったのですが。子どもたちの未来のために.....
by (2009-06-25 07:48) 

E

元来、小泉時代に滅茶苦茶な医療費削減と弁護士3倍、医療はサービス業と決め付け、コンビニ医療、モンスターぺィシェントを誕生させたのが原因です。お陰で、病院の73%(公的病院の91%)が赤字に成り、勤務医の待遇改善は困難な状況に成って来て居ます。お陰で、年4000件の開業医が誕生して、現在では98000件に成り、コンビニの42000件の2倍以上に成って、飽和状態を超えて居ます。この状況を改善するには、国の病院潰しを止め、勤務医の待遇改善しか無い状態です。
by E (2009-06-25 08:15) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

うちの病院も、昨年度は大幅な赤字。
これが数年続けば、持たないでしょう。
うちが倒れたら、県北の医療は破綻するのですが。
by (2009-06-25 11:06) 

E 様、コメントありがとうございます。

小泉劇場で踊った人には、医療についていっさい文句を言って欲しくはありません。
既に介護疲れによる殺人が起きていますが、もっともっと悲劇が増えるでしょうね。
by (2009-06-25 11:11) 

S

産科は人口の半分の女性の90年の人生の2~3年かかわるだけの仕事で経済的には採算は合いませんが、本当に高い志で、一生懸命働いて居る医師ばかりです。そんな医師を些細な事で裁判にかけ廃業に持って行かれると、馬鹿らしくて、誰も産科などしませんよ。
by S (2009-06-25 12:03) 

大学病院で医者やりながら医療訴訟の弁護士をやっている半端ものです。

私,この「神の手」先生と裁判でお会いしたことがあります。たしかに,患者様側の補助か鑑定意見書を書いておられました。
これ以上のことは皆様にお任せしますが・・・きっと,患者のためを思って(?)一所懸命味方をされていたのに無念でしょう・・

ブログを汚しました。失礼します。
by (2009-06-25 22:51) 

たとえば原爆症や塵肺、公害などの訴訟でも、裁判官って国がどれだけの負担保証を強いられるかを計算して判決を出しているような気がするのですが。

なんなんでしょうね。医療に関してはざるのように高額な賠償金を認めるというのは。

病院にはお金が有り余っている、とでも思っているのでしょうか。

国のふところ具合を心配できるのなら、自分の判決が、自分自身や家族を含めたこの国の国民の生命を守ることができなくなる事態に繋がるかもしれない、ぐらいの想像はできそうなものですけどね。

それぐらいのアタマはあるでしょうにねえ、裁判官どの。
by (2009-06-26 08:30) 

苦労婆

この手の訴訟は、たくさんありますが、
産科に勤務する、オバハン准看護師のレベルが、あまりにお粗末なのを存じ上げているので、一律に訴訟を起こした家族の批判はできません。
家族が訴訟を起こした=即批判 というのでは、患者が死んだ=医者が悪い というメディアと同次元の議論です。

むしろ、この判決は、アホな看護師を雇い続けていると、開業医が自滅するという教訓だと思いますが。
by 苦労婆 (2009-06-26 14:29) 

S様、コメントありがとうございます。
書かれた内容には同意いたしますが、出来ればハンドルネームは固定でお願いします。
by (2009-06-26 15:00) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

本来なら行政が社会保障としてするべきことを、賠償として医療機関に押しつけているのでしょうね。
by (2009-06-26 15:03) 

苦労婆様、コメントありがとうございます。
二重投稿となっていましたので、片方は削除させて頂きました。

准看護師による分娩監視では不十分であることは同意します。
本来は助産師の仕事でしょう。
でも、その様なレベルも含めて日本の医療の現状だと思います。
赤字にならないためには、万全の体制などとれません。
お産自体は自由診療ですが、異常分娩の医療費との整合性から価格には制限があります。

以上は一般論であって、記事の事例についてはまったく状況が分からないので、何とも言えません。
記事にする以上、鑑定の根拠くらいは書いて欲しいと思います。

最後に、私自身は訴訟を起こしたことを非難しているわけではありません。
このような判決を下した裁判官を批判しているのです。
状況によっては鑑定を下した医師も批判対象です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 万全じゃないと賠償、出来ないと言うとクレーム
DATE: 06/26/2009 17:11:32
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-06-26 15:19) 

あんぱんぐま 先生、コメントありがとうございます。

南淵先生は悪い人ではないのだと思います。
只、少し自信過剰で、他の人を低く見たがる性癖があるのでしょう。

東京女子医大事件の証人としての発言は、知りもしないで大見得を切った、かなり恥ずかしいものだったようです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自己決定権と言っても
DATE: 12/25/2008 18:56:13
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-06-26 15:25) 

A

産科に付き物の帝王切開ですら麻酔医以外に2人必要です。ましてや、新生児が異常をきたした時の小児科医も必要です。バックアップも無いのに産科をやれと言うのは無理が有ります。こんな状況でしか産科をやれない状況でも、かっての産科医なら対応して居たのも事実です。それは、医師の善意で行われて居たのですが、小泉時代に弁護士3倍、医療はサービス業とされ、コンビニ医療、モンスターぺィシェントの増加で医療裁判が急増して、病院の保険料は鰻上りです。こんな状況を作ったのは国の責任です。
by A (2009-06-26 19:52) 

Aさん、コメントは歓迎いたしますが、ハンドルネームをころころ変えるのはおやめ下さい。
私には E,S,A さんが同一人物だと分かりますが、他の方には分かりません。
複数の人が同じような意見を述べているように見せかけ、自説を補強していると見なされる恐れがあります。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 「神の手」敗訴
DATE: 06/24/2009 17:21:57
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-06-27 05:23) 

>「大学の方針に従わざるを得ない傾向を解消するには、医師を増やすことはもちろん、国や県が積極的に大学側へ働き掛けてほしい」<

 いよいよ大学統制でしょうか。

 しかしその大学も、道州制が導入されれば統合廃止の嵐が吹き荒れるという噂があります。

 いずれにしても、こうなってしまったのは全国民に責任があります。

 もちろん、医師も含めて。
by (2009-06-29 08:12) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

まあ、統制するまでもなく、私の出身大学は死に体ですけどね。
by (2009-06-29 22:28) 

仁

小泉改革で超低額医療にされ、返す刀で弁護士3倍、医療はサービス業と規定され、コンビニ医療、モンスターぺィシェントと訴訟天国状況です。すでに、医療機関の保険も支出が上回り、保険料は鰻上りです。日本には管理義務違反と言う法律が有り、建物の中で転倒しても訴訟がかけれるシステムです。
by 仁 (2009-07-03 07:38) 

小生は虫歯が多い上麻酔が効きにくいので歯科治療時に2回、3回と局所麻酔を追加してもらいます。

今後は痛くても麻酔を追加してもらえなくなったら困るなあ....
by (2009-07-03 08:09) 

仁様、コメントありがとうございます。
それでも未だに小泉氏は人気があるのですよね。

私の居住する地域の路線では、「人身事故」の為に遅れることが多いのですが、ほとんどは自殺です。
彼らの多くは小泉改革の犠牲者だとにらんでおります。
by (2009-07-03 09:54) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

歯科麻酔は普通の局所浸潤麻酔とは効き方が違いますから、人によって効きにくい人もいるのでしょうね。
by (2009-07-03 09:58) 

>記事の症状だけから判断すると、局麻剤中毒だったのではないかと思いますけどね。

けいれんを起こしているところからみても局麻中毒でしょうね.キシロカインのアナフィラキシーはゼロとは言いませんが,ほとんどありませんから...
これまでの経験で局所麻酔薬のアレルギーの経験はIV型1例のみです...
点滴してセルシンを打って,気道確保してればあるいは,と思いますが歯科医には荷が重いのでしょうか.
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 麻疹ワクチンは必要なんだ論1
DATE: 03/30/2012 17:12:22
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2009-07-06 15:47) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

麻酔科医であれば反射的に行う処置ですが、歯科医だと難しいのではないでしょうか。
歯科医師会で講義したことがありますが、医師とはだいぶ違うと思いました。
もちろん歯科麻酔科医は別でしょうが。
by (2009-07-11 12:13) 

仁

日本の場合、フォアグラのステーキやアワビが付いた高級料理もサンマ定食も値段が一緒なので、もっと悲惨です。
by 仁 (2009-07-15 07:26) 

仁 様、コメントありがとうございます。

医療崩壊は既定路線だと思っているのですが、それでも生き残りをかけた経営改善の会議に出なければならないのはつらいです。

「生き残れるはずねーじゃん」と言いたい気持ちをぐっとこらえて、内部の努力では限界がありますとか何とか言っております。

内部の努力=医師の奴隷度アップ
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医療報道にも指針を
DATE: 01/17/2008 17:19:35
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2009-07-16 16:28) 

この裁判官は医療機器メーカーと病院が同じ経営母体であるとでも考えておられるのでしょうか。

それとも、メーカーがなすべき保守点検作業を、すべて病院側がやるべきだと考えているのでしょうか。

2次監視システムにいたっては、いったい何をどうしろと仰っているんでしょうね。まったく意味不明です。医師か看護師1人が24時間そばに張り付いているべきだとでも言うのでしょうか。

これって裁判以前の、人間社会の常識非常識のレベルの話ではないでしょうか?

裁判官のレベルもここまで落ちましたか......
by (2009-07-23 08:14) 

ちょこっと追加情報ですが、この事件の発生時の報道で問題視されたのは、「アラーム音を切っていた」です。それもこの事件の2年ほど前から患者関係者の苦情により小児病棟ではアラーム音を切っていたらしいのです。

当然ですが訴訟ではその点の責任問題も問われたはずです。ところが判決報道で焦点になっているのは、「機械の故障の予見義務」です。これだけで2億3000万の要求に対し、2億500万の賠償を認めるのはやや高すぎると感じます。

そこまでの賠償を認めたのは、アラーム音を切っての監視体制自体の責任を問われたと考えるのが妥当のような気がします。機械の故障の予見義務部分は「ぶぶ漬け」部分のようにも感じます。

もっとも証拠(判決文)がないので、あくまでも推測です。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 都賀川の水難事故
DATE: 07/30/2008 13:18:23
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-07-23 08:54) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

Yosyan先生からの情報通りアラームを切っていたのだとしても、まるで病院が殺したかのような報道や判決には納得いきませんね。
by (2009-07-23 17:47) 

Yosyan先生、コメントありがとうございます。

切っていたのと鳴らなかったのでは大違いですね。
正確な報道を期待しても無駄なのでしょう。

それにしても、2億円は高すぎます。
by (2009-07-23 17:53) 

ここで

「日本の医療環境はなんと恵まれていることか!」

と書いてもらえないことが残念ですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ドラポン
DATE: 12/20/2007 19:07:31
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-08-01 07:44) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

まさに仰るとおりです。
貶すことは得意でも、褒めることは苦手なのでしょう。
by (2009-08-01 09:39) 

ビビりの内科医

内科医にとっても他人事、という方も時々見受けます。
「俺ら内科医が切ってくれ、っていってるんやからサッサと切ってくれたらいいのに。そこで切るのをためらうなんて外科医じゃないやろ。」
などと平然と言ってのける内科医も、こんな記事は他人事なんでしょうね。自分で手を下さない分だけ、さらにたちが悪いと思います。
by ビビりの内科医 (2009-08-07 22:57) 

ビビりの内科医先生、コメントありがとうございます。

そういう内科医、大学でよく見かけました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 麻酔科医のモチベーション
DATE: 04/04/2008 11:48:06
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2009-08-10 13:06) 

都筑てんが

「サクシン」と「サクシゾン」の間違いを見て、

ねとらぼ:確かに“読めてしまう”コピペに2ch住人が「人間すげー」と驚く - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/08/news021.html

 ↑

コレを思い出した自分がいます…。

個人を罰して終わり、そして「間違えたのはお前らの意識が足りなかったんだ、間違えないように頑張れ、頑張れ、死ぬ気で頑張れ」と相手に負担を強いるのではなく…。

上の記事の「錯覚」のような、意識的、心理的におきてしまいそうなエラーを「頑張らなくても」回避出来るシステムの構築が大事ですよね…。
by 都筑てんが (2009-08-22 11:31) 

今気がついたのですが、Paul Carpenter、なまけたろう両先生より、せっかくコメントを頂いていながら放置していたのですね。大変申し訳ありませんでした。

さて、都筑てんが 様、面白い情報をありがとうございます。
結局、つまらない勘違いをするのは、私たち人間の「仕様」なんですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 「いじめ」と言うのはやめよう
DATE: 07/14/2012 13:06:02
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-08-24 05:50) 

小さなこども以外は、肋骨が折れるぐらいの力でやらないと意味がない、と小生はある先輩に昔教わりましたが....
by (2009-08-25 08:29) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。
この刑法の専門家は、心臓マッサージと凝りをほぐすマッサージの区別が付いていないのでしょう。
by (2009-08-25 18:50) 

余計な入れ知恵をしている押尾容疑者の関係者と、現場を知らない名誉教授さんのコメントが合わさったトンデモ記事ですね

誰か、この名誉教授さんに教えてあげて・・・
by (2009-08-25 21:59) 

今朝もテレビで、昨夜ビールを何本も飲んで(車中に未開封のビールが数本あったということは、運転しながら飲んでは窓から空き缶を捨てていたのかも)車道を逆送し、衝突事故を起こした上に逃げて、逮捕されたのに呼気検査も拒否して、クルマは盗まれた、俺は何も知らないと言い張っている49歳の巡査部長のニュースを見ました。同じ日の3年前には福岡で泥酔した市職員が100kmオーバーで橋の上で前の車に追突し、海に落ちた車に乗っていたこども3人が亡くなった日であるというのに。

ふだんからいい加減な、無責任な仕事をしても十分な給料賞与年金をもらえ公務員バリアまで付いているこんな連中と、少ない人数で雑用までやらされ寝ずの連続勤務でも自分の命人生を顧みず他人の人命を守らねばならない奴隷労働をさせられている勤務医を同等未満に扱うこと自体が間違っている、ということに一体いつになったら多くのマスコミ政治家役人司直関係者、そして多くの国民が気づいてくれるのでしょうか。

そして今度の選挙で公務員労組を最大の票田とする野党が政権を握ったら...と思うと空恐ろしくなるのは小生だけでしょうか。
by (2009-08-26 08:32) 

素人集団ですから、官僚の言いなりにはならないといっても所詮無理であろうと思います。

自民党の時よりも官僚の力が強くなるのではないかと危惧します。

しかしもっと怖いのは、官僚の進言をすべて無視して突っ走り、国政も外国からの信頼もめちゃめちゃにしてしまうことです....
by (2009-09-01 08:10) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

内政についてはおそらく今までより良くなるのではないかと期待しています。
確かに外交が心配ですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: リコールの行方
DATE: 03/13/2009 17:40:26
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CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2009-09-02 05:46) 

この事故の記事をみたとき、こんなことにならなければいいが、と気にしていたのをおぼえています。

日本人の精神から感謝や自己犠牲、自己責任という言葉はどんどんなくなりつつあるような気がします。

国家に品格など必要ない、国民に品格が必要である、とつくづく思います。

医療崩壊の次は遭難救助システムの崩壊が起きるのでしょうか。そして政治国防の崩壊と続きますか。

まさに国民総崩壊、国家崩壊ですね。
by (2009-09-15 08:33) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

要するに国民の幼児化なのではないかと思っています。
少なくともメディアは、「幼児」の味方です。
by (2009-09-16 09:45) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。
レスが遅れて申し訳ありません。
以前はコメントがあるとメールで知らせてくれたのですが、最近はメールが来なくなったようです。

先生がお示しの事例は、10時間後に調べても飲酒運転の要件を満たすアルコールが検出されたというものですね。
運転していた時点ではまさに泥酔状態でしょう。
これは明らかに故意と見なされるべき犯罪です。
こんなのと医療過誤を一緒にされてはたまりませんね。

政権交代については、私は時々あった方が良いと思っています。
どの政党もデタラメなことの出来にくい環境が望ましいという意味で。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ぎりぎりでいいのに
DATE: 08/31/2009 13:41:34
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-09-16 09:56) 

so-shiro様、コメントありがとうございます。
そもそも刑法の専門家に医療のことなど聞いてはいけませんよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: リスクマネージメント
DATE: 08/25/2009 18:47:45
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-09-16 10:00) 

苦労婆

MJLから来ました。

単に幼児化とはいえないと思います。
医療訴訟もそうですが、遺族は愛息を失ってパニックですし、やり場のない憤り、怒りを抱えている。

そのエアポケットを突いて、煽る弁護士、煽る市民団体、人権団体こそが「癌」なのではないでしょうか。

恥知らずな遺族だと思いますが、かといって家族を失って、感情が大暴走している遺族を、警察や医療機関が「悪」と切り捨てる傲慢な姿勢が、国民に反感をかい、感情報道を煽っているともいえるのではないでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: なんとなんと
DATE: 01/22/2012 17:11:54
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CATEGORY: スポーツ
CATEGORY: その他(一般)
by 苦労婆 (2009-09-18 18:51) 

苦労婆様、コメントありがとうございます。

我々一部のブロガーが遺族を批判することはあっても、警察や医療機関が遺族を「悪」と切り捨てるような事例はないのではないでしょうか。

只単に、出来ないことは出来ないという主張はあると思いますが。
by (2009-09-18 21:21) 

自分の飼い犬ならともかく、いつ何時噛むかひっかくかわからない野良猫には手づから餌は与えませんけどねえ普通.....
by (2009-10-02 08:47) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

仰るとおり、自己責任ですよねえ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: がんになっても、あわてない・・・・かな?
DATE: 01/26/2008 07:18:35
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-10-02 09:44) 

研修医よりももっと問題なのは、日雇い安月給でボーナスもない医員、授業料を払い無給ではあるのに困ったときは外来病棟診療もさせられる院生でしょう。生活のためにバイトでさらに心身を酷使せねばならないし。

何より大学に籍を置く以上は臨床だけでなく研究にも時間を費やし、海外を含めた学会発表、論文作成も多数行わねばならないし、本もたくさん買わねばならない(そしてほとんどの出費が自費で税金控除もない)さらには先輩上司からの頼まれごと、後輩の指導もたくさんありますし。

研修医にしても数年後には医員や院生になる可能性があるわけですし。

こういった人たちが日本の医学研究、大学病院の診療を支えていることをもっともっと国民に広めて知ってもらいたい、と思います。

ある意味日本の医療の弊害、医療崩壊のおおもとだと思いますから。
by (2009-10-08 08:49) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

まさに仰るとおりですね。
特に院生の場合、雇用関係がないので、事故が起きれば大変なことになりそうです。
そういうことが嫌われて、今大学から医師が逃げているのではないでしょうか。
by (2009-10-08 16:34) 

>特に院生の場合、雇用関係がないので、事故が起きれば大変なことになりそうです。

うちの大学では,院生であっても臨床業務に対しては医員と同等の賃金が支払われるシステムになっています.独法化してからのことですが.
おそらく他でも順次そのようになっていくものと思います.今時,無賃金労働というのはあり得ない扱いだと思います.
by (2009-10-08 21:11) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

労災や訴訟のことを考えると、賃金以上に雇用関係の有無は重要だと思います。
「勝手に働いている」状況ではなくなったのであれば喜ばしいことですね。

私の母校はどうなっているのだろう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 人民裁判
DATE: 03/27/2010 10:11:40
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-10-09 04:15) 

◎How Canada Performs - Health Rankings
http://www.conferenceboard.ca/HCP/Details/Health.aspx

2006年のデータを基にしたランキングです。
以下の10項目で各国のヘルス・パフォーマンスを測定。

・life expectancy
・self-reported health status; premature mortality
・mortality due to cancer
・mortality due to circulatory disease
・mortality due to respiratory disease
・mortality due to diabetes
・mortality due to diseases of the musculoskeletal system
・mortality due to mental disorders
・infant mortality
・mortality due to medical misadventures

日本は・・・
平均寿命は1位
自己申告による健康状態ははなぜか、最下位の16位
早産による死亡は下から2位の低さ
癌による死亡は下から3番目の低さ
循環器疾患による死亡は一番低い
呼吸器疾患による死亡は意外に高くて上から5番目
糖尿病による死亡は一番低い
筋骨格系疾患による死亡は下から3番目の低さ
精神科疾患による死亡は一番低い
乳児の死亡率は一番低い
医療上の不運(偶発的なものも含む)による死亡は下から6番目(それでも比率はかなり低いグループの属する)

Rank Country Grade

1 日本 A

2 スイス A

3 イタリア A

4 ノルウェー A

5 スウェーデン B

6 フランス B

7 フィンランド B

8 ドイツ B

9 豪州 B

10 カナダ B

11 オランダ C

12 オーストリア C

13 アイルランド C

14 英国 D

15 デンマーク D

16 米国 D
by (2009-10-11 19:25) 

>いつもメディアには叩かれっぱなしの日本の医療ですが、ちゃんと海外の医療と比べて貰えれば、その良さが分かるものです

わたしは、このデータが
ロイター
(1)http://www.reuters.com/article/healthNews/idUSTRE58R41620090928
(2)
http://www.reuters.com/article/healthNews/idUSTRE58R41620090928?pageNumber=2&virtualBrandChannel=11604

に掲載された日に元ネタを調べました。

そして、翌日以降に日本のメディアのオンライン版を調べましたが、この記事が掲載されたのは東京新聞だけ。
他の、大手メディアには全く掲載されませんでした。

医療従事者や医療機関を叩くことはあっても、決してその努力の賜物を評価しないのが、大手メディアの体質を感じて、こころのそこから大手メディアを軽蔑しています。
by (2009-10-11 19:32) 

鶴亀松五郎先生、コメント並びに貴重な情報ありがとうございます。

>自己申告による健康状態ははなぜか、最下位の16位

なかなか考えさせる情報ですね。
また、他のメディアが無視しまくりなのも興味深いです。
by (2009-10-11 21:25) 

しかし今後については決して明るい材料はないでしょう。

2020年までに国家破産するとも言われていますし(奴属国家日本の岐路。北野幸伯。ダイヤモンド社)、最近は3-5年後にデフレスパイラルのおかげで物価も収入も半減、失業率は10%、若者の失業率は20%という予測も出ていますから(恐慌は日本の大チャンス。高橋洋一。講談社)。

もちろん奴隷医の頑張りももうそろそろ....
by (2009-10-13 17:27) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

国が山のように借金をしている以上、必ず超インフレが来るはずだと思い、インフレを前提とした投資を続けてきました。おかげで、もうすっかりスッカラカンです。今更怖いものはありません。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ブラックノート詐欺
DATE: 12/06/2009 12:03:50
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: お金 / 株
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-10-13 18:22) 

>私の息子も発熱と下痢があったとき、職場から陰性証明を持ってこいと言われました<


 ひどいですねえ。

 小生は家族皆がかかったとき、小生も全身倦怠感が起きた時点で職場に居ながら30分おきに検温し、結局夕方になっても熱発しないので院長に相談したところ、不顕性感染やろうからタミフル持って帰ったら、休んでいいよ、と言われました。いつもぼろくそ言う院長に大変感謝しました。

 発症しても3割偽陰性があるというのに、いったい何を考えているんでしょうねえ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 日野原先生、大丈夫か?
DATE: 05/21/2010 23:05:31
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-10-14 08:08) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

ゼロリスク症候群と検査万能主義(健診も含めて)が日本では定着しているように思います。
by (2009-10-14 18:29) 

画期的な判決でうれしく思います。

ただ33歳の医学部卒大学院生の補償が2000万とは......
by (2009-10-17 08:00) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私も二千万円は安いと思いましたが、事故の全てに大学が責任を負っているわけではないと言う判断でしょうか。

そのほかにも労働の対価を請求できそうですけどね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: またも後出しジャンケン
DATE: 09/22/2009 06:15:30
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-10-17 09:20) 

海堂尊医師も述べておられますが、やはり生きている人間を診る事のない、実際の臨床経験知識の乏しい法医学者中心のAI導入は放射線科医として反対です。

ただ業務がさらに増えるのはかないませんが....
by (2009-10-29 08:33) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

臨床を知らない者は臨床に口を出すべきではないですよね。
大腿静脈を傷つけてはいけないのなら、セルジンガー法は出来ません。

臨床を知らない医師のトンデモ発言にはこんなのもありますね。
http://toenn.hp.infoseek.co.jp/medical_tr/doctor_9.html

医師と言うより、人間としての思考力に問題があるようにも思えますが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 実害の報道
DATE: 08/11/2010 18:01:00
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-10-30 05:35) 

医師以外の公務員バリアで守られた公務員なら、どんな悪いことをしても絶対女性、男性と書くでしょうね。

医師には人権は認められてない、ということの証しでしょうか。日々感じていることではありますが、さすがにここまでやられると殺○を覚えますね.....
by (2009-11-10 08:02) 

少なくとも、女性医師と男性医師、と書くべきでしたね。
記事を書いた記者と、それを許したデスク(上司)の知的レベルの劣化の問題でしょう。
by (2009-11-10 20:32) 

Paul Carpenter 先生、鶴亀松五郎 先生、コメントありがとうございます。

他でも見ないわけではありませんが、感じの悪い表記ですよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 肝心なとき、何をしていたのだろう
DATE: 11/23/2009 07:35:42
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-11-10 21:01) 

なにかにつけて世界標準からどんどん離れていく不幸な国ですね....
by (2009-11-13 20:34) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

危機管理というものがどういうものか分からないのでしょうね。
建前重視の危うさを感じます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: コンビニ手術
DATE: 08/20/2010 04:50:58
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2009-11-13 21:54) 

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

あえて極論を申しますが、このような事例も通報する、ということ自体が正しいことなのでしょうか?

それとも挿管困難が予測されたら、最初から違う医療行為をする必要があるのでしょうか?
by (2009-11-25 08:43) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

この事例は医療事故による死亡(ミスとは限らない)ですから、今の法解釈だと届けざるを得ないのでしょう。
また、最初から挿管困難が予想されたら、救命士挿管実習の対象にならない気がします。

麻酔科医のメーリングリストでは挿管不能・換気不能(CICV)の症例として議論が進んでいますが、それも正しいとは思えません。

判断するにはとにかく情報が少なすぎます。
また、解剖で食道挿管が分かったという、考えにくい情報もあるのでよけい理解不能です。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 貴方のお好みは
DATE: 11/21/2009 11:36:32
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-11-25 15:59) 

大企業、病院管理者(院長事務部長等)、実際上の管理担当者(おそらく労組に入っている技師看護師)などのいわゆる権力者庇護者は無罪放免、事実上なんの権力も庇護もない最も立場の弱い医師に責任をとらせる、いつものパターンですよね。
by (2009-12-03 08:25) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

そもそも管理責任者が自分で点検整備する必要があるかのような論調がおかしいと思います。
管理者なのだから、手術室師長などに「ちゃんと使えるようにして置いてね」と言っておけばいいのではないでしょうか。
そうすれば、病院全体の責任者は院長なのですから、院長より脳外科部長の責任が重いと言うことは無いと思いますが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 感謝知らずの・・・
DATE: 10/09/2009 05:39:14
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2009-12-03 11:33) 

NHKのシルクロード問題
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/
とどっちが罪深いでしょうか....
by (2009-12-07 08:58) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

お示しのURLでは沢山のリンクがあって、シルクロード問題が見つかりませんでした。
ググって見ましたら、問題点を指摘したサイトが見つかりました。

でも、私にとっては、言論の自由のないところの取材に限界があることは常識だと思っていますので、仕方のないことなのかなと言う認識です。批判する側が、単に非難するだけではなく、中国自体の問題点と、そこでの取材の限界を明らかにする努力をすべきなのだと思います。

中国の人権意識の低さと言論統制自体は周知の事実だと思われます。でも、放射線の専門家としては、それで済ませるわけにも行かないのでしょうね。核施設の周囲では多くの人が亡くなっている恐れがあるのですから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 過ちて改めざる是を「ヨーカドー祭り」と謂う
DATE: 12/11/2009 13:58:56
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2009-12-07 13:07) 

死生観もない、いつまでも死なないように元気でいさせろと言い張り、国民の義務も果たさず、権利ばかり主張する○民急増中ですからね。

その○民が今の△国最悪最低政権を自ら選んだのですからね。

お疲れ様です。このブログは大変勉強になりますが、ご負担が大きければ休まれてください。
by (2009-12-10 08:55) 

kadoji

某病院のクレーム対応担当副院長から、静注後のアザを医療ミス、薬効発現前の病状進行も投薬ミスと騒ぐ輩も居り、裏に医療事故専門を標榜する弁護士も居る様だと聴いたことがあります。『一度、公の場で反論しなければ』と言って居られましたが、マスゴミが誘起している事柄なので、医師会などの対応でなければ、実現は難しいのではと感じて居ます。〔製薬メーカー研究職OB。研修講師(薬剤師)〕
by kadoji (2009-12-10 12:13) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

取り返しのつかないことにならなければ(そこが心配なのですが)、政治家の緊張感を高めるためにも政権交代は必要だと思います。軍事や外交などに手を出さず、社会保障の整備だけやってくれればいいのですが。その社会保障の策がバラ撒きだけだったら、本当に最悪ですね。

また、ご心配はありがたいのですが、このブログは愚痴をこぼしているようなものですから、ストレスの解消になっています。
by (2009-12-11 10:48) 

kadoji様、コメントありがとうございます。

医師会の発言力もほとんど皆無ですから、やはり一度崩壊せざるを得ないと思います。
医療が無くなって、初めて医療のありがたさが骨身にしみるのでしょう。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 我々は無法者?
DATE: 01/17/2010 09:06:23
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2009-12-11 10:54) 

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

多くの医師も多くの家族も司法も政治家も行政担当者も死生観の確立していない国ですから、いつまでたっても判断基準そのものが作れないのだと思います。
by (2009-12-14 08:23) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

判断には責任が伴いますから誰も判断したくないのでしょうね。
でも、立法・行政・司法の三権の仕事は、責任ある判断をすることだと思うのですが。

過失ならともかく、殺人罪で有罪とするなら、明確な基準が必要ですよね。
終末期医療に手を出さなくて良かった。
緩和医療に興味があったので、人員に余裕があればやっていました。
by (2009-12-14 12:39) 

私も先生と同じで、この医師には賛成できません。
殺人とまではいかなくても、百歩譲っても「尊厳死」ではなくて、「安楽死」ですから。
日本では尊厳死すら、まだきちんと認められていない状態なのに、ちょっとやりすぎだと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: システムエラー
DATE: 02/08/2011 22:29:30
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-12-15 23:43) 

Dr. I 様、コメントありがとうございます。

多くの医師にとって、やはり筋弛緩剤の投与が最も問題なのではないかと思います。
抜管自体は家族の強い希望もあったようなので、私は容認します。
しかしながら、下記リンク先に依りますと、抜管自体も判決理由になっていますね。

また、事件化には麻酔科医が関わっているようで、複雑な気分です。
倫理的に動いたと言うよりは、この事件を利用したように見えますから。

http://mric.tanaka.md/2007/08/06/_vol_32_1.html
by (2009-12-16 05:24) 

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

裁判長がこの国家医療の将来を先見できる人物であることを切に望みます。
by (2009-12-24 08:50) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

救急医療体制の不備の責任は行政にあるはずですが、そんな当たり前のことを理解して貰えるかどうか心配になるのは、裁判官にとっても心外だとおもいます。「馬鹿にするな」と言わんばかりの名判決を期待しましょう。
by (2009-12-24 17:55) 

裁判の内容を紹介してくれているブログ等を読んでの感想としては,あれで医療側が負けるようなら裁判なんて茶番に過ぎないと思えるくらいでしたが...
原告の主張はあまりに...でしたし.

さてさて,まともな判断をしてもらえるか見物ですね.
by (2009-12-25 22:18) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

昔は、裁判官はまともな判断をする人だと思っていたのですが、そうではない事例をたくさん見てしまいましたからねえ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 頭痛で大腸癌を診断せよと?
DATE: 09/07/2010 23:43:16
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2009-12-26 04:00) 

御指摘の点ともう一つ気になるのは、両方の記事が伝える6500万円の請求の内訳です。この訴訟には二つの事件が含まれています。

 1.知人男性が起した交通事故
 2.島田市民病院の医療過誤

この二つの賠償が同時に行なわれています。そのため、

 1.結果として死亡に対する女児の逸失利益
 2.島田市民病院の注意義務違反(慰謝料的なもの?)

女児死亡は事実ですから、逸失利益は変わらないと見ます。問題は島田市民病院の医療過誤が無ければどれぐらい生き残る可能性があったかの裁判所判断です。

そうなると原告の6500万円の内訳は、

 1.逸失利益5000万円
 2.注意義務違反1500万

こう考えるのが妥当かと思われます。ここで島田市民病院は300万円ですから、医療裁判のパターンとして、「高度の蓋然性」による注意義務違反認定ではなく、「相当程度の可能性」であった可能性を考えます。いわゆる「ぶぶづけ和解」です。

結局のところ、単なる交通事故の死亡事故で、病院にやや不手際があったとした訴訟と思うのですが、どんなものでしょうか。

つまり島田市民病院からすれば、最悪、死亡との因果関係まで事実認定されて6500万払う可能性があったものが、300万の「ぶぶづけ和解」に終わった訴訟です。

島田市民病院が6500万円は言いすぎですから、最悪は、

 1.注意義務違反に対する賠償訴訟
 2.死亡に対する逸失利益

後は知人男性が大怪我をさせたことに対する賠償請求みたいな感じでしょうか。それが全部で6500万円です。

それでも5000万円の逸失利益が残ったのは、元が交通事故であり、病院に因果関係がなければ知人男性に因果関係ありとなっただけのような気もします。

通常は別の訴訟になる気もするのですが、二つが一緒であるところが特徴的とも思えます。どうせわからないでしょうが、原告がどういう請求をしていたのか興味深いところです。
by (2009-12-27 15:58) 

Yosyan 先生、コメントありがとうございます。

事故を起こしたのが知人と言うことで、おそらくは病院の責任を重く見た訴訟だと思いますが、詳細は分からないですね。金額を見ると、裁判所の判断は病院にはたいした責任はなかったと言うことなのでしょう。それでは記事として面白くないのでしょうね。
by (2009-12-27 22:02) 

亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りします。

ただ金額の欄を除けば、毎日の記事もいかにも医療側に責任があるような書き方であることは否めませんね。
by (2009-12-28 08:34) 

ただ1400兆円の国民資産を追い越す勢いの財政赤字の国で、限られたパイで医療を含めた社会保障をどこまでやるか、社会保障費を増額するなら官僚公務員に湯水のごとく使っている人件費をいかに削減するか、縮小する一方の日本経済をどうやって成長拡大させるか、という議論を同時に行わねばならないといつも思います。経済オンチの小生でも認識しています。

世界地図の変化によっては防衛費も大幅に増額せねばならなくなりますし、医療医療と叫ぶ前に全国民が考えやらねばならないことはいくらでもあると思います。

最大の問題は、こういうことをきちんと考え政策立案できる政治家がほとんどいない(少なくとも現政権はゼロ)ということでしょう。
by (2009-12-28 08:44) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

「金額を明らかにしている分だけ」と言う表現が私の感想を表しています。
記事にすること自体が病院バッシングなのでしょうが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 大淀結審
DATE: 12/23/2009 13:42:23
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2009-12-28 17:39) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

医療従事者の労働環境の改善だけでもかなりの予算が必要です。
フリーアクセスのままでは実現不可能でしょう。
今後はアクセス制限の方向になるのだと思います。
軽症に見えて実は重症だったという人は助からなくなるのでしょう。
by (2009-12-28 17:44) 

bamboo先生へ、今年も大いに勉強させていただき本当にありがとうございます。

来年もご健康とご多幸をお祈りします。でもご無理は禁物ですよ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 捏造とまでは言わないが
DATE: 12/25/2009 03:09:33
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CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 車 / バイク/ 船
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2009-12-29 18:17) 

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

直接生命にかかわる職業だけに、いろんな意味で無知な人間が厳罰を望む心情は理解できないでもないです。特に自分自身や家族にもいつ関係するかわからないのですから。

しかし単なる厳罰化は現場を萎縮させ、ここぞという時に思い切った手を打つことを躊躇させ、結果的に救える可能性のある生命を救えないことに繋がる、ということも徐々に認識され始めたということでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 報道ミスなんじゃないの?
DATE: 02/17/2010 02:38:58
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-01-06 08:37) 

Paul Carpenter 先生、いつもいつもコメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

不起訴や起訴猶予が当たり前になり、更に進んで警察の捜査の対象にならないようになれば良いですね。
by (2010-01-06 18:21) 

ハワイ沖の米海軍原潜と日本の高校生の実習船えひめ丸の衝突死亡事故のときには、結局十分な原因究明はできたのでしたっけ?

結局軍事機密が絡んで最終的にはうやむやになったような気がしますが。

医療でも他のサービス業、さらには製造業でもなんでも極端な意味では機密事項のようなものがあると思います。企業秘密なんてその最たるものではないでしょうか。しかしそれは人命を救うためには、経済を含む人類の生存活動をスムーズに滞りなく行うためにはやむをえない機密事項ではないかと。

なんでもかんでも開示できる、開示すべきである、医療だけは、という考え自体がおかしいのではないでしょうか。極論かもしれませんが。
by (2010-01-13 08:18) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

以前から思っているのですが、日本は未だに契約社会ではないですよね。
それなのに欧米の契約の概念を押し進めて、インフォームドコンセントが導入されています。
私もがんばって説明していますが、決まって「何も分からないものですから」と返答され、理解しようとする患者は少数派です。

以前からあうんの呼吸で物事を進めてきた文化なのですから、ヒューマンエラーについてもなあなあで済ませていただきたいものです。
これも暴論ですね。(^^;
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 最近切れたこと
DATE: 12/09/2009 18:52:52
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-01-13 19:34) 

データ総数が少ない時点ではアメより少し大きい数字であった、データ数が少なかったのでやむをえなかった、などと弁明されていたのを見ました。

いったいなんなんでしょうね?事実をひんまげて己の欲求を押し通す官僚の答弁みたいですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 恐ろしい世の中だ
DATE: 04/15/2010 22:16:26
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-01-15 07:44) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

発表する側も報道する側も、データというものの見方を知らないのでしょうか。
本来ならどちらも、バイアスの排除に配慮すべき職種だと思うのですがね。
by (2010-01-15 15:15) 

特例は設けてもらえないのでしょうか?
by (2010-01-18 08:48) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

実際に取り締まりを受けることはないでしょうが、事故が起きたときに告発を受ければ分からないですね。
特例を認める条文はないわけですから。

本気で法や判例(最高裁とは限らず)を律儀に守っていたら医療は成り立ちませんが、違反をしたとしても、患者のことを第一に考えてのことだと言うことは理解して欲しいですよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: こんにゃくゼリーへの怨念?
DATE: 01/14/2010 18:54:22
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-01-18 17:36) 

お疲れ様です。

先生方の誠意努力が通じて事なきよう収拾することをお祈りしています。
by (2010-02-04 08:55) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

明日から当分の間留守になります。
コメントも承認できないので表示されなくなります。
ご了承下さい。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 湯水のごとく注ぎ込みますか?
DATE: 02/26/2011 18:19:24
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-02-04 18:28) 

>捜査関係者は「立件できたのは、この組織片があったことが大きい」と話している。

この意味が不明なんですが...
手術で摘出した腫瘍が良性だからと言って,「術前から良性と判っていたとは言えない」から「良性と判りながら悪性と偽って手術に望んだとは言えない」ことになると思います.
診断が間違っていたために刑事事件にされるというのはおかしいでしょう.(念のために書いておきますが,この医師を擁護する気は毛頭ありません.)
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 読み比べ
DATE: 05/07/2010 18:32:26
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-02-12 22:22) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

今まで報道されていることが事実とすれば、この病院で行われていたことは確かに犯罪です。でも、犯罪なんだからいい加減に立件したり、いい加減に裁いて良いわけではありませんよね。

おそらくは警察はしっかりと立件するのだと思いますが、報道の方も少しは自分たちで考えて書いて欲しいと思います。
by (2010-02-13 07:58) 

救命しようと手を尽くしても24時間そばに誰かがいて寝ずの管理をしない限り、はずれる危険性はゼロではないはずです。

それが業務上過失致死の疑いと。

一方明石の花火大会歩道橋圧死事件や福岡の泥酔公務員追突幼児3人溺死死亡事故は大した罪にはなっていません(前者は改正検察審査会法で最起訴となったはずですが)。

実に特異な国ですよねえ。
by (2010-02-17 08:11) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。
迷惑書き込みが多いので、コメントは承認制にさせていただきました。
承認されるまで表示されません。

記事からは具体的なことは分かりませんが、それでも何らかの処置をしたときに気管チューブがずれたように読めます。本来なら呼吸管理の教育を受けた看護師が処置をすべきなのですが、医療費上のインセンティブが皆無ですのでそのような体制は採れません。これがこの国の医療レベルなのだと思います。

十分な体制を採れるだけの医療費を払わないくせに、問題が起きれば刑事罰をちらつかせるのは納得いかないなあと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 外傷で死亡だと思う
DATE: 04/09/2010 18:07:01
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-02-17 17:35) 

山口(産婦人科)

新小児科医のつぶやきや、三上藤花さまの「医療問題資料館」での報告を見る限り、裁判官はちゃんと行政に対する注文として言っているようですよ。「医師が過労状態なのは医師にとっても患者にとっても不幸なことだ」ともおっしゃったようです。
そういうところは華麗にスルーなのはマスコミのフィルターが被害者よりな証拠でしょうが。
by 山口(産婦人科) (2010-03-01 21:41) 

山口(産婦人科)先生、貴重な情報ありがとうございます。

ttp://symposium.b-r.under.jp/?eid=1328894
↑を見てきました。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 請求棄却の答弁書だって
DATE: 08/06/2010 18:07:54
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CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-03-01 22:13) 

bamboo先生の仰る通りだと思いますが、ひとつわからないのは

「提携病院」ってなんでしょうか。

ホメオパシーを推奨する、助産師とお仲間の病院、ということではないのでしょうか?

勘違いでしたらごめんなさい。
by (2010-03-05 08:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

助産師が助産所を開設するには医師のバックアップが必要です。
法的には私のような門外漢でも良いのですが、実際には産科医ですね。
そのバックアップを病院として引き受けるのが提携病院です。

ホメオパシーが助産師の間に広まったのは、比較的最近のことだと思います。
助産師会で講演会が開かれたのが最近のことだというのが根拠ですが。

提携病院は以前から提携している可能性が高いと思いますので、提携病院も助産師がホメオパシーをしているなんて知らないのだと思います。
by (2010-03-05 17:15) 

山口(産婦人科)

ちょっと訂正を。法律が改正され、今の法では「産科医」が提携することが助産所の開設要件です。

 改正されたときに提携の引き受け手がない助産所が3割くらいあって一騒動になったのですが、産科関係者以外はたぶんご記憶ではないでしょうね。(公立病院の産科が提携病院を引き受けるよう義務づけろ!」とかの発言を読んだ覚えがあります)
 こーいうトンデモ系助産師がいるのが、「引き受け手がなかった」理由だろうと思うのですけど。

 明らかに有害事象が生じているのだから、ホメオパシーを保険に入れて統合医療とか寝言を言わないでほしいですね。
by 山口(産婦人科) (2010-03-06 12:16) 

山口(産婦人科)先生、コメントありがとうございます。

医療法の第十九条には「助産所の開設者は、厚生労働省令で定めるところにより、嘱託する医師及び病院又は診療所を定めておかなければならない」とありますが、児童福祉施設最低基準第17条では「嘱託医は、産婦人科の診療に相当の経験を有する者でなければならない」と、更に踏み込んだ内容になっているのですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 口蹄疫は放置して免疫が出来るまで待てと?
DATE: 06/02/2010 03:45:31
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-03-06 21:21) 

民主党に期待された方々には申し訳ありませんが、労組が票田、日本で最大の労組保有組織が公務員、そのトップが官僚である以上、公務員制度改革、官僚改革が自民党未満のことしかできないのは明らかでした。

自民党は最悪ではなかった、多くの国民がなぜか勘違いをして最悪の選択をしてしまった、ということです。

税収を越えるお金が公務員、官僚、天下り、各種特殊法人公益法人の給料退職金につぎ込まれている以上、完全な自滅行為です。

次は気をつけましょう。次というチャンスがこの国に残されていれば、の話ですが。

といっても、自民党も今あんな状態ですが......
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 骨と畳が事故を招く
DATE: 01/27/2011 05:15:33
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-03-15 08:42) 

小生も最近は医療崩壊やむなし、国家破産財政破綻やむなし、それ以外にこの国の国民の目を醒まさせる方法はないと諦めています。
by (2010-03-15 08:44) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

時間が経てば民主の支持率が下がるのは分かっていましたが、その受け皿として自民が全く機能しないとは思っていませんでした。

分からないものですね。
今後かなりの波乱がありそうです。
良くなる予感はしませんが。
by (2010-03-15 17:33) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

もう、なるようにしかならないのでしょうね。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 過ちて改めざる 是を過ちと謂う
DATE: 11/07/2009 06:05:07
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-03-15 17:35) 

ふつうに読んだら医師や裁判官になお問題があるような含みを感じますよね.......
by (2010-03-17 08:37) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

過去の自分たちの記事に全く触れないことがしゃくですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: やっぱり産科医は危険だ
DATE: 03/04/2010 19:09:20
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-03-17 17:40) 

仁

医師不足は地方の公的病院で顕著に成って居ます。元々、地方の公的病院は、政治家の票田目的で、採算度外視で、箱物の豪華病院を作り、それを、民主党の支持母体の自治労の支配下で、短期勤務の医師は低額ですが、他の職員は年功序列で、民間の2倍以上で5千万円台の退職金と滅茶苦茶な運営をした為、8割以上の人件費で、民間では潰れて居ますが、年間2100億円以上の補助金で存在している状況です。民主党はこれを廃止、統合、民営化もせず、さらに厚生年金病院まで加えて、赤字を増大させています。昨年だけで1148万人も患者が減少し、病棟の4分の1は使って居らず、地域住民のお荷物に成って居るのに、そんな病院を徴医制度で残そうとして居るだけです。JALとよく似た構造で、医師の待遇改善など望むべき無い状態です。夕張市民病院も年間3億円の維持費が払えれば残せるのですが、住民にそれだけ出せと言えば、無くても良いと言う人が圧倒的なのです。公的病院を残したいのなら、年間これだけ地域住民が支払って下さいと言う話を持って行けば良いのです。払うと言えば残せば良いのです。
by 仁 (2010-03-30 08:09) 

たしかに難しい問題ですね。

個別事例に限って言えば、明石歩道橋死亡事故の改正検察審査会法による起訴は有意義だと思いますが。
by (2010-03-30 08:09) 

ブログ「投資同盟」でもこの国の公務員の問題がたびたび取り上げられますが、もう時間の問題ですね。

公務員を養うために国債を発行しすぎて、わずか1%ないし2%でも国債金利が上昇したら(それでも国際的には超低金利ということですが)この国の支払能力(税収)を越え、デフォルト、国家破綻となるらしいですから。

参考:「日本破綻。「株・債権・円」のトリプル安が襲う。藤巻健史。講談社。税別1500円。」
by (2010-03-30 08:13) 

仁先生、 Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私は医療崩壊は避けられないであろうと思っていますが、経済的に日本が崩壊することも避けられないようですね。どうなっちゃうんだろう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 不起訴を期待しています
DATE: 03/04/2009 17:20:00
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-03-30 18:28) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

明石の方も、警察がきちんと処分を下せば、刑事罰までは必要ないかなと私は思いました。
基本的に過失を罪に問うのは反対なので。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 整備は医師の仕事?
DATE: 12/03/2009 04:10:50
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-03-30 18:30) 

仰るとおりだと思います。

小生は放射線科医ですから、妊娠可能年齢の女性には単純写真でもCTでもMRIでも被爆(撮影)させる前に必ず詳細な問診をとるようコメディカルに徹底させていますし、急性腹症の画像診断のさいにも、少なくともアタマの中では常に鑑別診断に入れるようにしています。

でも特殊でしょうね。産科医と同様に。

「女性を見たら妊娠を思え」は医学生のときに内科の最初の講義で教授から教わりましたが、なかなか常にそのことを念頭に置くのは難しいと思います。

なんせ外妊なんてめったにあたるケースではないですからね。

20数年勤務医をやって2次や3次の救急病院を長年回ってきた小生でも、5例前後だと思います。画像診断で遭遇したのは。
by (2010-04-02 08:58) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

麻酔科医も、基幹病院にいると結構緊急手術でお目にかかるので、あまり希な疾患とは思わないのですが、消化器外科医だとなじみがないでしょうね。

民事で争うのならともかく、刑事事件になるようだと、おちおち当直のバイトも出来ませんね。
by (2010-04-02 16:11) 

信州人

「子宮外妊娠破裂が疑われたのに」って、まるで搬送された時点で診断がついていたかのように書く毎日新聞に、もし本当に悪意がないとしたら、知性がない、としか言いようがないですね
by 信州人 (2010-04-03 10:38) 

まったく同感です。
当方は整形外科ですが、外科当直なるものを
行うことがあります。

実際、腹痛を入院させて翌日常勤医に診察という
パターンは多いです、、
今回の外妊で刑事事件では本当に怖くて
当直はできんですね、、

やはりno rescue, no dutyですねえ、、
診なけらば責任もなし
電話応対でお断り、直来も専門外なので診ずですね、、
by (2010-04-04 01:47) 

信州人先生、コメントありがとうございます。

専門外の疾患は疑うこと自体が難しい面がありますからね。
後から批判するだけのメディアは楽なものです。
by (2010-04-04 18:54) 

mmjack01先生、コメントありがとうございます。

腹痛でも、絞扼性イレウスや大腸穿孔などは、結構致命的なこともありますからね。
診断が遅れて死なせたと言われ、捜査の対象となったら堪りませんね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 脳性麻痺に科学的判断を
DATE: 06/29/2007 23:08:25
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CATEGORY: 医療事故
by (2010-04-04 18:56) 

小生もこの記事を読んだときそう思いました。

しかもこの記事、どうしてそういう間違いをおかしたかの考察は全くさなれていませんよね。

無知な人が読めば、ああまた医者が極悪非道なことをやらかしたのか、と思うでしょうね。

医師以外の、準備や実施に携わった人間ではなくて。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 弁護士さん、少しは仕事を選ぼうよ
DATE: 01/09/2010 16:22:02
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-04-12 08:48) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

メディアが批判的になることは仕方がないのですが、せめて再発防止に役に立つなど、建設的な批判であって欲しいですよね。
by (2010-04-12 17:42) 

悪徳日赤

かっては使わなかった血液を日赤が引き取って居たのに、保存方法が異なる等のいちゃもんをつけ、引き取らない様に成り、赤字の病院に、さらに追い打ちをかけて居るのが問題なのです。タダで血液を手に入れ、高額に売り付け、差額で儲けて居るのが日赤です。以前の様に、使わ無かった血液は、血液製剤の材料として使うべきです。
by 悪徳日赤 (2010-04-16 05:29) 

悪徳日赤様、コメントありがとうございます。

うちの病院でも、専用の保冷庫で保管しなかった血液は捨てています。
質が担保できないと、血液製剤の材料にもならないのかなと、私は納得しています。

また、現在、日赤の血液事業は赤字です。
by (2010-04-16 06:30) 

時間がないので滅多に献血できませんが、そもそもこういう記事を書く人間は献血したことがあるのでしょうか。
by (2010-04-17 08:17) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私は比重が低くて献血を断られます。

それはともかく、医院側に非があるとすれば、手技の方だと思うのですが、何で輸血準備なのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 五分の魂も無い話
DATE: 02/14/2011 18:13:43
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-04-17 14:33) 

まさかバンキシャさんが張り付いているのでしょうか。

やらねばならないことは他にいくらでもあるでしょうに.....
by (2010-04-21 08:05) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

おそらく県病院局が積極的に漏らしたのではないかと、私は思っています。
妊婦死亡の事例では、早々に主治医の責任にして幕を引こうとしたことが後に批判されました。

被害と言えるほどのものがない事例でも、ミスをことさらあげつらうことで病院を貶め、ミスをするような病院なんだから、あの時だってミスがあったに違いないとミスリードを誘っていると読みました。

読み過ぎでしょうか。
by (2010-04-21 17:46) 

ありえますね。

昨日

私がしたことは殺人ですか?元・川崎協同病院呼吸器内科部長 須田セツ子。青志社。2010/4/17。税別1400円。

を買って一晩で読みました。

十分ありうる話だと思います。特に内部に敵対勢力が隠れていたりすると。
by (2010-04-22 08:36) 

川崎協同病院の件については、いろいろと複雑な思いがあります。
「毒薬」さえ使わなければ、犯罪とは認定されなかったと思うと残念です。
主治医が相談したのが私だったら、あんな事にはならなかったと思います。
こんな風に思うことは珍しいのですが、この事例については本当にそう思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 口腔内大量出血
DATE: 02/25/2011 06:07:12
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-04-22 17:32) 

これは美味しそうですね。嫁に教えます。

うちはたこ焼きにもお好み焼きにもチーズ、もち(しゃぶしゃぶ用もち)、とろろ芋なんでも入れて食べます。大変美味しくなります。共通するものがあるかと。
by (2010-04-30 08:58) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

これは本当にお勧めです。
今朝も食べましたが、何も付けなくても、パンの味だけでもいけます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: これって、ありなの?
DATE: 02/12/2010 20:43:54
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-04-30 16:47) 

その一方で暴力を振るう職員がいても、見て見ぬふりをして野放しにされていたりします。
by (2010-05-04 12:25) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

うちには暴力をふるわれる職員は居ても、暴力をふるう職員は居ませんね。
今時、暴力をふるう職員が居たら、大問題になりそうな気がしますが。
by (2010-05-04 18:18) 

英国の医学校委員会が出している感染症のガイドラインです。
英国保健省(DoH)のガイドラインに準じています。
HBV、HCV、HIV positiveの受験生は医学部には入学でき、卒業もできる。医師登録も可能。歯学部入学は不可。
ただし、陰性化、あるいはウィルス量が基準値以下になるまでexposure prone procedure(EPP)には加われない。
すなわち、外科的、invasiveな処置はできない。
ただし、EPPは医学部卒業の必修ではないので、このコースだけプログラムを変更して学業を続けることになる。
と規定されています。

◎Medical and dental students:
Health clearance for Hepatitis B, Hepatitis C, Hiv and Tuberculosis
http://www.medschools.ac.uk/AboutUs/Projects/Documents/Web_Health%20clearance%20for%20medical%20and%20dental%20students.pdf

◎英国保健省のガイドライン
Health Clearance for tuberculosis, hepatitis B, hepatitis C and HIV: New
healthcare workers. Department of Health, March 2007
http://www.dh.gov.uk/en/Publicationsandstatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/DH_073132.
by (2010-05-05 18:22) 

鶴亀松五郎先生、コメント並びに貴重な情報ありがとうございます。

EPPの範囲に興味があります。
手術はダメだと思いますが、血管の穿刺なども入るのでしょうか。
by (2010-05-05 22:08) 

bamboo先生、追記です。

医学校を卒業後のガイドラインが、DoHのもので、「陰性化、あるいはウィルス量が基準値以下になるまでexposure prone procedure(EPP)には加われない」ということは、内科系や精神科、公衆衛生の医師にはなれても、外科系の医師にはなれない、ということを意味しています。
日本と比べると、すこし厳しい条件かもしれませんね。
以前の英国ではキャリアの受験生は医学部入学すら否定されていましたから、当時と比べると進歩しました。
感染症の有無でキャリアを否定されるのは、あんまりです。

医師も含めた感染のキャリアーは、仕事を続けることはできるが、陰性化ないし基準値以下のウィルス量になるまでEPPには参加できないようです。

米国もCDCが、同様のガイドラインを出しています。

◎Immunization of Health-Care Workers: Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) and the Hospital Infection Control Practices Advisory Committee (HICPAC)
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/00050577.htm

ここの、Work Restrictions for Susceptible Workers After Exposure の項目に図表でガイドラインが掲載されています。

TABLE 5. Work restrictions * for health-care workers (HCWs) exposed to or infected
with certain vaccine-preventable diseases
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/00050577.htm#00002866.htm

医療機関の管理者なら、欧米のガイドラインはともかく、日本のガイドラインくらいは読んで欲しいですよね。
by (2010-05-05 23:27) 

山口(産婦人科)

この一方で毎日新聞は「口蹄疫は人に感染しないんだから、修学旅行を中止したりしないで、ばんばん旅行せよ」みたいな話を書くし・・・

HIVは口蹄疫よりずっと感染性が低いのに「解雇は当然」みたいな言質があふれ、人には移らないが牛への致死性感染病原体をばらまく恐れがあることにはお構いなし。パンデミックになってるらしいのに。
by 山口(産婦人科) (2010-05-07 14:14) 

鶴亀松五郎先生、再度の情報ありがとうございます。

私も看護師(手術の直接介助を除く)よりも外科医の方が問題だと思っていました。
by (2010-05-07 17:37) 

山口(産婦人科)先生、コメントありがとうございます。

韓国の口蹄疫とDNAが一致したようですね。
感染経路はどうなのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 検察審査会による強制起訴に思う
DATE: 10/12/2010 18:04:13
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-05-07 17:39) 

山口(産婦人科)

私が読んだ中日新聞では、落っこちないように体を支えるバーがあるのに、わざわざそこから体を外して寝そべっていたとか。
あれ、立ち上がったというのとは話が違いますね。
by 山口(産婦人科) (2010-05-08 10:06) 

山口(産婦人科)先生、コメントありがとうございます。

毎日新聞の続報では正座したことになっているようです。
また、特別支援学校の生徒だったようで、8名の生徒にひとりの引率者で危険な遊具に乗ったことには批判もありそうです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 日本の民度
DATE: 05/04/2010 06:06:38
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2010-05-08 18:20) 

通りすがりの内科医

「自然を守れ」「基地はいらない」「島民をバカにするな」という、おおよそ軍事的観点を欠いた感情論による「受け入れ拒否」は美談。
「うちで受け入れたら手遅れになるかもしれない、それよりも一刻も早く専門機関へ」という、瞬間的な医学的判断による「受け入れ拒否」には、「人が死んでるんやで!」という感情論での反論。

日本ではもう、プロの判断とか、専門的な知識よりも、感情が偉くなってしまったのでしょう。
by 通りすがりの内科医 (2010-05-10 02:03) 

亡くなられた患者さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

難しいですね。若い女性の子宮肉腫は。画像診断でも病理組織診断でも迷うことが少なくないと思います。
by (2010-05-10 09:00) 

通りすがりの内科医 様、コメントありがとうございます。
出来れば次回からは固有のハンドルネームでお願いします。

荒れる恐れがあるため、基本的に医療以外では政治的発言をしないことにしていますので、軍事的観点については保留とさせていただきますが、この国では専門家が軽んじられているのは事実だと思います。

メディアに専門家に敬意を払うという視点が全くないことが原因でしょうか。
by (2010-05-10 18:01) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

診断に難渋する主人公の苦悩を描いたドラマでも作ってくれませんかねえ。
ブラックジャックみたいな世界は漫画だけなんですから。
by (2010-05-10 18:03) 

トマソン

http://www.holistic-medicine.or.jp/index.htm

私は日本ホリスティック医学協会も
いかがわしいと、思っています。
by トマソン (2010-05-21 23:43) 

トマソン 様、コメントありがとうございます。

ご紹介のサイトを覗いてみました。
怪しさ満開ですね。
by (2010-05-22 07:03) 

上記ですが「がんは治せる病気」なんていう講演もあるみたいですね。

超高齢大先生も含め、いわゆる著名人の言うことは昔から信用しておりません。やっぱりその程度か、という認識です。
by (2010-05-24 08:39) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

周りが気を遣わなければならない立場になったら、自分の限界は自分でわきまえなければならないのでしょうね。

そうでないと、老醜をさらすことになりますので、私も自重しようと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 院生も労働者
DATE: 10/16/2009 17:47:32
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2010-05-24 21:02) 

と言いますか90歳なら、いつ重症の気管支炎や肺炎で亡くなってもおかしくないと思うのですが.........
by (2010-05-29 08:31) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

「寿命」と言う文字のない辞書が出回っているのでしょう。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 只より高いものはない
DATE: 08/10/2007 11:37:28
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2010-05-29 15:57) 

重度肺動脈狭窄自体が生命に危険を及ぼし、生後間もなく心臓大血管の手術することも大きなリスクがあり、そうせざるを得ないほど危険な状態であった。

こういう状況で救命のために医療を施して、なんで訴えられて億単位のお金を払わされなければならないのでしょうか。

まあ医療もこの国の国家経済財政もすでに破綻していますから、そのうち訴えられても払うお金がないし、それ以前にこのような大手術、大きなリスクを伴う医療行為は行われなくなり(一部の大金持ちが自腹を切ってもなかなか難しくなるでしょうねおそらく)、国民の平均寿命、新生児死亡率などは発展途上国並みとなり、そのときはじめて多くの国民、司法、マスコミは自分たちの間違いに気づくでしょう。

いや、きっとそうなっても気づかずないままで、やはり医師や国の責任にするのでしょうねきっと。
by (2010-05-31 08:11) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

最近一時ほど騒がれませんが、着実に外科医は減っています。
外科系崩壊はすぐ目の前です。
誰のせいにしようとも、崩壊事態は避けられません。
by (2010-05-31 18:53) 

zaku

引用された判決は
適切な治療を行っていれば→後遺症は回避できた
という論理展開がされてるように思うのですが、このような思考の根底には、医療行為は100%確実性を伴うべきであるという、ある種の医療万能論的発想があるように思われます。

しかし、適切な治療を行ったとしても好ましくない結果を招くことはあるという、医療行為には不確実性が伴っている、という現実を理解する必要があるのではないでしょうか。
by zaku (2010-06-01 10:36) 

zaku 様、コメントありがとうございます。

適切な医療を行っても好ましくない結果を招くことがあるのは仰るとおりですが、常に非の打ち所のない適切な医療をすることも不可能ですし、どうしたらいいのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 何か言うことがあるんじゃないかと
DATE: 03/16/2010 22:21:10
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-06-01 18:47) 

先日のブログ「投資同盟」で興味ある話が紹介されていました。ソースは2チャンネルではないかと思いますが。
http://blog.m3.com/invest/20100530/3/
83 :名無しさん@十周年:2010/05/29(土) 17:52:42 ID:4AZWjdOG0
口蹄疫の真実
昨年
9月 民主党、中国産ワラ輸入全面解禁する(以前は安全区域のみ)
9月、民主党、韓国産豚肉輸入解禁する(韓国の口蹄疫の為、9年間中止中)
       ↑
ここがポイント、政権交代直後
民主党政権後↓

10月 韓国、某農場でコレラっぽい症状が出るが、口蹄疫を否定(日本政府スルー)
11月 韓国、家畜の移動中止命令出る(日本、依然韓国から豚肉輸入中)
12月 韓国、口蹄疫ではないので出荷しても大丈夫(同上)
今年
1月 韓国、口蹄疫でした。(日本輸入停止)
3月 韓国、終息宣言(日本輸入再開検討、畜産業界に止められる)
4月 韓国、やっぱり口蹄疫見つかる
4月 畜産業界独自に中国産ワラ使用止める(日本政府の指示なし)
4月 韓国、消毒液大量に買い漁る(日本政府なにもせず)
5月 日本、殺処分4万5千頭、消毒液不足(国からの消毒液一箱も届かず) <
ちなみに小生は「うちの牛を買え」とばら撒かれた生物兵器であろうと疑っています。SARS、鳥インフルエンザ同様に。
by (2010-06-02 08:32) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

一応出所のはっきりしない情報については慎重に対応することにしていますので、お寄せいただいた情報についてのコメントは留保させていただきます。

まあ、民主党というか、鳩山政権にはいろいろと引っかき回されたと言うことは間違いありません。もう終わりのようですが、今後どうなるのでしょうね。
by (2010-06-02 17:57) 

karara

この情報は、典型的な「情報操作」というものでしょう(特に藁の部分とか)。民主党&韓国憎しは「お好きにどうぞ」なのですが、そのツケは、現場で賢明に奮闘している畜産・獣医業界の方々が払うことになります。

今回のことは、畜産・獣医業界の方たちの間をすり抜けた口蹄疫という打者のはなった三遊間ヒットです。守備位置の布陣に問題があったとしても、それを、「エラー」だと決めつけてよいのか。(布陣については、議論すべきですが。)

「エラー」だと決めつけた先に、誰のせいかという議論があり、そこに民主党政権がでてくるわけです。

医療報道に関心のある方には、おとなりで似たようなしごとをしている獣医さんたちの状況についても、心を寄せていただきたいと思います。

こういう論法をとると、医療界にも、即、はねかえってくると思いますよ。
by karara (2010-06-10 08:26) 

karara様、コメントありがとうございます。

批判というものは確かな根拠に基づくべきですし、安易なレッテル貼りは慎むべきだとも思います。

また、事後の調査は原因究明と再発防止に力点が置かれるべきであり、犯人捜しは百害あって一利なしだと思います。

上記の点に留意しつつも、鳩山政権はダメだったと思いますけどね。
(宮崎に行ってすぐ辞めるというのはあまりに酷い)
「お坊ちゃま」色が強すぎたと思います。
ここは医療政策以外については政治の話は極力避けてはいるので、これ以上言及しませんが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 非難することもないような
DATE: 03/07/2011 06:27:27
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-06-10 22:50) 

学会に行っており閲覧できず申し訳ありません。

bamboo先生の仰るとおり、何と言っても情報が少なすぎますね、この記事。

あえて憶測すれば子宮癌か卵巣癌か乳癌が基礎疾患としてあり、肺転移か癌性リンパ管症か癌性胸膜炎を発症してそれが急速に進行した、ということでしょうか。もしそうなら、末期癌で今の医療で救命できる状態ではなかった可能性が高いと思いますが。

先生の仰る事例はあくまで集団検診の場合のお話ではないかと思います。それはその通りであると。

せめてもう少し詳細な情報を提供すべきですよね。尽力したはずの医師と病院の名誉がかかっていますし。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 「ありがとう」って伝えたくて
DATE: 03/16/2011 04:41:26
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-06-14 08:50) 

すん

誤診は誤診
by すん (2010-06-14 13:53) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

この記事では主訴すら分からないわけですから、何とも判断しようがありませんね。
by (2010-06-14 17:39) 

すん様、次回は内容のあるコメントをお願いします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 良かったなあ
DATE: 10/14/2010 21:11:44
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-06-14 17:49) 

小数点があるということは微量輸液シリンジポンプですか?そんなことはないですよね......
by (2010-06-21 08:38) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

他の記事によりますと、小数点以下の設定のない輸液ポンプだったようです。

「毎時25・3ミリリットル」と入力しなければならないのに、と言う記事は、不可能なことをすべきだったと言うことになりますね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 陰謀論は好きじゃないです
DATE: 03/22/2011 18:56:31
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-06-21 20:18) 

うかつなことは言えませんが、あくまでも一般的な判断として。

何らかの故意、恣意的行為が働いた可能性は十分排除できたのでしょうか?

このようなケースこそ警察が動いてもおかしくないのではないか、と考えるのは間違っているのでしょうか。
by (2010-06-22 08:34) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

故意かどうかはともかく、きちんと死因を特定できていない気はしますね。
この事例は判決ではありませんから、判決文を見ることも出来ません。

結局我々には詳細が分からないまま、下手をすると、うつぶせ寝が何歳になっても危険な行為と言うことになってしまうかも知れません。

9ヶ月になれば、自分でうつぶせになると言うのに。
by (2010-06-23 04:22) 

JSJ

 楽天のほうでははねられてしまいました。

 和解のニュースなのに何故「訴状によると」などと書いているのか。私はそこに報道の悪意を感じます。
 和解の文書ではうつぶせと死因の因果関係に触れられていなかったからだろうか、等想像しています。
by JSJ (2010-06-23 16:58) 

JSJ 様、コメントありがとうございます。

私も楽天の他のブログでよくはねられます。
そのブログ主は私のブログにもコメントをするので、私が拒否されているのでは無いはずなのですが。

卑猥な言葉はNGワードに指定していることもありますが、今回の内容なら問題ないはずです。

本題に戻ると、和解の内容では、うつぶせ寝で死亡したとは認めていないのでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 越権行為では?
DATE: 06/24/2010 05:55:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-06-23 17:45) 

かつて外来病棟を受け持っていた放射線科医としてもこの教授の診断発言は大いに問題があると思います。自分の経験知識の範囲内だけですべてを判断してしまうような。

逆によく検察が削除したものだと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: また誤診の話
DATE: 10/18/2010 18:28:04
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-06-24 08:37) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

この教授はカンファランスと司法の場の区別が付かないのでしょうね。
検察が削除を求めたのは、報告書は事実を記すもので、個人の意見を書くものではないからでしょう。
by (2010-06-24 17:42) 

オシム氏によればPKはサッカー選手であれば誰もが本当は避けたい、一番やりたくない行為である、俺は外してくれ、と言うのが普通だ、というようなことを語っておられたようです。

どんな困難な症例でも目の前で命が危険に晒されていたら救いの手を差し伸べるしかない医師にも言えますよね。
by (2010-07-02 07:46) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

医師も応召義務に縛られた上で打率10割を期待されても困りますよね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 信じてたのに
DATE: 03/28/2011 20:31:14
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-07-02 20:59) 

亡くなった赤ちゃんのご冥福をお祈りします。

不況の時には宗教と詐○が流行るのは有名ですが。

あまりにもひどいですね。

これこそ民事だけでなく刑事で立件できないものでしょうか。
by (2010-07-12 08:34) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

確認は取れていないのですが、毎日の記事に依りますと母子手帳への虚偽記載もあるとのことです。
事実だとすれば刑事罰もあり得ます。
by (2010-07-12 22:31) 

JSJ

 私は刑事事件化には反対です。
 こういったトンデモなら刑事・司法の手に委ねていいというわけにはいかないと思います。
 ああいう連中は、医療者自らの手で排除していかなければならないと思います。医療の仲間とは思いたくはないですが、やはり医療の鬼子には違いないわけで。

 楽天の方では、日本助産師会の態度が話題になっていましたが、私は件の声明文を読んで、助産師会自体が、あの程度のことしか書けないほどに浸食されているんだな、と思いました。
by JSJ (2010-07-13 10:31) 

JSJ 様、コメントありがとうございます。

この事例が刑事事件化するとしたら虚偽記載についてでしょう。
K2シロップの投与は推奨されているだけで法的義務ではありませんから、刑事事件にはならないと思います。

地道に偽物は偽物なのだと言い続けるほか無いのでしょうね。
院内新聞の巻頭言を書かなければならないので、この事件に触れようかと思います。
自分の所の職員がトンデモ医療を推奨したら堪りませんから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 緊急情報・非常事態
DATE: 07/16/2010 14:51:59
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by (2010-07-13 18:15) 

夏休みをとっておりました。こんなことが恐らく常習しているのでしょうね。この手の世界では。怪しい宗教と変わりませんね。

ただbamboo先生を含め多くの方々がこどもの救命に手を尽くされていた、という事実が救いです。
by (2010-07-26 08:24) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

他の相談を見ても、かなり危ない団体と思われます。
カルト宗教と言って良いと思います。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 麻疹ワクチンは必要なんだ論3
DATE: 04/07/2012 04:02:38
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-07-26 20:48) 

ken1203

ビタミンK与えず乳児死亡に関する訴訟の新聞記事を読んで、日本でもホメオパシー信者がいることに驚いた。しかも、助産師という医療の専門家が信者とは。しかも、助産師会が積極的に研修会を開催していることに2度びっくり。また、今回の事件に対する助産師会の見解も医療のプロ集団とは思えない内容。見解ではホメオパシーを否定していない。これでは、プロとは言えない。助産師会の綱領にも反しているではないか。
 病院の助産師は大丈夫だろうか。心配になって、昔勤務していた病院の関係者に知らせた。
by ken1203 (2010-08-05 19:26) 

ken1203様、コメントありがとうございます。

助産師会の上層部にホメオパス(ホメオパシーの治療者)が居るようです。
今後も決別は出来ないでしょうね。
商売としても美味しいのでしょうから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: コストをかけるつもりなんて無いのだろうな
DATE: 10/22/2008 22:23:19
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2010-08-06 18:13) 

ken1203

 この事件には衝撃を受けました。トンデモ医療はいつの時代でもはびこることは常識だと思っています。専門家もあてにはできません。ときどきあちらの世界に行ってしまう人がいるからです。そのような医療に接したとき、私どもが頼りにするのは「専門家の団体」が何と言っているのかということです。
 あろうことか、日本助産師会はトンデモ医療を会員に推奨し研究会や講演にかかわっていたとは。そのうえ、ホメオパシーに関する会の見解は表明しない。早急に、何を根拠に助産師会として推奨したのか明らかにすべきです。核とした根拠もなしに推進し、そのうえ会の役員が関連するビジネスに関与しているような事実があれば、ただの水が法外な価格で販売されているわけですからこれはもうスキャンダルです。
 助産師全体に対する不信感を解消するためには、この問題を避けることはできません。
 私は、明日助産師会に子の件で電話するつもりです。
by ken1203 (2010-08-08 16:21) 

ken1203 様、コメントありがとうございます。

助産師会の理事が活動的なホメオパスで、NHKにも取り上げられた「カリスマ助産師」ですから、助産師会に自浄作用を期待する方が間違いなのでしょうね。
by (2010-08-08 20:05) 

全身麻酔を受けた直後に意識を失い

ということは意識を失う全身麻酔は前例医療ミス、ということになるのですね。要するに麻酔としては成功したはずの全身麻酔はすべてミスであると。

考察をいれず事実をそのまま伝えるだけというのが基本の通信社、ワイヤード・サービスですがそれにしてもひどすぎますね。
by (2010-08-09 08:08) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

紙面に掲載される前に誰か気づかないものでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 日本助産師会機関誌
DATE: 08/10/2010 04:41:05
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-08-09 17:45) 

ハト氏にかなりの寄付をされている団体なのでしょうね。

あと美容整形など異常に外面を気にする、民主党と仲のいい半島系かもしれませんね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 時には警察の味方だってする
DATE: 01/25/2011 18:23:57
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 車 / バイク/ 船
CATEGORY: その他(一般)
by (2010-08-10 07:57) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

なるべく政治の話をしないようにしているのですが、これはちょっとねえ。
こんな繋がりでホメオパシーが医療に組み込まれたら堪りません。
by (2010-08-11 04:45) 

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

これも宗教と同様、「必要関係方面」にはあらかじめいわゆる「コミュニケーション」を十分にとって問題にならないよう地固めしているのでしょうね。
by (2010-08-12 07:39) 

どろっぽ外科医

初めてカキコさせて頂きます。
経験上2つの可能性(またはその両方)が考えられます。
1つは患者がゴネた可能性。「心配で遠方から慌てて飛んで来たのにすぐに手術出来ないのか!」「翌日まで待って何かあったらどうするんだ!」などと凄まれ、しぶしぶ緊急Opeに踏み切った場合です。これは外科の先生も被害者と言えなくもないでしょうか。
もう1つは微妙ですが、その外科医の翌日のスケジュールが過密だった可能性。午前に外来または内視鏡、午後一から夜までOpeがみっちり、などという場合。今すぐに手術しなくてもいいケースだが、明日の予定の仕事が終わってからでは穿孔してしまう、などという場合です。特に代わりのいない常勤医の少ない病院では日常茶飯事です。外科医の都合と言われてしまえばそれまでですが、麻酔科の先生にもスタッフにも申し訳ない気持ちで緊急Opeさせてもらっています。そうでない外科医もいるでしょうけどね…。
by どろっぽ外科医 (2010-08-21 18:15) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

大元の団体は弁護士を擁していますので、個別のホメオパスやクライアント(患者)の責任になるような文言を慎重に選択しているとのことです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: もったいないお化けに言いつけたる
DATE: 11/13/2009 16:05:10
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 開業 / 病院経営
CATEGORY: 医療制度 / 行政
by (2010-08-22 03:34) 

どろっぽ外科医先生、コメントありがとうございます。

先生の挙げられた可能性はどちらも今回は当てはまりませんでした。

実を言うと、この症例の場合には想像が付いています。
執刀医は当直医で、手術中は救急外来を閉鎖できます。
やっかいな患者を診るよりは、簡単な手術をしたいと公言する医師も居ますからね。

良くあるパターンなのですが、しょっちゅうでは困るので、今回牽制球を投げてみました。

外科部長には深夜に手術をした理由を明らかにするよう申し入れておきましたが、答えなんかどうでも良いのです。
牽制球なんですから。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: GJ
DATE: 08/26/2010 22:10:34
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-08-22 03:47) 

小生はこの国の多くの問題は国民の死生観の欠如に起因している、とよく主張するのですが。

これは逆の意味での死生観のなさによるものでしょうね。ゲーム感覚でリセットしたら生き返るとでも思っているのでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 今更引き返せない?
DATE: 08/25/2010 04:43:27
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-08-23 08:46) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

危機意識と言うものが全く感じられませんので、人生そのものがゲーム感覚なのかも知れません。
by (2010-08-23 22:05) 

宗教と同じでかなり荒れると予想します。

なんせ命と仕事とお金と人によっては名誉がかかっていますからね。要するに人生そのものが。
by (2010-08-25 08:05) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

もう既に理屈にもならない反論が掲載されていますから、荒れることは間違いないと思います。
でも、オウム真理教のような殺人にまで発展することもなければ、人民寺院のような集団自殺(無理心中のようなものですから、これも殺人ですが)も無いだろうと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 病気そのもののリスクは?
DATE: 05/30/2010 10:08:13
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-08-25 21:25) 

まさにgood jobですね。

つぎはどこに潜り込むのでしょうか.......
by (2010-08-27 07:47) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。
 
学校をいくつも作ってしまったのですから、今更後戻りは出来ないでしょうね。
取りあえずは政治的に動くのだと思います。
民主党、大丈夫かなあ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 複雑な気持ち
DATE: 10/07/2009 12:20:23
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by (2010-08-27 12:32) 

>男性の妻はめまい、頭痛などの症状を訴えて、92年7月から同病院に通院を始めた。08年7月の血液検査で異常値が認められたが、腹部エコー検査しか行われず、09年9月に別の病院でコンピューター断層撮影(CT)検査などを受けたところ、大腸がんと全身への転移が見つかった<

少なくとも92年7月時点で進行大腸癌と脳転移があったとは考えられませんが......
by (2010-09-08 07:30) 

JSJ

 ポイントは08年7月の血液検査の異常ではないかと思います。貧血でしょうか。
 仮に貧血だったとして、その時点で原因を徹底的に追求するべきほどに高度だったのか、ということと、その後の経過が問題ではないかと思います。

 あと上記とは別に思うのは、長くかかりつけだった患者さんが何か別の異常を生じた時は、さっさと他院へ紹介したほうが、先入観なく診断できて見逃しが減るのかな、ということです。医療経済的には不適切な行動なのかもしれませんが。
by JSJ (2010-09-08 09:18) 

Paul Carpenter 先生、JSJ 先生、コメントありがとうございます。

この病院には脳外科がないようですから、頭痛とめまいだと内科で診ていたのでしょうか。
腹部エコーまでしたのなら、消化器科に高診依頼すれば良かったかも知れませんね。
私は基本的に、すぐに他科に高診依頼することにしています。



これが病院の敗訴になるようだと、何でも他科(他院)に紹介するようになるのでしょうね。
by (2010-09-08 17:34) 

と き そ ら

患者側の立場から申し上げます。
この病院はドクターハラスメント(ドクハラ)が酷いです。
木戸クリニックの方は特に酷いです。
医師が異常な程プライドが高くて、診察中に自分の自慢話をよくします。
そして患者が少しでも(その医師にとって)気に入らない質問をすると、『もうウチに来なくて良いから今後よそへ行ってくれ!』こんな感じです。(;一_一メ)

不当な診療拒否、これは医師法違反!
看護師も同様に不親切で意地が悪いです。
病院に改善する様抗議致しましたが駄目です。
体質が旧態依然の昔の病院です。
患者の人権を何と心得て居るのか?
こんな医療機関は絶対淘汰されなければ成りません。
必ずしや天罰が下るでしょう!
by と き そ ら (2010-09-15 02:20) 

と き そ ら さん、コメントありがとうございます。

新潟市の事情には疎いのですが、新潟県の県庁所在地ですから、他にいくらでも医療機関はありますよね。気に入らなければ他に行けば良いだけじゃないのですか。

誰も行きたがらない病院なら、自然に潰れると思うのですが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ノークレームなら
DATE: 01/03/2009 12:28:50
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2010-09-15 05:41) 

小生もこの制度ができる前から反対していました。

小生も小沢氏民主党ともに支持していませんが、小沢氏に関しては領主国が隣国と仲良くしすぎないように検察を動かしたという話もあります。最終的には起訴しない替わりに幹事長職を退かせたようですが。(これは鳩氏辞任、親米現政権樹立まで繋がっていると)ということは本当は違法ではなかった可能性があると思います。

お叱りを覚悟で言えば、いま現在個人的には勤務医以外の、公務員バリアで守られた公務員に限定して適用すればいいと思っています。福岡でこども3人が海に落ちて亡くなった飲酒追突事故の容疑者のような。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 誤診は過誤じゃない
DATE: 05/08/2010 16:18:40
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 研究
CATEGORY: 医療事故
by (2010-10-13 07:51) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

確かに公務員に対しては、権力に対する歯止めが必要だと思います。
検察官が証拠を捏造するまでには、それ程でもない咎められなかった悪行があるはずですから。
by (2010-10-13 17:39) 

サッカーワールドカップでイタリア代表の試合を見ていると、攻撃よりも鉄壁の防御が目立つことがあります。

ふだん陽気なだけに、ここぞというときは抑制ができるのでしょうか。

対して日本人は、ふだん抑制されすぎているだけに......
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 看板に傷を付けないように
DATE: 08/31/2010 17:28:37
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-10-15 08:01) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

考えてみたら、一般の日本人は危機管理は苦手でしたね。
他国民の方がいろいろなリスクを考慮した生活をしているのでしょう。

また、チリの人々は辛抱強く、他の南アメリカの国民性とは違うようなことも耳にしました。
by (2010-10-15 12:45) 

ビビりの内科医

とんでもない時間に失礼します。

残念ながら、おそらく日本の救急医療は崩壊へ向かうでしょうね。
あの「探偵ファイル」に、とうとう誤診の話題が出ていました。
http://www.tanteifile.com/diary/2010/10/18_01/index.html

当該記事の、対応した医師の態度に問題があるのは理解します。また、確かに、生後間もない乳児の熱は細菌感染症から考えろ、という事実も知っています。

しかし、この記事での「誤診」の取り扱われ方はあんまりです。

僕も、一度救急医療体制が崩壊する、ということをみんなが体験してみればいいと思います。僕たちも、当事者として、困ることは承知の上で。
by ビビりの内科医 (2010-10-19 04:13) 

ビビりの内科医先生、コメントありがとうございます。

リンク先読ませていただきました。

亡くなった症例なら激情のあまり誤診が許せない気持ちも分かりますが、これは腎盂腎炎が初診時に分からなかったという事例ですね。翌日の受診で間に合わなかったという事例でもないように思えますし、誤診と言えるのかどうかも分からない症例ですよね。

「後医は名医」と言う言葉を教えてあげたいです。

どうせ調べるなら、当直医が夜間の救急外来を担当していることの異常さを指摘して欲しいものです。
by (2010-10-19 06:24) 

ブログの虫垂炎の件ですが、小生も愚考を重ねてみました。
1)受診時すでに穿孔して汎発性腹膜炎になっていたとしたら、虫垂は減圧されかえって腹痛は一時的に軽快していた可能性があり、医師に主訴として訴えていなかったこともありえる。これでは診断できなかったとしても無理はないでしょう。
2)ただでさえ難しい虫垂炎の診断ですが、昨今なんでもかんでも緊急CTを撮影するようになり(少なくとも当院では)、ていねいな触診をせず、仮診断さえつけずにいきなり急性腹症として全腹部CTを依頼する。触診などの基本的技術を学ぶ機会を医師自身の手で亡くしている。というか、最近多いようですがいきなりCTを求める患者側にも問題がある。
3)夜間休日一人当直医にできることは限られている。平日多くのスタッフでやっているレベルを求めること自体がナンセンスである。
といったところでしょうか......
by (2010-10-19 08:12) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

穿孔して一時的に痛みが軽くなったのではないかという意見は多いようですね。

CTの話ですが、うちの病院でも「身体所見や疑い病名をきちんと書いて下さい。未記入の場合、今後は撮りません。」と言う放射線科医のコメントをよく見ます。よく見るということは、結局は撮ってくれているんですけどね。
(私は術前データを見るだけで、私が指示を出しているわけではありません)

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: タブロイド紙の男の記事
DATE: 11/09/2009 20:56:56
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CATEGORY: 医療事故
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-10-19 17:56) 

最初の記事を読んだときに「え?膵癌(こういう治療をするぐらいですからおそらく進行した)なら周囲の十二指腸、胃や空腸、大腸などに浸潤して消化管出血することは普通にありえるはずやけど」と思いました。

どうもそのとおりだったようですね。

気になるのは、本当にその後治験対象から外したのだとしたら、なんでそんなことになったんでしょうね。
by (2010-10-22 08:03) 

税収37兆円、支出92兆円の国ですから。
さっさと破産すればいいんですよ国家経済も医療も。
そうして初めて、自分たちがいかに愚かであったかを悟ることができるでしょう。

参考:「財政危機と社会保障。鈴木亘。講談社現代新書。2010/09。税別760円。」
by (2010-10-22 08:09) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私は朝食を摂りながら斜め読みしたので、ミスリードにしっかり引っかかりました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 餃子にたとえてみれば
DATE: 10/24/2010 16:15:41
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2010-10-22 14:49) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

こんな収支を続けていれば、いつかハイパーインフレが来るに違いないと、何年も前から株に手を出してきました。国が破産するより、私が破産しそうです。
by (2010-10-22 14:52) 

ハイパーインフレとは物価上昇率が月50%、年約13000%上がることですが、戦後でも月5%、年率60%であったとのことから、ジンバブエのような特殊状況下でなければ、まずそこまでのものは起こらないだろうと言われています。参考:「日本経済復活 一番かんたんな方法。勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之。光文社新書。2010/02。税別740円。」

ちなみに森永卓郎氏の本によれば物価=輸入品価格+人件費+経費であり、どれかが上がるとどれかが下がるので、その意味でもハイパーインフレはまず起きないだろうと。

それよりも怖いのは円暴落、株価暴落と金利の暴騰です。借金をせず、有望な不動産や実物資産(金地金は高いですけどね)を確保するのがまだましかと。小生も家のローンだけは必死で払い終えました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ホメオパシーの記事が台無しだ(1
DATE: 10/21/2010 17:35:59
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-10-25 08:10) 

ただし公的保険診療の日本では菅氏が言うように医療関係にさらに力を入れ、余計に予算をつぎ込んでも国家経済の上昇には寄与せず、かえって足を引っ張るという話があります。
もともと公費でディスカウントしている市場にさらに公費をつぎ込むのはばら撒きにすぎない、既存の医師看護師や一部の経営者の給料報酬が上がっても、他の特に事務系職員の多くを占める派遣社員、非正規労働者の給料はかわらず、もし全体として人数を増やせば既存の特殊資格保有者(主に医師看護師)以外の給料はかえって下がる。そして他の職種、他の産業への影響は菅氏や医療関係団体が言うようにプラスにはならず、彼らから新たな負担(医療費や税金の値上げ)を強いることによってかえってマイナスになると。

参考:「財政危機と社会保障。鈴木亘。講談社現代新書。2010/09。税別760円。」p96-p127。
by (2010-10-25 08:20) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

ハイパーインフレというのはものすごいインフレと言うだけでなく、きちんとした定義があるのですね。お恥ずかしい。

もう株の暴落で一財産無くしました。何とか家だけは借金無しで確保していますので、大病したら医療費をかけずに素直に死ぬことにすれば、退職金で余生は過ごせそうです。
by (2010-10-27 17:47) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

結局はアクセスを減らす以外に医療崩壊を防ぐ方法はないのでしょう。

本当に医療を必要とする重大な病気だけを対象にするようになるほか無いと思っているのですが、見逃しを免責して貰わないと不可能ですね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 本当かなあ
DATE: 10/28/2010 20:58:08
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2010-10-27 17:51) 

なるほどそういうことですか。東大にもこんなアグレッシブな医師がおられるのですね(失礼)。感心しました。お見事な推察ですね。

古館氏も最近はたまにいいこと言うようになってきたか、と思ってましたが企業姿勢自体は全く変わってないようですね。

ちなみに小生は安楽死が最高の終末期医療だと信じる人間です。
by (2010-10-28 08:08) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

上先生は医師と言うより医療問題の専門家です。
ちなみに、私の考える安楽死は、寿命を縮めないで安楽に死を迎えられるものです。
今ではかなり理想に近づいているようです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 善意を装った悪意
DATE: 06/22/2013 18:41:57
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 旅行 / 宿
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-10-28 17:38) 

くも膜下出血の原因となる動静脈瘻や動脈瘤はなかったのでしょうかね。書いてないということは。
by (2010-10-29 07:30) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

さすがに調べていないと言うことはないでしょうし、あったのなら記事に出ているでしょう。
でも、ノミの衝撃が原因というのも腑に落ちないのですよねえ。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自己責任って何だっけ、何だっけ
DATE: 11/14/2010 22:21:08
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CATEGORY: その他(医療関連)
by (2010-10-29 17:32) 

亡くなったこどもさんのご冥福をお祈りします。

一億総ガキ社会。「成熟拒否」という病。片田珠美。光文社新書。2010/07。税別760円。という本があります。

ほぼすべての日本人に該当すると思われます。
by (2010-11-15 08:14) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

大人になりきれていない人が法廷で責任を追及されたらどうなるのか、原告は分かっているのでしょうか。

被告側もかなり辛辣に反論することが予想されますから、祖母は耐えられるでしょうか。実際に手を下したのは祖母ですから。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 朝日がまたやっちまったな
DATE: 11/20/2010 13:24:56
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by (2010-11-15 18:44) 

もし逆子や臍帯絞扼などが起きていたらどうなったのでしょうか。

そして救急搬送が間に合わず亡くなったりしたら遺族マスコミの対応はどうだったのでしょうか。

考えるだけでぞっとしますね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: こんどは麻酔科医がやっちまった
DATE: 11/23/2010 04:53:24
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by (2010-11-22 08:31) 

一度だけいい訳させていただきましょう。

神戸市立中央病院で休日に手術場に入って自己投薬して自殺した女性医師の事件のときにも思いましたが。

あまりにも過酷過ぎるのです勤務が。

そしてあまりにも少なすぎるのです報奨が。

小生自身もいつおかしくなっても不思議ではないと昔から思っています。
by (2010-11-25 08:21) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

やはり結果が悪ければ手の平を返すのでしょうね。
もちろん関わった医療機関はバッシングの対象でしょう。
by (2010-11-25 21:11) 

女性医師の自殺は本当に抗議の意志を感じました。
痛ましいことです。

でも、薬物の不正使用に関しては、やはり厳しく対処したいと思います。
医療用麻薬は麻酔科医にとって商売道具ですから、それを不正に使用したということには寛容にはなれません。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 鑑定次第
DATE: 11/30/2010 17:30:11
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2010-11-25 21:15) 

心内膜下梗塞か何か循環器専門医でないとわからないような心電図所見だったのでしょうねきっと。

ほっとしました。しかし控訴されないでしょうかね。
by (2010-12-01 07:44) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

過去においては、最高裁は事実認定をせず手続き上の不備の有無を判断するだけだとして門前払いをされ、トンデモ判決に泣いた病院がありましたが、この事例が控訴されたらどうするのでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 終末期患者ビジネス
DATE: 10/27/2010 18:07:50
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
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by (2010-12-01 20:46) 

こんな瑣末な知識にこだわる日本の低レベル偽教育が、現在の日本人特に若者たちの凋落を産み出し、今後さらに国家破産後再生不能な状況を作っていくのです。

要するに、教育は理論ではなくこどもが大人になって、自立して働いて自活できることを目標とすること、教育の真の目標はこどもを自立自活という道を通して幸せにすることである、という一番大切な考えが何十年も忘れ去られているのですこの国では。

具体的に言えば東大法学部卒の官僚を量産することを唯一の目標目的として、それに該当しないこども若者たちは脳の発育が旺盛な、2度と戻らない貴重な幼児小中高教育期間にどれだけ無駄無意味なことを押し付けられ、不幸せになっても国家は関知しないということです。

これが引きこもり、自殺殺人、モンスター○○増産にも繋がるわけです。

参考:「なぜ日本の若者は自立できないのか。岡田尊司。小学館。2010/12。税別1300円。」、「一億総ガキ社会。「成熟拒否」という病。片田珠美。光文社新書。2010/07。税別760円。」
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 没ネタと推薦ネタ
DATE: 04/03/2011 06:49:20
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CATEGORY: その他(一般)
by (2010-12-21 07:54) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

前半部分については先生のコメントに賛成です。
後半については勉強もしていませんし、あまり考えても居ませんので留保させていただきます。
原因はともかく、日本の国力が廃れてきたのは間違いないのでしょうね。
by (2010-12-21 21:50) 

何十年か前に出版された、矢野健太郎の「ゆかいな数学者たち」だか「おかしなおかしな数学者たち」に、全く同じ状況の疑問と、それに対する回答が載っていたのを思い出します。

やはり、積の交換法則により、順序の前後は問わない、ということだと説明されていました。当たり前ですよね。
by (2010-12-25 23:02) 

峰村健司 先生、コメントありがとうございます。

自分流を押しつけたい人たちは何時の世にも居ると言うことですね。
by (2010-12-26 00:54) 

>通常であれば麻酔器の吸気圧モニターによってアラームが鳴り、患者監視装置の呼気炭酸ガスモニターと酸素飽和度モニターによってもアラームが鳴るはずです。
麻酔器のアラーム(低圧アラーム)は止められないと思いますが...

>もちろん今の若い外科医にそれを望むのは酷なことでしょう。今回の事故で執刀医の責任を問うのは筋違いだと思います。
管理責任はあくまで麻酔科医にありますから,これはその通りでしょうね.ただ,外科医の先生が気付いてくれれば防げたでしょうけど.

>ところで、これは麻酔ミスなんでしょうか。
「麻酔事故」と言うべきでしょうけど,マスコミに厳密な用語の使い方を期待するだけ無駄かと思います.
by (2011-01-16 10:31) 

事情が痛いほどよくわかります。

昔からマンパワーの足りない放射線科画像診断医など専門外のことがほとんどですし、ハードウエアソフトウエアの飛躍的進歩に伴い仕事量読影量が20年前の5倍ほどに膨れ上がっていますから、毎日掛け持ちやっているのと同じです。こんなことでいいわけがないけど、そうしないと病院機能が麻痺することもわかっていますからね。

今でもこうなのに国家破産したらどうなるんだろう、と最近はまるで他人事のように考えています。
by (2011-01-17 08:40) 

Level3 先生、コメントありがとうございます。

私は経験がないのですが、ガンマ・プローブというのは大変な音がするものらしいですね。
アラームが聞こえなくても無理もないとの意見を部下より聞きました。
by (2011-01-17 17:43) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

私ももうすぐ定年と言うこともあり、かなり他人事です。
ただ、この事例の調査報告書がネットで読めるのですが、掛け持ち麻酔ではなかったようですね。

本来は事故調査は公開しないことを前提に、正直に報告して貰うことを旨とすべきなのですが、こんなので良いのでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 陰性証明
DATE: 10/14/2009 04:14:23
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
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by (2011-01-17 17:47) 

JSJ

 算数教育の中に国語(日本語)教育の問題をもちこんでいるのではないか、と感じました。
 つまり件の約束事は「日本語の文章題の意味を正しく理解している、ということを表現させる方法」として仕込んでいるのではないかと。
 だからこそローカルルールにならざるをえないのでしょう。
 それが、良い事か悪い事か、意見する準備は 私にはありません。

 ただ願わくは、子ども達が
 5円/個 x 3個 = 3個 x 5円/個 = 15円
 を「再発見」する時に、古い知識が軛になりませんように。
by JSJ (2011-01-19 09:18) 

JSJ 様、コメントありがとうございます。

中学に入れば文字式の書き方を習うことになり、基本的には日本語式の逆ですから、小学校高学年まで順序を強制すると混乱するのではないでしょうか。
by (2011-01-19 17:30) 

積分定数

はじめまして。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4341118
ミクシィコミュ算数「かけ算の順序」を考える
の管理人をやっている積分定数と申します。

この先生も、書いた記者も、算数・数学が分かっていないようです。

>一見異なっているように見えるものが実は同じものと見なせる、等価である、

同感です。「3×4と4×3は答えは同じだけど意味は全く違います」と言う人は、かけ算の意味を理解していないと思います。かけ算を理解したら、両者の区別は付かなくなると思います。

 3を4つ足すのと4を3つ足すのが同じ、というのは、「三角関数と指数関数が同じである」、と同様の面白さだと思います。

 そんなわくわくするような面白さが、訳の分からない兎や蛸によって台無しになるのが悔しいです。

 あの授業を子どもは楽しいと思うでしょうが、それは算数の楽しさとは無縁だと思います。

 先生も記者も、「へんてこな動物」という表面的な「面白さ」に惑わされてしまっています。

ということで、

あのような授業を「花まる」として掲載したことの責任は重大であるので、このようなかけ算の順序にこだわる指導法について検証するような記事を検討して欲しいと、朝日新聞にメールしました。

長文失礼しました。
by 積分定数 (2011-01-20 23:11) 

積分定数様、コメントありがとうございます。

この問題は始めはキクログで知ったのですが、その後積分定数様が積極的に動かれているのを知り、事の重大さに思い至ったという経緯があります。

今後ともよろしくお願いします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ホメオパシー支持者にも訊いてみたい
DATE: 07/31/2010 02:31:52
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CATEGORY: その他(医療関連)
by (2011-01-21 06:40) 

猛スピードで暴走する車のタイヤを狙ってパンクさせるなんて、映画の中だけの話だと思います。前後から狙うとフェンダーに大部分が隠れるし、側面から狙ってもゴムの部分は車輪のごく一部ですからね、大部分はゴム以外のホイールですから。狙いやすいように伏せたりすると逆にひき殺される恐れがありますし。レーザー照準器つきの速射可能な自動拳銃でも難しいのに、ふつうの回転式拳銃ならまず無理でしょう。机上の空論に過ぎません。

だいたいこんな理不尽なことを許すと、売○政権のおかげで日本の領海に中国船がどんどん入ってくるように、凶悪犯罪を激増させることになります。

死者遺族に鞭打つことはしたくありませんが、これはどう考えても非常識極まりない話です。むしろ特殊な公務執行妨害のような法整備をして、遺族から罰金を徴収することまで行わねばならないのではないか、とさえ考えさせられます。
by (2011-01-26 08:07) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

それにしても、盗みを働き、パトカーに車をぶつけるなどの暴虐を働いた犯人の家族として、恥じる気持ちというものがないのでしょうか。家族の行動は、私には恥の上塗りとしか思えないのですが。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 麻疹ワクチンは必要なんだ論2
DATE: 04/02/2012 18:32:30
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CATEGORY: その他(医療関連)
by (2011-01-26 17:44) 

なんでもかんでも機械に頼るのは嫌なのですが。

実効力のある対策としては、オーダー時に印刷される伝票と、血液に貼付された伝票双方に特殊なバーコードのようなものをつけ、目視だけでなく両方を専用読み取り機で読み込ませ、一致しないと輸血できない(輸血装置が稼動しない)ようにするしかないのではないかと.......
by (2011-01-27 07:56) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

バーコードを読み取らせて一致しなければ投与しないという決まりにはなっていただろうと思うのですが、やはりルールは破られるためにあるのでしょうか。投与できないようにするにはコストがかかりそうですし、困ったものです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: その見出しはないんじゃないの?
DATE: 03/02/2012 12:36:49
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CATEGORY: 生活 / くらし
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CATEGORY: その他(医療関連)
by (2011-01-27 18:03) 

デジタル化、フィルムレス化していればモニタに正しい画像が表示されるので、表示されたあとで故意に左右反転させない限りこういうミスはありません。(ただしなんらかの理由で腹臥位で撮影されたときは注意を要しますが)
フィルム運用の施設なら、画像の隅に印字された患者名、日付とかを確認して、フィルムが裏返ってないかを確認して左右を確かめねばなりません。
しかし一番気になるのは。
おそらく深部の小さな腫瘍で表面から見てもわからなかったのでしょうね。
それならば、摘出直前に術中エコーをして腫瘍の有無を見るのは当然ではないか、と画像診断医の立場としては思いますが。外科系医師としても当然ではないかと。(反論はあるかもしれません。術中エコーのない施設もあるでしょうから。)
by (2011-02-09 07:41) 

Paul Carpenter 先生、コメントありがとうございます。

確認のための術中エコーは医療安全の面から推奨されていると思います。
それが出来ないところでは可能な方法をとればいいのでしょう。
とにかく、少しでも防げるエラーは防ごうとする姿勢が重要なのだろうと思います。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 医療崩壊容認派の私ですが
DATE: 12/25/2009 13:10:27
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CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
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by (2011-02-09 18:26) 

いまの日本人に足りないもの

ひとつは死生観の確立。いつまでたっても死ねない、死ぬ覚悟ができてないからまっとうな生き方ができない。

そして想像力。自分の言動がどういう結果をもたらすかという最低限の想像力も働かせられない。

さいごに中長期展望。短期的な儲けを考えるだけで、中長期のポリシーも計画もない。

典型的な事例だと思います。
by (2011-02-15 08:28) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

ただのクレーマーに対してだって先生のような感想を持ちますが、自分が一方的に悪いのに訴訟まで起こすというのは想像の上を行っています。
by (2011-02-15 17:54) 

昨日言い忘れました。

今の日本人に足りないものの追加です。

自立。大人としての成熟。

何かあれば他者のせいにする、困ったら社会に助けを求める。自助努力、自己変革は死語に。

破産寸前国家で、21世紀にもなって時代遅れのア○政権が実現したことがそれを如実に物語っています。

参考;「なぜ日本の若者は自立できないのか。岡田尊司。小学館。2010/12。税別1300円。」

「一億総ガキ社会。「成熟拒否」という病。片田珠美。光文社新書。2010/07。税別760円。」
by (2011-02-16 08:12) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

日本の少子化の原因として、大人になりきれないと言うことがあるような気がしています。子供には子供を育てることは無理ですからね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: インシデントを報道する意味
DATE: 04/20/2010 22:54:25
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2011-02-16 23:11) 

出血が口腔内に溢れて溺水に近い状態。患者は呼吸困難、苦痛、極度の恐怖のあまりに体動が自制できない。

こんな状況で全麻せずに挿管しろ、と言うほうが非常識じゃないですか。
by (2011-02-25 07:49) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

たぶん非常識な意見書を書いた麻酔科医が居るのでしょう。
誰だか知りたいものです。
by (2011-02-25 13:29) 

老衰直前の高齢者ないし癌末期患者でナトリウムを含めた電解質バランスが崩れるのは当然じゃないんですか?

また学生時代読んだテキストに「みかけ上の低ナトリウム血症に騙されて安易にナトリウムを補給してはいけない」というようなことが書かれていたと思いますが。

だいたい今の高齢者は優遇されすぎです。

肺炎心不全肺水腫が臨床的にも単純写真でも明らかなのにいちいちCTを撮影して多くの検査をして(多くは家族の要望と訴訟対策)無駄な医療費を使いまくり医療関係者を疲弊させ、さらに公的年金は今貰っている人たちは掛け金のプラス約2500万、今生まれたばかりの赤ちゃんは将来マイナス約2500万で、5000万以上の格差があるという話。
参考:「財政危機と社会保障。鈴木亘。講談社現代新書。2010/09。税別760円。」

すべていつも小生が主張する死生観の確立していない国民、自分自身やこども若者たちの未来を想像することさえできない一億総ガキ社会のなせるわざだと思います。

とにかく早々に国家破産して一度地獄に堕ちるしかないですよ。
by (2011-02-28 08:27) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

長く生かされることが幸せなのかは疑問ですが、今の後期高齢者に対しては、結構金をかけていると思います。もうそんな余裕はないのに。

団塊の世代は死ぬまで年金に頼らずに働き、病気で働けなくなったら早く死ぬほか無いのでしょう。私自身は、その覚悟で居ようと思います。既に延命治療不要の書類は用意しました。

団塊の世代が今までに払った年金は、今までの高齢者に支払った分を除いても、本来はかなり余っていたはずです。実際には年金というのはネズミ講なので、胴元(社会保険庁)がとっくに散財してしまったのですね。

でも、まあ、済んだことは仕方がありません。未来を担う若者を犠牲にしてまで安楽な老後を送ろうとは思いません。
by (2011-02-28 22:28) 

ビビりの内科医

低ナトリウム血症の治療として、水制限がありますよね。低張液を安易に入れず、水分摂取に制限を加える…つまりは傍目からすると「何もしない」わけで、しかしこれがまっとうな治療となるわけですが、それを否定したということですね。
裁判官が、治療方針は俺が決定してやる、と宣言した、まさにそんな判決なんでしょう。当然、それにより肺水腫が起こった暁には責任を取ってくれるんですよね?裁判官さん。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: ご飯パン普及委員会
DATE: 04/29/2010 21:37:55
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 趣味
CATEGORY: グルメ / お酒
by ビビりの内科医 (2011-03-02 23:11) 

ビビりの内科医先生、コメントありがとうございます。

おそらくは、あほな判決の裏にはあほな鑑定があったのではないかと思うのですが、誰がどんな鑑定をしたのか知りたいものです。
by (2011-03-03 02:04) 

同じことが国防にもあてはまります。

外国から攻撃されても、閣議を開いてさまざまな手続きを経なければ自衛隊は反撃できません。

手続きが完了する前に国民を助けたら、その自衛官はあとで処罰されます。閣議決定までは見殺しにしろと。

参考:専守防衛。清谷信一。祥伝社。

いろんな意味で世界一危ない国のひとつです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: CPRは回復可能な症例だけにしましょうよ
DATE: 03/04/2011 15:59:21
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2011-03-07 08:43) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

国防のような大切なことで、現場で判断して行動して良い場合が適切に決められていないとしたら、極めて問題ですね。
by (2011-03-07 18:14) 

あらま。

こういうことをきちんと検証するというところがすごいですね。
by (2011-03-09 08:20) 

Paul Carpenter先生、コメントありがとうございます。

アメリカでは既に搬送前の輸液については疑問視するガイドラインがあるようです。
「NATROMの日記」のコメント欄で見ただけで裏は取っていませんが。

実は、数日前に日本語版メディカルトリビューンが届いていたのに読んでいなかったのですが、その一面に今回取り上げた記事が載っていたのですね。

すぐに読めば良かったと後悔しているところです。
by (2011-03-10 02:54) 

大量出血時の輸液の問題とも絡むところがあるようにも思われますが.
大量輸液すると血液希釈から凝固能が低下することや,血圧を挙げると出血量も増えるというところが問題なんでしょうか.
血圧を70台くらいでキープできる程度に輸液量を抑えた方がよいというのはある意味正しいように思えますね.
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 誤診は過誤?
DATE: 06/09/2010 18:10:50
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2011-03-13 02:45) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

血液の希釈による凝固能の低下と血圧上昇による出血量の増加、および、血管確保に要する時間が問題のように思われます。

圧迫止血の出来ないような症例で問題になるのでしょうね。
by (2011-03-13 05:45) 

この巨大地震と連続する原発事故は決して自然災害ではありません。史上最悪最凶のテ○です。阪神淡路大震災、新潟大地震、スマトラ沖巨大地震、9.11テ○などと同じく。

原発職員東電社員自衛隊がいくら頑張っても、破壊テ○工作が続けらていれる以上、どうしようもないのです。

国民は一刻も早くその事実に気づかねばなりません。

不適切だとお思いでしたら削除ください。
by (2011-03-16 08:20) 

Paul Carpenter先生のご意見は典型的な陰謀論であり、私自身はナンセンスなものと見なしております。とりわけ、多くの被災者が存在し、みんなで力を合わせて立ち向かわなければならないときに、このような荒唐無稽で根拠のない話を広めることは、厳に慎まなければならない不適切な行為だと思っています。

それでもここに残す第一の理由は、言論統制をしたくないからです。たとえ私から見て容認できないコメントであろうとも、先生が自分の意見として述べた以上は尊重するべきだと考えています。もちろん、意見とは言えない宣伝や荒らし目的の書き込みはすぐに削除しますが。

そして第二の理由は、出来れば先生に思い直して欲しいからです。かつて、空中浮遊という荒唐無稽のオカルトを信じてオウム真理教に取り込まれた人々の中に、残念ながら何人かの医師もいました。カルト宗教と陰謀論とは同じではありませんが、根っこで繋がる部分はあると思います。このような荒唐無稽で根拠が無く、無意味なことを先生には信じて欲しくはありません。

陰謀論批判のサイトはいくつもありますが、とりあえず以下を貼っておきます。

http://www.asyura2.com/08/idletalk29/msg/500.html
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?mode=category&aim=B1A2CBC5CFC02C392E3131B1A2CBC5CFC0&display=list

事件や災害が、実はある組織がしくんだ陰謀によるものだとしたら、そのことに言及した者が無事で済むはずはないと思いませんか。少なくとも、きくちゆみくらいは謎の失踪をしていなければ信憑性はありません。私が本気で陰謀論を信じていたら、恐ろしくて誰にも言えないでしょう。

陰謀論者が平気で陰謀論を振りまくことができること、これ自体が陰謀論者自身が陰謀論を本当には信じていないことを表しているものと、私は解釈しています。
by (2011-03-16 22:32) 

bamboo先生、削除せずに掲載していただいて誠に感謝いたします。これは嘘偽りのない気持ちです。お叱りは甘んじて受けます。それこそ取るに足りない小生個人のことなぞいくらでも貶められても辱められても構いません。誹謗中傷は覚悟の上です。それがいつの日か国家国民のためになるのでしたら。

それでは明らかな事実だけ書きましょう。

昨年ビ○・ゲ○ツ氏が来日し、東芝と組んで原発を世界中に売り込み、クリーンエネルギーの推進、石油をはじめとする貴重な化石燃料の温存、世界一安全安心優秀な技術品質管理をもった日本製原発が日本経済の復興のきっかけともなるはずでした。しかしもうそれは望めません。現に今、被災地では電力が不足し、石油軽油の需要が大幅に高まっています。

もうひとつ。史上最高値目前の異常な円高です。NZ地震の時にはNZドルは下がりました。その国の貨幣価値は国力を反映しますから、NZドルの下落は当然だったわけです。
それではなぜ円は上がるのでしょう。もともと国家破産目前であった国の貨幣なのに。そしてNZ地震とは比較にならない規模のダメージを被り、今も多くの企業が生産活動を中止し、国力は限界まで落ちようとしているのに。そして日本を支える輸出中心企業はさらなる窮地に追い込まれるのに。
その理由を論理的に考えるのは決して国益を損ねるものではないと思います。

懲りずに生意気なことを連日書いているようで、今回も申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当は消え入りたい。でもそれは小生にとってはまた逃げることになります。また、というのは阪神淡路大震災の時に長田の大火の中を生き埋めになった人たちを助けるでもなく、必死で逃げた人間の悔恨です。個人的な話で申し訳ありませんが。

ただ、国家国民の幸せを願う気持ちは先生と同じであることだけはご理解くださいませ。

乱筆駄文をお赦しください。bamboo先生と日本国民のご健勝ご多幸を心よりお祈り申し上げます。そして亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。
by (2011-03-17 08:06) 

Paul Carpenter先生が、善意で、と言うよりも正義感に駆られて書き込みをしていることは確信しています。また、日本の窮状を喜ぶ勢力や、窮状を食い物にしようとする勢力があることも事実でしょう。

そのことと、破壊的な地震を、地震学や地球物理の専門家に気づかれることなしに意図的に作り出したのだと言う主張の間には、とてつもない解離があります。

また、それだけのことを成し遂げる組織が本当にあるとしたら、そのことを明るみに出そうとする存在を許すはずがありません。

陰謀論は、空中浮遊のようなオカルトか、あるいは水からの伝言のようなニセ科学でしかないのです。

なお、今後は「ビ○・ゲ○ツ」のような伏せ字を使わないでいただけるとうれしいです。
by (2011-03-17 21:30) 

ありがとうございます。せめて自分でできることとして、義援金箱をみつけるたびに募金しています。

小生は学者も含め主な権力者たちは皆同じ仲間であるか、脅迫されて言いたいことを言えない場合が多いと考えています。テレビに出てくる、苦汁に満ちた表情の方たちが本当に言いたいことを言えない気持ちを深読みしています。

莫大なエネルギーに関しては、裏付ける書籍や情報は何年も前から書店にもネットにも存在しております。それを真実だと断言できる証拠はありませんが、逆に大嘘だと証明できることもできないと考えております。
by (2011-03-19 09:08) 

ここは掲示板とは違い、議論をするには向かないのですが、一応コメントしておきます。
これ以上続けるのでしたら、NATROM先生の管理する「進化論と創造論の掲示板3」をお借りしようかと思います。
http://jbbs.livedoor.jp/study/5329/

地震発生機も荒唐無稽だと思いますが、そのようなことが可能だったとしても、主だった権力者や学者全員が仲間になっていて、脅迫まで行う組織が、秘密を暴露するような書籍の販売を許し、ネット上の情報を放置するというのは不自然です。

そもそも陰謀というのは少数で行うから秘密も守れ、分配利益も多いのです。
山のように仲間が多ければ、一人当たりの取り分はわずかです。
そんなもので良心を売るような人間が大量にいると思うのは、少々人間というものをバカにしているのではないでしょうか。

義援金について言うと、日赤のサイトでクレジットカードで簡単にできます。
義援金箱に何度も募金するより、一括して行った方が効率的だと思います。
しかも、2000円以上なら税金の控除も受けられます。
by (2011-03-19 13:53) 

先生に1冊だけどうしても読んでいただきたい本がございます。他の本は「得たいの知れない連中」が書いた本かもしれませんが、これは立派な日本の政治家が書いた本です。
「官災・民災、この国の責任。阪神・淡路大震災。高見裕一。1995/04。」
古いので書店に在庫はないでしょう。図書館で借りられることをおすすめします。
著者は阪神淡路大震災時にたしか新党さきがけの国会議員であったと思います。
阪神淡路大震災直前に「東京を離れないように。特に近畿関西圏には行かないように」という上からの指示があったそうです。しかも理由は知らされずに。
何かあるに違いない、何があるのだろうと思って神戸の自宅に戻っていたときに被災されたのです。
当時まだ珍しかった携帯電話を持っていた高見氏は個人で被災者の救援に当たりながら永田町の政治家、霞ヶ関の官僚に電話をかけまくりますが、すべてたらい回しにされ、自衛隊出動も大幅に遅れました。
そして旧社会党政権村山総理には何も知らされず、「テレビを見て知った」の失言を残して旧社会党自体も崩壊します。
そして兵庫県の人命救援より優先するような「区画整理」の震災発生直後の方針決定、地価の高騰、あまりにも速い高速道路などの復旧、暴対法が施行され窮地に立たされた神戸市を地元とする日本最大勢力組関係者によるこれまた速すぎるほどの救援物資配布(道がクルマで溢れているときに早期に配っていました)、欧米人に人的被害がほとんどなかったこと、などあとで考えれば不可思議なことだらけです。この国と世界にはそんなに多くの「予知能力者」が存在したのかとびっくりさせられます。
あのときも震災対応で一杯だった小生にはまったくわかりませんでした。今も現地で大変な目に遭われている方にはとても信じられないでしょう。第三者にしかわからないことがあります。
震災直後に地下鉄サリン事件を起こして逮捕された麻原彰晃が「地震兵器だ」と言ったのを小生も馬鹿にした一人ですが、彼の娘が書いた「私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか。松本聡香(さとか)。2010年4月。徳間書店。」に父親が名前を出すのもはばかられる恐ろしい組織の人間と関係があり、逮捕後に娘である著者にも接触を図ってきた、と文字通り命をかけて書いています。
せめて高見氏の著書だけはお読み下さい。お願いいたします。
by (2011-03-22 12:35) 

一応調べてみましたが、高見裕一氏の本は私の行くことのある図書館4施設にはありませんでした。
正直なところ、他の人に勧められても興味のない本を読む気にはなれません。

次のエントリには陰謀論に対する私のスタンスについて書くつもりで、そこでも触れる予定ですが、恐ろしい組織の存在を信じながら、陰謀を暴こうとする先生の邪魔をする私を信じてしまうのは何故ですか。

強大で恐ろしい組織であれば、何処の誰が一味であるか分かりません。私も博士号をもつ科学者の端くれですから、多くの科学者を取り込んだ組織であれば、私も取り込まれていても不思議ではないはずです。

それなのに、ここに書き込むことによって個人情報丸わかりのメールアドレスとIPアドレスを提供しています。先生が、その「恐ろしい組織」の恐ろしさを肌で感じていない証拠だと思いませんか。

トンデモ本には、素人が見たらもっともらしいことが書いてあるものです。情報を判断するときには、その道の専門家集団にその情報がどのように扱われているのかで、素人は判断すべきだろうと私は考えています。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 不注意してみる?
DATE: 06/19/2010 14:10:53
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2011-03-22 17:57) 

医師の転職支援会社名をHNとする方のコメントがここに書き込まれました。
コメント自体はCM色もなく、まともなものですが、会社のURLが貼り付けてあります。

ここが宣伝の場になることは本意ではないので、表示は控えさせて頂きます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 大回り乗車
DATE: 04/29/2011 23:11:15
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 旅行 / 宿
CATEGORY: その他(一般)
by (2011-04-28 17:42) 

YouTubeにuploadされた男子や女子のシングルスの準決勝や決勝をみました.男子では世界ランク1位のWan Haoが決勝で破れましたが,あのペン裏のフリックやドライブはやはりすごい威力ですね.今回はZhang Jikeの方が当たっていたというところでしょうか.女子の方はチャンイネイが引退して飛び抜けた選手がいなくなって混戦状態ですね.
中国は単純に世界ランクだけからオリンピック選手を決めないようですが...
by (2011-05-21 20:16) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

中国は優勝した張継科や馬龍などの若手の台頭があって王皓の時代が過ぎ去ったのかと思っていたのですが、どっこいまだランク1位だったのですね。まだ20代ですものね。

裏面打ちに関しては、新人が裏面打ちペンの選手と言うこともあり、うちの卓球部では、今ブームです。
実は私も密かに練習しています。

>中国は単純に世界ランクだけからオリンピック選手を決めないようですが

ランク28位以内と各国最大2名ということだけがルールで、上位2名と決まってはいないと言うことでしょうか。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 自己責任
DATE: 05/26/2012 05:42:05
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by (2011-05-23 17:32) 

Hatanaka

はじめまして。
誤診に関する記事、大変興味深く拝読致しました。
誤診に関し、先生にお尋ねしたいできればと思いコメント致しました。

ご自身の誤診(というか、本当の病気とは異なる病名で診断したこと)に、気付く理由とはどのようなものがあるのでしょうか?
患者の容態が急変するとか、他のDrや看護師・MRなどに指摘されるなどのきっかけがないと気付けないものなのか、
定期的に診断名を見直すような習慣・ルールなどがあったりするのか…。

アトピー性皮膚炎と診断されていた知人が、もっと重症で珍しい病気と判明した話を聞き、私自身そういう誤診を受け、手遅れになる可能性があると不安に感じてご質問いたしました。
医療従事者ではないただの民間人ゆえ、見当違いな(場違いな)コメントかもしれませんが、もしよろしければ、お教えください。

宜しくお願い致します。
by Hatanaka (2011-05-26 11:23) 

Hatanaka

bamboo先生、はじめまして。
誤診に関する記事、大変興味深く拝読致しました。
誤診に関し、先生にお尋ねしたいできればと思いコメント致しました。

ご自身の誤診(というか、本当の病気とは異なる病名で診断したこと)に、気付く理由とはどのようなものがあるのでしょうか?
患者の容態が急変するとか、他のDrや看護師・MRなどに指摘されるなどのきっかけがないと気付けないものなのか、
定期的に診断名を見直すような習慣・ルールなどがあったりするのか…。

アトピー性皮膚炎と診断されていた知人が、もっと重症で珍しい病気と判明した話を聞き、私自身そういう誤診を受け、手遅れになる可能性があると不安に感じてご質問いたしました。
医療従事者ではないただの民間人ゆえ、見当違いな(場違いな)コメントかもしれませんが、もしよろしければ、お教えください。

宜しくお願い致します。
by Hatanaka (2011-05-26 11:25) 

Hatanakaさん、コメントありがとうございます。

本文にもあります通り、診断というのは常に暫定的なものです。
本当の病気とは異なる病名で診断することを誤診とすれば、誤診は日常です。

たいていの病気は自然治癒しますから、誤診でも大事にならない場合は問題にならないとも言えますね。

一方で、誤診だと治療法などが異なって問題になりそうなときには、さらなる情報を得て正確な診断を下す努力をします。

それでも、珍しい病気だと、そもそもその病気を知らないと言うこともあるでしょう。
知らない病気を診断することは無理なので、経過などからどうしても診断と矛盾するような場合には、大学病院などの、より高次の病院に紹介することになります。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 反論を載せるのと載せないのとでは
DATE: 01/27/2008 14:43:48
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
by (2011-05-27 05:14) 

Hatanakaさんへのレスは「診断は暫定的なもの」に書きました。
ネットに不慣れなのかも知れませんが、同じ質問をあちこちに書くマルチ投稿はマナー違反です。
ご留意の程、お願いします。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: とりとめのない話
DATE: 03/13/2008 13:42:33
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by (2011-05-27 06:07) 

ホント馬鹿バカしくてやる気が失せる事例です。ってか訴訟を起こした遺族は何が望み?
81年生きた人にさらにお金、社会資源を投資して何が得られるの?それって今から生まれて、丈夫に育って、社会に色々還元して、さらには次の世代を生んでくれる新生児よりもお金を注ぐ価値あるの?

天寿を全うしようとしたジジババに高価なカテーテルを湯水のように使ってインターベンションをして、CCUで濃密な看護を受けさせて、無事に退院出来たとして、家では面倒見れないから老健に放り込んで後は知らん顔?
それならジジババに多額の生命保険金をかけておいて、DNRをすぐ表明した方がよっぽど短時間で効率よくお金を得られるし、ジジババにムダなお金を払わなくてラクだと思うんですが?
この考え方、意見って現役の医者としておかしいですか?
by (2011-06-08 23:41) 

トラキライター先生、コメントありがとうございます。

ジジババに多額の保険金は無理だと思います。
さすがに保険会社が受けないでしょう。

それにしても、人生に終末期にも万全の救急医療というのは異常です。
ある月の重症救急搬送の検証をしていて、ほとんどの症例が九〇歳前後の死病の末期での心肺停止だったときには落ち込みました。

そのまま大往生で良いではないですか。
何で救急医療の手を煩わせるのでしょう。
by (2011-06-09 06:33) 

>急性心筋こうそくと診断され心破裂で死亡した。

心破裂するような病態だったんでしょ.そのまま入院してても結果は変わらなかったでしょう.心筋梗塞を診断されてたら助かったなんて誰が言えるんでしょかね???
by (2011-06-10 14:02) 

Level3先生、コメントありがとうございます。

多くの医師にとっては救急医療はボランティアのようなものですから、こんな記事を見るだけで腹が立つでしょうね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 予定の延期は難しいが
DATE: 04/27/2012 05:48:41
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 医療事故
by (2011-06-10 17:22) 

山口(産婦人科)

この発言まで存じ上げない方でしたが、Borderline の人格障害がおありになるのではと疑うような発言ですね。被害者を加害者に仕立て上げるとか、どこまでひどい人なんでしょう。
by 山口(産婦人科) (2011-12-10 07:06) 

山口(産婦人科)先生、コメントありがとうございます。

放言癖のある学者は何人か思い当たりますが、ここまで下品で悪質なのは他にいないと思います。
群大関係者は肩身が狭いでしょうね。

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: マー君の事故
DATE: 12/15/2011 21:54:56
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: スポーツ
CATEGORY: 車 / バイク/ 船
by (2011-12-10 08:38) 

気管内挿管が困難な状況であることはわかります。
自分が主治医なら、挿管困難である状況を察知したら輪状甲状膜切開を行うと思います。
by (2011-12-21 18:07) 

inthepocket様、コメントありがとうございます。

耳鼻科医であれば迅速に外科的気道確保が出来ても良いとも思えますが、その様な症例に慣れていなければ、やっぱり難しいと思います。

あとからなら何とでも言えるもので、やはり後出しジャンケンかと。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 更新が滞っていますが
DATE: 02/04/2010 03:42:35
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療事故
by (2011-12-21 21:27) 

今年の全日本卓球はいろいろな意味ですごい大会だったと思います.吉村真晴の攻撃に水谷選手が完全に押されていたのに驚きました.ラリーで押される水谷選手をみることは滅多にないですから...
思い切りの良さに,安定性が増せば世界で十分に戦える素材だと思われました.
愛ちゃんも悲願の初優勝でしたが,これまで弱かったフォアが強化された点が大きかったと思います.決勝ではフットワークもよく石川選手を完全に凌駕していました.昨年の準決勝とは逆の展開でした.
今回は準決勝の平野早矢香選手にストレートで勝っているところもすごいと思います.Youtubeあたりで映像が出てくれればよいのですが...
by (2012-01-24 20:59) 

Level3
先生、コメントありがとうございます。

ラリーは本当に吉村選手に分がありましたね。
将来が楽しみです。

今年の大会は待機当番で会場では見られませんでしたが、準決勝以上は録画出来ました。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 病院からは取り放題?
DATE: 07/22/2009 19:03:29
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by (2012-01-25 18:50) 

 いやー、研修医も麻酔を経験すべきですね、救命処置に必須な手技、薬剤投与などが満載。しかも冷静・沈着・迅速な対応が要りますから、医療の基本作業にとり、うってつけの訓練。見ているだけでも、興味さえあればかなり吸収できます。もちろん実践しないとダメです。ところで、言いたい事ですが、1972年卒業、麻酔科もロテートしました。その後、外科だけやってました。20年くらい経ち、時代遅れの普通の私病院に就職。外科医が交代で麻酔をさせられました。過去の記憶で手技は可能。しかし、麻酔はいくらやっても怖いです。専門にお任せするのがあたりまえ。お気持ちは良く分かります。
by (2012-04-06 11:37) 

トミー 先生、コメントありがとうございます。
ほぼ同世代ですね。

少し前から麻酔科は研修の必須の科ではなくなりました。
うちの病院では、せめて気管挿管だけでも出来るように教育しています。

麻酔の怖さに戻りますが、手術が終わり、術者が「手術は成功しました」と言えば、患者の家族は胸をなで下ろしたり喜んだりすると思いますが、麻酔科医が「麻酔は成功しました」と言っても、何言ってんだこいつ、と思われるだけでしょう。

重大なミスさえなければ無事で当然と思われているわけですが、確率は低いものの、致命的な偶発症だってあるのですけどね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 誤貝?
DATE: 05/18/2012 13:00:26
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: 趣味
CATEGORY: その他(一般)
by (2012-04-06 15:56) 

医療+医薬品の業界まとめニュース

相互リンク、相互RSSのお願い

運営者様へ
はじめまして、医療+医薬品の業界まとめニュースを運営しています。
このたび突然ご連絡をさせていただいたのは
当サイトと相互リンク、相互RSSの登録をして頂きたくご連絡をさせていただました。
ご迷惑でしたらこの文章は削除して頂いて結構です。申し訳ありませんでした。
まだまだ未熟ブログではありますが、ぜひ宜しくお願いいたします。

こちらでは貴サイトのリンクは登録済みです。
今後ともよろしくお願いいたします。



医療+医薬品の業界まとめニュース



ブログ:http://mednews.blog.fc2.com/



RSS:http://mednews.blog.fc2.com/?xml
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 当然なのか
DATE: 10/22/2010 04:00:53
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 仕事 / 職場
by 医療+医薬品の業界まとめニュース (2012-04-14 15:38) 

株式会社オールアバウト News Dig編集部

【All About News Digのご案内】

bamboo様

コメントでのご連絡、失礼いたします。
All About News Dig編集部と申します。

弊社が運営する生活総合情報サイト「All About」
(allabout.co.jp/)内の、
新メディア「All About News Dig」(newsdig.jp/)にて、
ある特定のジャンルに詳しく、
“持論”を世の中に広く発信したい
ブロガーの方を募集しております。

そこで、bamboo様のブログ「医療報道を斬る」を拝見し、
ぜひAll About News Digへの参加のご検討を
お願いさせていただきたいのですが、
ご連絡方法を教えていただくことは可能でしょうか。

こちらのメールアドレスをコメント欄にてお伝えするのも難しく、
お手数をおかけして大変申し訳ありませんが、
もしご興味があれば、下記ページから、
連絡先を教えていただけると幸いです。

sites.google.com/a/corp.allabout.co.jp/faq/newsdig/newdignitsuitenoo-wen-hese

ぶしつけなお願いで恐縮ですが、
なにとぞご検討のほど、
よろしくお願いいたします。

追記
このコメントですが、確認後、
お手数をおかけしますが、
削除いただけると幸いです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 信じる人は一握りだろうけど
DATE: 12/21/2012 22:28:38
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by 株式会社オールアバウト News Dig編集部 (2013-03-06 15:36) 

桜

お疲れ様でした。私は素人でよくわかりませんが、麻酔は怖いものと認識してますので、大変なご苦労があったことと思います。どの科の医師も責任ある仕事だとは思いますが、特に麻酔科は数少ない分、数多くのご苦労があったのではないでしょうか…お疲れ様でした。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: どちらが本当なのやら。
DATE: 03/31/2013 22:04:05
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by 桜 (2013-03-30 06:24) 

桜さん、コメントありがとうございます。

今後も麻酔業務には関わるので、患者に対する責任は今まで通りです。
今までと違うのは、病院の経営や院内全体の医療安全、地域医療の充実などの責任から免れて、一人の麻酔科医としてだけ働けばよいことです。

まあ、一番嬉しいのは、これで夜中に働かなくて済むと言うことですけどね。
最後まで、私が待機当番の時には、狙ったように緊急手術がありましたから。
by (2013-03-30 11:14) 

山口(産婦人科)

長い間お疲れ様でした。麻酔医はまだまだ不足していて、当分解放されることは無いでしょうが、それでも今までより楽でしょうね。趣味や旅行にいそしんでください。
by 山口(産婦人科) (2013-03-30 19:19) 

山口(産婦人科)先生、コメントありがとうございます。

当初の予定と比べたらかなり働くことになりますが、呼び出しがなくなるだけでもずっと気は楽です。

一泊旅行くらいは気楽に行けそうですので、いろいろと物色しています。
by (2013-03-30 20:46) 

桜

ウィローモスにメダカの卵が付いてきたなんて、ラッキーでしたね。私は、コッピー(赤ヒレ?)を飼っていたとき、ウィローモス何度も買いましたが一度も付属は付いて来ませんでした。メダカの卵すごい確率だと思います。昔、公園でカタツムリを2匹見つけて、大きなケースに土、木、水、小さな植木ばちを入れて飼育していたら、植木ばちの下に…たくさんの卵が…生まれたカタツムリ0.5ミリもないくらいの小ささで掃除が大変! きゅうりが大好きでしたが… 数えきれないカタツムリ…公園に帰しちゃいました。大人になるまで育ててあげられなかったことに反省。メダカの写真見たかったです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 関わった医師達がかわいそう
DATE: 04/17/2013 16:06:36
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
by 桜 (2013-04-14 19:44) 

桜様、コメントありがとうございます。

今までホテイアオイやアナカリスにサカマキガイが付いてきたことはありますが、メダカの卵は初めてです。

カタツムリは雌雄同体なので、二匹いればどんどん増えますから、大変でしたね。
私もメダカの水槽がどんどん増えていて、稚魚の誕生を喜んでばかりもいられないのですが。(^^;
by (2013-04-15 03:43) 

桜

カタツムリって雌雄同体だったなんて知りませんでした^_^;
雌雄同体だと一匹でも産卵するのでしょうか?
バカな質問かも知れませんが…本当にわかりません。
by 桜 (2013-04-15 22:11) 

ネットで検索しただけですが、カタツムリの自己受精は不可能ではないものの一般的ではないようです。
by (2013-04-17 05:15) 

ドラ

はじめまして久しぶりにクイズをみました
楽しいですね今年もあとすこしですね
看護師より
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 携帯電話の発癌リスク
DATE: 06/03/2011 03:57:02
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by ドラ (2013-12-28 22:15) 

ドラ

美味しいそうですね ぜひ作ってみたいと思います
看護師
by ドラ (2013-12-28 22:18) 

心筋梗塞

「第一回12誘導心電図伝送を考える会」

開催日 2月23日(日)午前10時半から4時
場所  TKP品川カンファレンスセンタ
出席者 救急循環器医、消防署、技師、関連者
主催  12誘導心電図伝送を考える会
会費  医師など直接関係者 1,000円

--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 説明義務
DATE: 10/23/2007 05:51:54
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CATEGORY: 診療
CATEGORY: 医療制度 / 行政
CATEGORY: 医療事故
by 心筋梗塞 (2014-01-15 14:52) 

桜

ケガをしていなくても、あのようなデコボコは
膝に悪いですよね。4年に1度のオリンピックですから
気持ちはわかりますけど… スキー連盟が何故?
ケガをしている彼女をオリンピック選手に選んだのでしょうか。
先生のいう通り、周りが止めるべきでしたね。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 車二台がベコベコ
DATE: 02/16/2014 16:59:38
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by 桜 (2014-02-10 15:22) 

桜さん、コメントありがとうございます。

伊藤選手を欠場させても、他の人を代わりに出せるわけではないようですから、行かせたかったのかもしれませんね。

万全の体制で臨んだ他の選手も練習中に派手な転倒をしていましたし、村田選手は決勝を棄権する羽目になりました。

どう考えてもけが人が出場して何とかなるはずはなかったのだと思います。

話は変わりますが、銅メダルは上村選手だと思います。
(と、ごまめの歯軋)
by (2014-02-11 05:57) 

桜

先生、ご無事で良かったです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 乱訴されたらたまらない
DATE: 04/03/2014 20:18:56
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CATEGORY: 仕事 / 職場
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
by 桜 (2014-02-18 14:50) 

桜さん、コメントありがとうございます。

経済的には大きな痛手ですが、ちょうど下にいるときに崩れたのでなくて良かったと思います。
by (2014-02-18 20:05) 

桜

食事で癌が消えたと思い込ませるようなドラマ内容でした。食事、鍼灸、マッサージなどで治るなんて話しを聞きますが、実際、癌になったとき、それに頼る気持ちもわかりますが、特に高いお金を払って買う石?癌を治す「水晶」とかには騙されないでほしいですね。最近話題になっている、発酵食品は病気になる前10年20年前から続けていれば良いでしょう。5歳のはなちゃんにお味噌汁の作り方を教えるのは、まだ早い年齢で、父親が作ればいいし、作り方は数年たってから父親から教わればいいのです。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 西尾氏の捏造がひどいらしい
DATE: 09/23/2014 05:54:42
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CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by 桜 (2014-09-03 08:48) 

桜さん、コメントありがとうございます。

命に関わる病気になったとき、どうしても藁にも縋る気持ちになったりしますよね。
そういうときに、藁を高額で売りつける輩もいますので、根拠の薄い治療法には慎重になって欲しいと思いますね。
by (2014-09-03 21:13) 

娘を守りたい父


2014年9月25日(木)


 こども医療センターへ検査にいってきます。
娘は、生後一ヶ月検診で動脈管開依存症であることがわかりました。


 今は、薬の投与もなく元気ですが、やはり血液の逆流のせいで心臓に負担が掛かり成長に影響があります。


 なぜ、今までカテーテル治療をやっていないのかというと、十分な説明もなくカテーテル手術をやりたがるのか不安でなりませんでした。


 最初に動脈管開存症と診断された病院での事、娘のカルテの生年月日、体重が間違っていることに気づき、それを伝えたところ・・・ なんと、帰ってきた返答が「よく気づきましたね」 と、言われました。


それ以来、病院・医師のことは信用できない、親もしっかりしないと注意しています。


今日の検査は、病院にいって見ないとわかりませんが、注意深く医師にも質問してみたいです。


まだまだ話すことはありますが今日はこの辺で・・・。


こう言うサイトの存在は、大変心強くかんじます。
--------AUTHOR: bamboo
TITLE: 今更ですが、「ただちに影響はない」について
DATE: 06/14/2011 17:50:54
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CATEGORY: 生活 / くらし
CATEGORY: その他(一般)
CATEGORY: その他(医療関連)
by 娘を守りたい父 (2014-09-25 08:55) 

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