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いわゆる「中華アンプ」SMSL-SA50 [趣味]

 昔使っていたAVアンプが、何とか音は出るものの、多くのプッシュボタンが効かなくなっていたので安いアンプを探してみようと思いました。いろいろと調べたのですが、 Lepai LP-2020+ のことはよく見るのに、他の格安アンプについては、余り情報がありませんでした。 Lepai の評判を見ると、音については高評価ですが、作りが雑だとの情報が多く、見合わせたいと思っていたので他のものを探していたのです。

 国内での評価が少ないのなら海外で探そうと思い、見つけたのが SMSL-SA50 でした。米国アマゾンでの評価を見ると、かなりの高評価です。おまけに価格は日本の方が安い(6千円台)ので、気分的に得をしたような気になり、注文しました。

 私のように国内での評価を検索する人のために自分の評価を残しておこうと思い、ブログに書くことにしました。とはいえ、全くの素人の評価ですから本気にしないように。

 そもそもの発端はテレビがデジタル化されて遊んでいたアナログのDVDレコーダーと40年前に造ったオンキョー20cmフルレンジ一発の自作スピーカーを壊れかかったAVアンプで鳴らしたところ、意外に良かったので、壊れていないアンプが欲しくなったのでした。

 実物を手にしてみると、期待通り作りは悪くありません。でも、分かっていたことではありますが、本当に小さいです。こんなもので本当に大型のフロアスピーカーが鳴るのかと思いますが、やってみると、鳴るのです。

 最初は往年の名スピーカー、ソニーの SSG7 に繋いでみました。いつもは、やはりかなり古いサンスイの AU-α907(1986年発売 \198,000) に繋いでいるものです。SA50で鳴らしてみると、噂通り澄み切ったクリアーな音で、音像定位も良く、ポップスだったらこちらの方が良さそうです。

 少々うろたえながらジャズを鳴らしてみると、きれいなんだけど、物足りない。ベースの胴鳴りなどが不足なのか、こう、グッと来ないのですね。この分野は AU-α907の圧勝です。説明が難しいのですが、SA50は音楽のニュアンスを伝えるのは苦手なのかと思いました。

 特性として低域が不足しているのかと思いましたが、自作のスピーカーに繋ぐとそうでもないようです。自作のものは重低音まで伸びるように長岡鉄男氏が設計した変則的なバスレフモデルなのですが、SA50 で鳴らすと、しっかりと低域まで出ています。おかげでツイーターなしで高域不足というスピーカーの欠点があらわになってしまいます。

 所詮は音楽にもオーディオにも造詣が深いとは言えない者の評価ですが、切々と何かを訴えるような音楽には向かないような気がしますが、きれいでクリアーな音を求める人、定位重視の人には、きわめてコストパフォーマンスの良いアンプだと思います。
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